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公開番号
2025007608
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023109128
出願日
2023-07-03
発明の名称
道路構造及び道路の施工方法
出願人
東海旅客鉄道株式会社
,
東京インキ株式会社
代理人
個人
主分類
E01C
9/04 20060101AFI20250109BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】施工コストが同等でありながら維持管理のコストをある程度抑えられるとともに、平坦性が低下しにくい道路構造及び道路の施工方法を提供する。
【解決手段】道路構造10は、踏切に用いられる道路の構造であり、平面視において、線路領域20及び非線路領域30を備えている。線路領域20は、線路と道路が交差する部分であり、例えば、道路構造10以外の線路と同じ断面構造を有している。非線路領域30は、線路領域20に隣接する領域である。非線路領域30の表面は舗装ブロックにより構成されている。舗装ブロック320の下方には、セル集合体及び第1中詰材が設けられている。線路領域20は、非線路領域30とは異なり、セル集合体及び第1中詰材を有していないのが好ましい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
踏切に用いられる道路構造であって、
線路と交差する線路領域と、
前記線路領域に隣接する非線路領域と、
を有しており、
前記非線路領域は、
舗装ブロックと、
前記舗装ブロックの下方に位置していて複数のセルを連結したセル集合体と、
前記複数のセルの中に充填された第1中詰材と、
を有している、道路構造。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の道路構造において、
前記線路領域は、前記線路の下方に前記セル集合体及び前記第1中詰材を有していない、道路構造。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の道路構造において、
前記非線路領域は、前記セル集合体と前記舗装ブロックの間に位置する弾性シートを有する、道路構造。
【請求項4】
請求項3に記載の道路構造において、前記弾性シートは開口を有しており、
前記開口内に充填された第2中詰材をさらに備え、
前記第2中詰材の粒度分布における最大ピーク値は、前記第1中詰材の粒度分布における最大ピーク値よりも小さい、道路構造。
【請求項5】
請求項4に記載の道路構造において、
前記第2中詰材は、前記舗装ブロックと前記弾性シートの間にも位置している、道路構造。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の道路構造において、
前記セル集合体及び前記第1中詰材の少なくとも上面を覆う浸水抑制シートをさらに備える、道路構造。
【請求項7】
請求項6に記載の道路構造において、
前記浸水抑制シートは不織布である、道路構造。
【請求項8】
踏切に用いられる道路の施工方法であって、
線路と交差する線路領域と、
前記線路領域に隣接する非線路領域と、
を有しており、
前記非線路領域を施工する際に、
複数のセルを連結したセル集合体、及び前記複数のセルの中に充填された第1中詰材を配置し、
前記セル集合体及び前記第1中詰材の上方に、路面となる舗装ブロックを配置する、道路の施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、踏切に適用される道路構造及び道路の施工方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
ジオセルのような、複数のセルを連結したセル集合体は、様々な場所で用いられている。例えば特許文献1に記載のジオセルは、車道、舗道、貯蔵場区域、および鉄道の路盤および/または下層路盤を補強するのに好適である、とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2012-504058号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
踏切の新設、仮設、改良等の工事を行う場合などにおいて、踏切に用いられる道路の構造には、施工コストが同等でありながら維持管理にかかるコストをある程度抑えられるとともに、経時的に劣化しにくいこと、例えば平坦性が低下しにくいことが求められることがある。
【0005】
本発明の目的は、踏切の新設、仮設、改良等に適用される道路構造であって、施工コストが同等でありながら維持管理にかかるコストをある程度抑えられるとともに、平坦性が低下しにくい道路構造及び道路の施工方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、踏切に用いられる道路構造であって、
線路と交差する線路領域と、
前記線路領域に隣接する非線路領域と、
を有しており、
前記非線路領域は、
舗装ブロックと、
前記舗装ブロックの下方に位置していて複数のセルを連結したセル集合体と、
前記複数のセルの中に充填された第1中詰材と、
を有している、道路構造が提供される。
【0007】
本発明の一態様によれば、踏切に用いられる道路の施工方法であって、
線路と交差する線路領域と、
前記線路領域に隣接する非線路領域と、
を有しており、
前記非線路領域を施工する際に、
複数のセルを連結したセル集合体、及び前記複数のセルの中に充填された第1中詰材を配置し、
前記セル集合体及び前記第1中詰材の上方に、路面となる舗装ブロックを配置する、道路の施工方法が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、施工コストが同等でありながら維持管理にかかるコストをある程度抑えられるとともに、平坦性が低下しにくい道路構造及び道路の施工方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る道路構造の平面図である。
図1のA-A断面の一例を示す図である。
図1のB-B断面の一例を示す図である。
非線路領域の分解斜視図の一例である。
非線路領域の断面構造の一例を示す図である。
図5に示した非線路領域の分解斜視図である。
非線路領域の断面構造の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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