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公開番号2025003528
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2024183601,2023122492
出願日2024-10-18,2023-07-27
発明の名称地中埋設灯の施工構造及び方法
出願人アトラス埋込型信号機株式会社
代理人個人
主分類E01F 9/518 20160101AFI20241226BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】本発明は、路面信号灯や景観照明灯のような地中埋設灯の施工構造及び方法を提供する。
【解決手段】本発明の地中埋設灯の施工構造は、底面のモルタル層、当該層の上部に設置される保護用ケース、当該ケースに設置される表出部、及び表出部を制御する制御部を含む。また、地中埋設灯の施工方法は、地中埋設灯を設置する位置を掘削した後、地面を平坦化する根切り工程、保護用ケース設置工程、保護用ケースに固定する表出部設置工程、交通信号制御機にオプションボードを接続してコントローラーを設置する制御部設置工程、コントローラーと表出部を接続した後、表出部の作動状態を確認する検査工程、工事現場周辺を整理する仕上げ工程を含む。
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
底面のモルタル層(10);
製品を保護するために前記モルタル層の上部に設置される保護用ケース(20);
赤色または緑色の信号が表出され、前記保護用ケース(20)に設置される表出部(30);
前記保護用ケース(20)と前記表出部(30)の間に充填され、前記表出部を固定するシリコンモールド(40)、および
交通信号制御機に接続されたオプションボード(51)と、前記表出部(30)を制御できるように前記表出部(30)に接続されるコントローラー(52)からなり、前記表出部(30)を制御する制御部(50);を含むことを特徴とする地中埋設灯施工構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、地中埋設灯の施工構造及び方法に関するものであり、さらに詳しくは、路面信号灯や景観照明灯のような地中埋設灯を施工する際に、現場での施工工程を単純化し、外部からの衝撃や各種の化学物質による腐食を防止するとともに、四季の温度変化による収縮率の違いに起因して生じるクラックなど、施工後に発生する不具合に備えることを可能とした地中埋設灯の施工構造及び方法に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
路面信号灯は横断歩道の横断方向の両側にそれぞれ設置され、下を向いている人でも横断歩道の信号が認識できるようにすることで、交通事故の発生を最小化する交通安全手段の一つである。
【0003】
最近スマートフォン(Smart phone)の使用が増加するにつれ、スマートフォンの画面に集中するために下を向き、周辺環境に注意を払わない人が増加している。このような人々のことをスモンビー(Smombie; Smart phone + Zombie)というが、スモンビーは横断歩道を渡る際にも信号を確認せず、交通事故を誘発する原因となっている。
【0004】
そこで、スモンビーたちの交通事故を防止できるように横断歩道の出入口に路面信号灯を設置することで、頭を上げずに現在の横断歩道の信号を認識させるのである。このような路面信号灯は、信号を発生させるためのLEDを透明または半透明のケース内部に設置し、LEDから赤色または緑色の光を発光し、現在の横断歩道の停止信号または歩行信号を示すようにしている。
【0005】
ところが、前記の路面信号灯を地盤に直接施工すると、地盤の湿気が路面信号灯の内部に浸透して路面信号灯に故障が発生し、または路面信号灯が誤動作する可能性はもちろんのこと、外部からの衝撃が作用し、または化学物質による腐食が発生して耐久性が低下するという問題がある。
【0006】
また従来は、地中埋設灯の表出部を現場で組み立て施工することから作業工程が複雑になり、組立ミスによる誤作動の問題が発生しかねない別の問題があり、外部コネクタを利用して表出部間を接続し、電線が表出部の外部に露出することから表出部の圧迫により電線の被覆が剥がれるなどの損傷が発生し、短絡や漏電などの不良を引き起こしかねない問題もある。
【0007】
一方、本発明に関連した先行技術を調査した結果、複数の特許文献が検索されたが、その一部を紹介すると次の通りである。
【0008】
特許文献1は、透明な材質の上部カバー;前記上部カバーの底面に結合され、不透明な材質で形成され、その内部には収容空間が形成されたガイドカバー;前記ガイドカバーの底面と対応する位置に設置された基板;一端は前記基板に結合され、他端は前記ガイドカバーを貫通し、前記上部カバーを通して光を照射するLED;前記収容空間に内蔵設置された防湿部材;及び前記基板の底面に結合された放熱モジュールを含み、放熱及び防湿効率が改善されることはもちろん、運転者の視野に直接光が照射されることを防止する放熱及び防湿機能が改善された路面信号灯を開示している。
【0009】
特許文献2は、上部ケースと下部ケースから成り、歩道と道路を区画する境界石の一方の側の地面に構成されるケースと、前記ケース内側の空間を区画し、個別的な放熱及び横断歩道の信号灯と連動するように上部ケースの内側に傾斜をつけて形成されるLEDパネルと;前記上部ケース内部の側壁面に形成されLEDパネルから発光される光を反射させる反射コーティング層と; 外部の湿気の内部への流入を遮断しLEDパネルに形成された回路パターンの腐食による断線またはショートの発生を防ぐべく上部ケースと下部ケースの間に設置される水密パッキンと;前記ケースの内部に設置されたLEDパネルによって区画された空間から熱を帯びた空気を移動させ放熱が行えるように下部ケースの低部内側に設置される複数の膨張部材と;前記膨張部材が外部に露出することを防ぐとともに下部ケースの底部に設置できるように下部ケースの底部に固定部材によって設置されるカバーを含み、下を向いたままの状態でスマートフォンを見ながら歩行する歩行者が横断歩道の待機線の路面で点灯する歩行信号を容易に認識できるようにし、横断歩道の歩行にかかる利便を提供することのできるLED路面信号灯を開示している。
【0010】
特許文献3は、上部表面が地面に露出するように歩行者道路または横断歩道に埋設されるLED発光路面信号灯において、正方形または長方形からなる前記上部表面と四つの側面が一体的に形成され、下端は全体が開放されている合成樹脂製の上部ケース;外側面が前記上部ケースの内側面に密着するとともに前記上部ケースの内部に挿入される金属製の放熱ケース;及び複数のLED発光素子が配置されており、前記放熱ケースに挿入されるLEDパネル;を含むが、前記放熱ケースは、上端及び下端がそれぞれ開放しており、上部空間と下部空間を区画して密閉し、前記LEDパネルから発生する熱を前記上部空間から前記下部空間に伝達する放熱底を含み、前記下部空間を複数の空間に区画して垂直方向に分割し、前記放熱底を通じて伝達される熱を地中に放出することができるように、前記放熱ケースの4つの側面と前記放熱底の下面にそれぞれ直角に連結される放熱隔壁を含み、内部で発生する熱を地中に放熱し、発光過程において発生した熱による故障の発生や寿命の短縮を防止する地中放熱手段を具備するLED発光路面信号灯を開示している。
(【0011】以降は省略されています)

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