TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025003891
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-10
出願番号2023103801
出願日2023-06-24
発明の名称ウェザーストリップ
出願人西川ゴム工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B60J 10/50 20160101AFI20241227BHJP(車両一般)
要約【課題】透過音低減効果に優れたウェザーストリップを提供する。
【解決手段】車両の開閉体1周縁又はボディ2開口周縁に取付けられる取付基部10と、その取付基部10に一体成形され前記開閉体1の閉時にボディ2側の開口周縁又は開閉体1側の開口周縁に弾接するスポンジゴム製で表面に塗料50が施された中空シール部20を備えたウェザーストリップ200であって、前記中空シール部20の前記塗料50の硬度が、40.0MPa以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の開閉体周縁又はボディ開口周縁に取付けられる取付基部と、前記取付基部に一体成形され前記開閉体の閉時にボディ開口周縁又は開閉体周縁に弾接するスポンジゴム製で表面に塗料が施されたシール部を備えたウェザーストリップであって、
前記シール部の硬度が、40.0MPa以上であることを特徴とするウェザーストリップ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
車両の開閉体周縁又はボディ開口周縁に取付けられる取付基部と、前記取付基部に一体成形され前記開閉体の閉時にボディ開口周縁又は開閉体周縁に弾接するスポンジゴム製で表面に塗料が施されたシール部を備えたウェザーストリップであって、
前記スポンジゴムは、比重0.30~0.55の範囲にあり、
前記シール部の硬度が、40.0MPa以上であることを特徴とするウェザーストリップ。
【請求項3】
車両の開閉体周縁又はボディ開口周縁に取付けられる取付基部と、前記取付基部に一体成形され前記開閉体の閉時にボディ開口周縁又は開閉体周縁に弾接するスポンジゴム製で表面に塗料が施されたシール部を備えたウェザーストリップであって、
前記スポンジゴムは、比重0.40~0.55の範囲にあり、
前記シール部の硬度が、40.0MPa以上であることを特徴とするウェザーストリップ。
【請求項4】
車両の開閉体周縁又はボディ開口周縁に取付けられる取付基部と、前記取付基部に一体成形され前記開閉体の閉時にボディ開口周縁又は開閉体周縁に弾接するスポンジゴム製で表面に塗料が施されたシール部を備えたウェザーストリップであって、
前記シール部の硬度が、前記シール部の硬度と透過音の関係式から得られるもので、透過音を1dB値以上低減させる硬度であることを特徴とするウェザーストリップ。
【請求項5】
車両の開閉体周縁又はボディ開口周縁に取付けられる取付基部と、前記取付基部に一体成形され前記開閉体の閉時にボディ開口周縁又は開閉体周縁に弾接するスポンジゴム製で表面に塗料が施されたシール部を備えたウェザーストリップであって、
前記シール部の硬度が、ナノインデンテーション法によって計測された前記シール部の硬度と透過音の関係式から得られるもので、透過音を1dB値以上低減させる硬度であることを特徴とするウェザーストリップ。
【請求項6】
車両の開閉体周縁又はボディ開口周縁に取付けられる取付基部と、前記取付基部に一体成形され前記開閉体の閉時にボディ開口周縁又は開閉体周縁に弾接するスポンジゴム製のウェザーストリップ用の塗料であって、
前記塗料の乾燥後の硬度が、40.0MPa以上であることを特徴とするウェザーストリップ用の塗料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車のサイドドア,バックドア,トランクリッド,フード等の開閉体の周縁又はボディの開口周縁に取付けられ、開閉体の閉時にボディ側又は開閉体に弾接して開閉体とボディとの間をシールするウェザーストリップに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、図7に示すように、車両のドアなどの開閉体1の周縁に取付けられる取付基部10と、その取付基部10に一体成形され開閉体1の閉時にボディ2側の開口周縁に弾接するスポンジゴム製の中空シール部20を備えたウェザーストリップ(ドアウェザーストリップ)100が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このようなウェザーストリップ100においては、スポンジゴム材料を低密度化、すなわち低比重化することができれば、製品原料の削減となり、資源の節約が図れ、環境にも優しい。
ただし、スポンジゴム材料を低比重化すると、質量則に従って、車外側から車内側に中空シール部20を透過する音(以後、透過音という。)が増大してしまう傾向があることも知られている。
【0004】
