TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025004453
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-15
出願番号
2023104146
出願日
2023-06-26
発明の名称
車両制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人中部国際特許事務所
主分類
B60W
50/08 20200101AFI20250107BHJP(車両一般)
要約
【課題】ユーザによる選択操作時における操作性や即応性を改善することができる車両制御装置を提供すること。
【解決手段】車両制御装置10は、走行環境検出部11と、コントローラとしてのECU12と、を備えている。そして、ECU12は、走行環境検出部11によって検出された走行環境を表す走行環境情報を取得する。又、ECU12は、走行環境情報に基づいて車両1が悪路を走行するオフロード走行状態であるか否かを判定する。又、ECU12は、オフロード走行状態である場合、車両1が悪路を走行する際に適用可能な走行支援機能を判定する。更に、ECU12は、オフロード走行状態でない場合に比べて、判定した走行支援機能を選択操作されるまでに要する操作回数が少なくなるように表示態様を変更する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動輪のそれぞれに対して駆動力源が発生させる駆動力を分配すると共に前記駆動輪の各々の回転速度の差分を吸収できる差動装置と、
前記駆動輪のそれぞれに対して制動力を発生させると共に前記駆動輪の各々の前記制動力の大きさを互いに相違させることができる制動装置と、を備える車両に適用される車両制御装置であって、
前記車両の走行環境を検出する走行環境検出部と、
前記走行環境に応じて前記駆動力源、前記制動装置及び前記差動装置の作動状態を変更することができる走行支援機能が選択操作される操作パネルの表示態様を制御すると共に、選択された前記走行支援機能に対応して前記作動状態を変更して制御するコントローラと、を備え、
前記コントローラは、
検出された前記走行環境を表す走行環境情報を取得し、前記走行環境情報に基づいて前記車両が悪路を走行するオフロード走行状態であるか否かを判定し、前記オフロード走行状態である場合、前記車両が前記悪路を走行する際に適用可能な前記走行支援機能を判定し、前記オフロード走行状態でない場合に比べて、判定した前記走行支援機能を選択操作されるまでに要する操作回数が少なくなるように前記表示態様を変更する、
車両制御装置。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記操作パネルは、複数の表示階層のうち任意の前記表示階層において前記走行支援機能を選択するためのソフトスイッチを任意の表示サイズにより表示するものであり、
前記コントローラは、
複数の前記表示階層のうち前記オフロード走行状態でない場合に前記ソフトスイッチを表示する変更前表示階層よりも上位の階層位置になる変更後表示階層にて前記ソフトスイッチを表示する前記表示態様、及び、前記オフロード走行状態でない場合よりも前記表示サイズが大きくなるように前記ソフトスイッチを表示する前記表示態様のうちの少なくとも一方に変更する、
請求項1に記載の車両制御装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記走行支援機能の判定に関する判定要素に予め付与されている判定精度の信頼度に応じて、前記信頼度が高いほど上位となるように前記変更後表示階層の前記階層位置を変更する、
請求項2に記載の車両制御装置。
【請求項4】
前記コントローラは、
判定した前記走行支援機能が選択操作されることが予測されるときに、前記表示態様を変更する、
請求項1-3の何れか一項に記載の車両制御装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記オフロード走行状態である場合において、前記表示態様の変更に関して予め変更するように指示された場合に前記表示態様を変更する、
請求項1に記載の車両制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両制御装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、例えば特許文献1に開示された車両制御装置が知られている。従来の車両制御装置は、駆動モード切替用の第一操作部と、オフロードモード切替用の第二操作部と、を備えている。又、従来の車両制御装置は、トランスファー装置のポジションを検出する検出部と、検出されたポジションと第一操作部及び第二操作部に対する各入力操作とに基づいて走行モードを設定する設定部と、駆動モード及び走行モードと多重表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-153272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、車両には、悪路を走行する際に運転者を支援する走行支援機能が搭載されるようになっている。ところで、走行支援機能のオンオフ等の選択は、急勾配や凹凸の大きな路面等、悪路走行中に操作される機会が多い。このため、前後左右に車両が傾いた状況や車両が振動し体が揺すられる状況でも正確に選択操作できるような操作性が求められる。又、悪路走行中の急な路面変化に対応するための即応性も求められる。
【0005】
