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公開番号
2024180489
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2024177507,2021124818
出願日
2024-09-20,2021-06-18
発明の名称
膨縮自在な注意喚起装置
出願人
株式会社ZERO
代理人
主分類
E01F
9/646 20160101AFI20241219BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】従来の膨縮自在な注意喚起装置では、胴体部と腕部が一体的に形成され内部に空気を供給することにより、立体的に形成されるものであったが、腕部のみを揺動させることができず注意喚起機能は限定的であった。
【解決手段】空洞の胴体部と腕部とが一体的に形成され、胴体部に空気が供給されることによって胴体部および腕部内の気圧が上昇し、それに伴い全体が膨張して立体的形状となり、空気の供給が停止されることによって内部の気圧が降下して、先ず腕部の緊張状態が解除され、空気の供給と停止を繰り返すことにより腕部の緊張状態と開放状態と解除状態が交互になり、結果として腕部が揺動することになる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
道路等の地上に立設して看者の注意を喚起させる膨縮自在な注意喚起装置であって、
内部に空気を供給排気することによって膨縮可能な軟質の筒状の
頭部および
胴体部と、当該胴体部と内部で連通すると共に当該胴体部の延在方向と交差する方向に延在する膨縮可能で前記胴体部
の容積よりも小さな容積の
筒状の腕部と、前記胴体部に空気を供給するエアブロアが備えられ、
前記胴体部がその延在方向が鉛直方向となるよう地上に設置され、前記胴体部
の下部から前記エアブロアによって
空気が供給されることによって当該胴体部
および頭部はその内部
の空気圧が上昇しそれに伴い鉛直方向に伸長して緊張状態となって固定され、
前記腕部は前記胴体部と同様に当該胴体部から鉛直方向と交差する方向に伸長して緊張状態になって固定され、
前記
エアブロアからの
空気の供給が停止されることによって内部の空気圧が低下し、先ず前記腕部の緊張状態が解除され、重力によってその先端部が垂下し、
前記胴体部や頭部が垂下する以前に
再度空気が供給されることにより内部の空気圧が再度上昇し前記腕部は元の位置にて緊張状態で固定されることを特徴とする膨縮自在な注意喚起装置。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記腕部には、外部と連通する微細な排気口が形成されている請求項1記載の膨縮自在な注意喚起装置。
【請求項3】
前記腕部に錘が装着されている請求項1に記載の膨縮自在な注意喚起装置。
【請求項4】
前記エアブロアの電源を周期的にオン、オフさせることにより、一定間隔で前記腕部を揺動させる請求項1に記載の膨縮自在な注意喚起装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば道路上の工事現場や事故現場などにおいて、腕部を揺動させて走行中の車両のドライバーなどの看者の注意を喚起し、更なる事故の発生を未然に防止するために設置されたり、またイベント会場などで集客用の宣伝広告のために設置される注意喚起装置に関するものであり、コンパクトに折りたためて簡単に携行できることを特徴とするものである。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、交通事故現場等の状況に対応して、所要の通行や規制の手信号標識を形成して安全な通行規制をはかることができる注意喚起装置は存在する。
具体的には、基台に、通行規制のための人型の胴体を膨縮自在にするために、空気を注入、停止可能とすると共に、膨張させて起立した人形膨縮体の腕部の左側または右側を伸長、折曲可能に形成して所要の通行規制の手信号標識を形成するものは存在する(特許文献1参照)。
【0003】
【先行技術文献】
【0004】
実用新案登録第3163897号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【】
従来の注意喚起装置は、軟質の円筒形の胴体部に、その胴体部の延在方向と交差する方向(この例では水平方向)に延出する腕部が接続され、地上などに設置して前記胴体部に空気を供給すると内部の空気圧が上昇し、立体的な擬人が掲載される。
しかしながら、前記胴体部と腕部は固定的に接続され、単なる人形でしかない。
即ち、胴体部に対して腕部が相対的に移動(揺動)しないので注意喚起機能は限定的となる。