例えば、ドアウェザーストリップに使用される押出成形用のスポンジゴム材の比重としては、一般的に0.45~0.70の範囲にあることが知られているが、さらなる軽量化を目指して比重0.40のスポンジゴム材にした場合、図8に示すように、比重0.53,比重0.45のものと比較して、特に人間の耳に対して大きく影響する周波数となる、2000~4000Hzの間において透過音低減性能は大きく低下する。
【0005】
このような場合、例えば中空シール部20の厚みを増大させることによって透過音低減効果は得られるが、ウェザーストリップの圧縮荷重が増大しドア閉じ性が悪くなるので好ましくない。
また、他の透過音低減手段として、中空シール部を高比重のスポンジゴム材、あるいはソリッドゴム材で形成する方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。こちらも全てスポンジゴム材で形成された中空シール部と比べると、圧縮荷重の増大によりドア閉じ性の悪化が懸念されるとともに、材料が複数になることや押出成形に使用する口金構造が複雑になることによりコスト高になるため更なる改良の余地があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6470827号公報
特開平10-236163号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明の目的とするところは、透過音低減効果に優れたウェザーストリップを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明のウェザーストリップは、車両の開閉体(1)周縁又はボディ(2)開口周縁に取付けられる取付基部(10)と、前記取付基部(10)に一体成形され前記開閉体(1)の閉時にボディ(2)開口周縁又は開閉体(1)周縁に弾接するスポンジゴム製で表面に塗料(50)が施されたシール部(20)を備えたウェザーストリップ(200)であって、
前記シール部(20)の硬度が、40.0MPa以上であることを特徴とする。
【0009】
また本発明は、車両の開閉体(1)周縁又はボディ(2)開口周縁に取付けられる取付基部(10)と、前記取付基部(10)に一体成形され前記開閉体(1)の閉時にボディ(2)開口周縁又は開閉体(1)周縁に弾接するスポンジゴム製で表面に塗料(50)が施されたシール部(20)を備えたウェザーストリップ(200)であって、
前記スポンジゴムは、比重0.30~0.55の範囲にあり、
前記シール部(20)の硬度が、40.0MPa以上であることを特徴とする。
【0010】
また本発明は、車両の開閉体(1)周縁又はボディ(2)開口周縁に取付けられる取付基部(10)と、前記取付基部(10)に一体成形され前記開閉体(1)の閉時にボディ(2)開口周縁又は開閉体(1)周縁に弾接するスポンジゴム製で表面に塗料(50)が施されたシール部(20)を備えたウェザーストリップ(200)であって、
前記スポンジゴムは、比重0.40~0.55の範囲にあり、
前記シール部(20)の硬度が、40.0MPa以上であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

西川ゴム工業株式会社
薪割り具
8日前
西川ゴム工業株式会社
ウェザーストリップ
3日前
西川ゴム工業株式会社
ウェザーストリップ
13日前
西川ゴム工業株式会社
ウェザーストリップ
1か月前
西川ゴム工業株式会社
車両用ドアのシール構造
2か月前
個人
車両
2か月前
個人
眼科手術車
14日前
個人
授乳用車両
6日前
個人
自動車運転補助装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
28日前
井関農機株式会社
作業車両
6日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
個人
台車用車輪止め具
15日前
個人
空気圧調節式ホイール。
3か月前
個人
キャンピングトレーラー
1か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
1か月前
個人
謝意シグナル装着車
1か月前
エムケー精工株式会社
洗車装置
3か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
2か月前
個人
自動車外部装着用しめ飾り
2か月前
日本精機株式会社
車外表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
29日前
株式会社青木製作所
タンクローリ
15日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
15日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
6日前
ダイハツ工業株式会社
車両
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
株式会社SUBARU
車両
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
続きを見る