一方で、近年の車両コックピットの多機能化やコネクテッドサービスの拡大等により、ソフトスイッチの設定可能なデバイスに多数の機能が集約される傾向がある。この場合、使用頻度の低い走行支援機能のソフトスイッチをデバイス内の上位の表示階層に配置することや、ソフトスイッチを操作しやすい大きな表示サイズによって表示することは、より使用頻度の高い他の機能の利用に影響を及ぼすことになる。従って、走行支援機能のソフトスイッチは、デバイス内の下位の表示階層に配置され、又、小さな表示サイズで表示される場合が多く、走行支援機能を利用する際の操作性や即応性が損なわれてしまう。
【0006】
本発明の目的は、運転者による選択操作時における操作性や即応性を改善することができる車両制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の車両制御装置は、駆動輪のそれぞれに対して駆動力源が発生させる駆動力を分配すると共に駆動輪の各々の回転速度の差分を吸収できる差動装置と、駆動輪のそれぞれに対して制動力を発生させると共に駆動輪の各々の制動力の大きさを互いに相違させることができる制動装置と、を備える車両に適用される。本発明の車両制御装置は、走行環境検出部と、コントローラと、を備えている。走行環境検出部は、車両の走行環境を検出する。コントローラは、走行環境に応じて駆動力源、制動装置及び差動装置の作動状態を変更することができる走行支援機能が選択操作される操作パネルの表示態様を制御すると共に、選択された走行支援機能に対応して作動状態を変更して制御する。そして、コントローラは、検出された走行環境を表す走行環境情報を取得する。又、コントローラは、走行環境情報に基づいて車両が悪路を走行するオフロード走行状態であるか否かを判定する。又、コントローラは、オフロード走行状態である場合、車両が悪路を走行する際に適用可能な走行支援機能を判定する。更に、コントローラは、オフロード走行状態でない場合に比べて、判定した走行支援機能を選択操作されるまでに要する操作回数が少なくなるように表示態様を変更する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、コントローラは、車両がオフロード走行状態である場合、判定した走行支援機能を選択操作されるまでの操作回数が少なるように、操作パネルの表示態様変更することができる。これにより、走行支援機能の選択操作時において、運転者は、正確な操作性と即応性とを満たして選択操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の車両及び車両制御装置の概略的な構成図である。
表示態様変更プログラムのフローチャートである。
走行支援機能の判定要素を示す表である。
表示態様の変更前のソフトスイッチの表示及び操作を説明する図である。
表示態様の変更後のソフトスイッチの表示及び操作を説明する図である。
第二変形例に係る表示態様変更プログラムのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態である車両制御装置10を、図面を参照しながら詳しく説明する。尚、本発明は、以下に説明する実施形態の他、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の形態で実施することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
7日前
トヨタ自動車株式会社
車両
28日前
トヨタ自動車株式会社
車両
27日前
トヨタ自動車株式会社
車両
28日前
トヨタ自動車株式会社
方法
20日前
トヨタ自動車株式会社
車両
27日前
トヨタ自動車株式会社
車両
29日前
トヨタ自動車株式会社
電池
27日前
トヨタ自動車株式会社
車両
7日前
トヨタ自動車株式会社
電池
27日前
トヨタ自動車株式会社
車両
8日前
トヨタ自動車株式会社
車両
7日前
トヨタ自動車株式会社
車両
28日前
トヨタ自動車株式会社
車両
20日前
トヨタ自動車株式会社
車両
今日
トヨタ自動車株式会社
電動車
27日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
29日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
29日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
29日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
1か月前
トヨタ自動車株式会社
八方弁
28日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
28日前
トヨタ自動車株式会社
電力機器
8日前
トヨタ自動車株式会社
システム
27日前
トヨタ自動車株式会社
金型装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
制御方法
6日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
27日前
トヨタ自動車株式会社
車載隔壁
6日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
27日前
トヨタ自動車株式会社
端末装置
29日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
27日前
トヨタ自動車株式会社
電池装置
27日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
1か月前
トヨタ自動車株式会社
締結構造
28日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
20日前
続きを見る
他の特許を見る