本発明はかかる従来技術の課題を解決するもので、胴体部に対して腕部を揺動させて看者に高度な注意喚起をするものである。
また、胴体部に対して腕部を揺動させる機械的機構を要せず空気圧の変化のみによってその機能を果たさんとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)本発明は、内部に気体を供給排気することによって膨縮可能な軟質の筒状の胴体部と、当該胴体部と内部で連通すると共に当該胴体部の延在方向と交差する方向に延在する膨縮可能な筒状の腕部とが備えられ、前記胴体部に気体が供給されることによって当該胴体部および前記腕部内の気圧が上昇しそれに伴い伸長して緊張状態となり、前記気体の供給が停止されることによって内部の気圧が降下して、先ず前記腕部の緊張状態が解除されることを特徴とする膨縮自在な注意喚起装置である。
【0006】
本発明では、前記胴体部に気体(例えば空気)が供給されることによって当該胴体部および前記腕部内の気圧が上昇しそれに伴い伸長して緊張状態となり、前記気体の供給が停止されることによって内部の気圧が降下して、先ず前記腕部の緊張状態が解除されるので、胴体部の緊張状態が残っている間に腕部の緊張状態が解除され、緊張状態の胴体部に対して緊張状態が解除された腕部が偏倚することになる。
また再度気体が供給されると前記腕部も緊張状態となり、偏倚位置から元の位置に戻ることになる。
従って、前記胴体部への気体の供給と停止を繰り返すことによって、胴体部に対し腕部が元の位置と偏倚位置を往復することになる。
【0007】
(2)本発明は、道路等の地上に立設して看者の注意を喚起させる膨縮自在な注意喚起装置であって、内部に空気を供給排気することによって膨縮可能な軟質の筒状の胴体部と、当該胴体部と内部で連通すると共に当該胴体部の延在方向と交差する方向に延在する膨縮可能な筒状の腕部とが備えられ、前記胴体部がその延在方向が鉛直方向となるよう地上に設置され、前記胴体部に空気が供給されることによって当該胴体部内の空気圧が上昇しそれに伴い鉛直方向に伸長して緊張状態となって固定され、前記腕部は前記胴体部と同様に当該胴体部から鉛直方向と交差する方向に伸長して緊張状態になって固定され、前記空気の供給が停止されることによって内部の空気圧が低下し、先ず前記腕部の緊張状態が解除され、重力によってその先端部が垂下し、再度空気が供給されることにより内部の空気圧が再度上昇し前記腕部は元の位置にて緊張状態で固定されることを特徴とする膨縮自在な注意喚起装置である。
【0008】
本発明では、前記胴体部に空気が供給されることによって当該胴体部内の空気圧が上昇しそれに伴い鉛直方向に伸長して緊張状態となって固定され、前記腕部は前記胴体部と同様に当該胴体部から鉛直方向と交差する方向に伸長して緊張状態になって固定され、前記空気の供給が停止されることによって内部の空気が胴体部や腕部に存在する微細な空隙から外部に漏れて空気圧が低下し、先ず前記腕部の緊張状態が解除され、重力によってその先端部が垂下し、再度空気が供給されることにより内部の空気圧が再度上昇し前記腕部は元の位置にて緊張状態で固定されるので、胴体部の緊張状態が残っている間に腕部の緊張状態が解除され、緊張状態の胴体部に対して緊張状態が解除された腕部が重力によってその先端部が垂下することになる。
また、再度空気が供給されると前記腕部も緊張状態となり、上方の元の位置に戻ることになる。
従って、前記胴体部への空気の供給と停止を繰り返すことによって、胴体部に対し腕部が上下動し、あたかも人間が腕を上下に振っているように視認されることになる。
かように本発明では別途腕部を上下させる機構を必要とせず、胴体部への空気の供給と停止を繰り返すことによって、腕部を上下に振らせることができる。
【0009】
(3)本発明では、胴体部内の空間の体積は、腕部内の空間の体積よりも大であることが好ましい。
胴体部内の空間の体積が腕部内の空間の体積よりも大であると、胴体部と腕部から同時に略同量の空気が抜けた場合、腕部内の空気の残量が相対的に少なくなり、未だ胴体部が硬度を保持していても腕部は硬度を失い、重力で垂下することになる。
従って、前記胴体部への空気の供給と停止を繰り返すことによって、容易に、腕部を上下に振らせることができる。
【0010】
(4)本発明では、胴体部内の空間の体積は、腕部内の空間の体積の10倍以上であることが好ましい。
胴体部内の空間の体積が腕部内の空間の体積の10倍以上であると、胴体部の形状をほとんど変えることなく腕部のみを上下に振らせることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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