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公開番号
2025004465
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-15
出願番号
2023104172
出願日
2023-06-26
発明の名称
パネルの固定金具及びパネルの固定構造
出願人
新中央工業株式会社
代理人
個人
主分類
E01F
8/00 20060101AFI20250107BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】弾性力が強い場合であっても、容易にパネルと支柱との間に打ち込みが可能なパネルの固定金具を提供する。
【解決手段】パネルの固定金具は、立設された支柱間に差し込まれたパネルを、折り曲げ加工された金属板の弾性力で固定するパネルの固定金具であって、鉛直断面において上下に直線状に伸びる第1縦辺部と、前記第1縦辺部の下端から上方へ折り返された第2縦辺部と、前記第2縦辺部の上端から前記第1縦辺部側へ折り返されたくの字状の第3縦辺部と、前記第1縦辺部の上端から前記第2縦辺部側へ折り返されたフランジ部とを備えることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
立設された支柱間に差し込まれたパネルを、折り曲げ加工された金属板の弾性力で固定するパネルの固定金具であって、
鉛直断面において上下に直線状に伸びる第1縦辺部と、
前記第1縦辺部の下端から上方へ折り返された第2縦辺部と、
前記第2縦辺部の上端から前記第1縦辺部側へ折り返されたくの字状の第3縦辺部と、
前記第1縦辺部の上端から前記第2縦辺部側へ折り返されたフランジ部とを備えること
を特徴とするパネルの固定金具。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記第1縦辺部と前記第2縦辺部と前記第3縦辺部とは、前記第1縦辺部と前記第2縦辺部との間の屈曲部から前記パネルと前記支柱との間に差し込まれていることにより、前記第1縦辺部と前記第2縦辺部と前記第3縦辺部とが弾性変形して前記弾性力を発揮していること
を特徴とする請求項1に記載のパネルの固定金具。
【請求項3】
前記第3縦辺部は、前記第1縦辺部と前記第2縦辺部との間の屈曲部から前記パネルと前記支柱との間に差し込まれていることにより、前記第3縦辺部のくの字状の屈曲部が前記第1縦辺部と接触すると共に前記第3縦辺部の下端が前記第2縦辺部に接触すること
を特徴とする請求項1に記載のパネルの固定金具。
【請求項4】
前記第2縦辺部は、くの字状であること
を特徴とする請求項1に記載のパネルの固定金具。
【請求項5】
前記第3縦辺部の下端から前記第1縦辺部側へ折り返された端部をさらに備えること
を特徴とする請求項1に記載のパネルの固定金具。
【請求項6】
鉛直方向に形成された溝部を有する複数の支柱と、複数の前記支柱の対向する前記溝部に差し込まれるパネルと、を備えたパネルの固定構造であって、
請求項1から請求項5のいずれかに記載のパネルの固定金具が前記パネルと前記支柱との間に差し込まれて前記パネルが前記支柱に固定されていること
を特徴とするパネルの固定構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、高速道路や線路脇等の騒音源に沿って設置される防音壁又は遮音壁等のパネルを、金属板の弾性復元力を利用してH形鋼等からなる支柱に固定する固定金具及びパネルの固定構造に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、H形鋼等からなる支柱が所定間隔をおいて立設されたうえ、そのH形鋼のフランジ内に防音パネル又は遮音パネル等が差し込まれた防音壁等が設置されており、高速道路、線路、工場等の騒音源から騒音を防音又は遮蔽(遮音)することが行われている。
【0003】
この防音壁の防音パネルの支柱(H形鋼等)への固定は、例えば特許文献1に示すように防音パネルと支柱であるH形鋼のフランジとの間の隙間に、鋼板などの金属板から折り曲げ加工された固定金具を打ち込んで、固定金具の板バネとしての弾性復元力で押圧固定するものであった。
【0004】
特許文献1には、折曲部を介してV字状をなす側板及びバネ板と、該バネ板の頂部から側板側に鋭角状に折曲されており更にその先端が僅かにバネ板側に折曲されている折曲片とから形成されており、H形鋼から成る支柱間に落し込んで施工される防音パネルやプラスチック板パネルの壁パネルの両側端で該支柱のフランジとの間隙に打ち込まれて該壁パネルを該支柱に固定する壁パネル用固定金具において、該側板の中央部が一辺を残して切り欠かれて該一辺を支点としてバネ板側に折曲されている引掛用舌片が該折曲片に穿設されている引掛用舌片受け口に引掛けて固定されている壁パネル用固定金具が開示されている(特許文献1の特許請求の範囲の請求項1、図1、図2等参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001-65523号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一方で、近年、防音パネル又は遮音パネル等がより大型化し、より面積のあるパネルが用いられることが多くなっている。このため、従来であれば一般的にパネルを固定するのに必要な押圧力は2kNでされていたが、近年ではパネルを固定するのに6kNの押圧力が必要とされている。これにより、より面積のあるパネルを支えるために、より弾性力が強い固定金具が必要とされている。
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載されている固定金具では、図10に示すように、固定金具100をパネル8と支柱7との間に差し込む際に、バネ板130と天板150との二か所を打撃する必要があった。このため、弾性力の強い固定金具を扱う場合、バネ板130と側板120との間が開き、パネル8と支柱7との間に入りにくくなるという問題があった。
【0008】
また、特許文献1に記載されている固定金具では、弾性力の強い固定金具を扱う場合、固定金具100とパネル8との接触点Iの箇所で折れ曲がり、パネル8と支柱7との間に入りにくくなるという問題があった。
【0009】
そこで、本発明は、前述した問題に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、弾性力が強い場合であっても、容易にパネルと支柱との間に打ち込みが可能なパネルの固定金具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
第1発明に係るパネルの固定金具は、立設された支柱間に差し込まれたパネルを、折り曲げ加工された金属板の弾性力で固定するパネルの固定金具であって、鉛直断面において上下に直線状に伸びる第1縦辺部と、前記第1縦辺部の下端から上方へ折り返された第2縦辺部と、前記第2縦辺部の上端から前記第1縦辺部側へ折り返されたくの字状の第3縦辺部と、前記第1縦辺部の上端から前記第2縦辺部側へ折り返されたフランジ部とを備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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