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公開番号
2025008740
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111171
出願日
2023-07-06
発明の名称
マグネットポール
出願人
アラオ株式会社
代理人
弁理士法人柳野国際特許事務所
主分類
E01F
13/02 20060101AFI20250109BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】マグネットポールの設置面が傾斜している場合においても、ポール部を常に適正角度で立設させることができるとともに、チェーン等からなる索条体を常に適正状態で張設することが可能なマグネットポールを提供する。
【解決手段】ベース板1と、前記ベース板1の下面に固定される磁性部材2と、前記ベース板1の上面に組付けられる連結基部3と、前記連結基部3に対して前記ベース板1と平行となる回動軸41を中心に回動可能に連結される回動部5と、前記回動部5の上側に組付けられて前記ベース板1に対して交差する方向に延出されるポール部Pと、を備え、前記ポール部Pには、索条体Sが係止される二つのフック部Fが互いに対向する位置に形成され、前記フック部Fは、前記回動部5に対して前記ポール部Pの周方向に回動可能とされる、マグネットポール。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ベース板と、
前記ベース板の下面に固定される磁性部材と、
前記ベース板の上面に組付けられる連結基部と、
前記連結基部に対して前記ベース板と平行となる回動軸を中心に回動可能に連結される回動部と、
前記回動部の上側に組付けられて前記ベース板に対して交差する方向に延出されるポール部と、を備え、
前記ポール部には、索条体が係止される二つのフック部が互いに対向する位置に形成され、
前記フック部は、前記回動部に対して前記ポール部の周方向に回動可能とされる、マグネットポール。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記ポール部は、前記回動部に固定される基部と、前記基部に対して前記ポール部の周方向に回動可能に組付けられる先端部と、を備え、
前記フック部が前記先端部に形成される、請求項1に記載のマグネットポール。
【請求項3】
前記ポール部は、前記回動部に対して前記ポール部の周方向に回動可能に組付けられる、請求項1に記載のマグネットポール。
【請求項4】
前記フック部は、前記ポール部の軸方向視で前記ポール部の外周面よりも内側に形成される、請求項2又は請求項3に記載のマグネットポール。
【請求項5】
前記ポール部には、少なくとも一箇所に反射材が設けられる、請求項4に記載のマグネットポール。
【請求項6】
前記ポール部には、他の部分よりも外径の小さい小径部が形成され、
前記反射材が前記小径部に設けられる、請求項5に記載のマグネットポール。
【請求項7】
前記ベース板と前記連結基部との間、又は、前記回動部と前記ポール部との間、の何れかに減衰材が介挿される、請求項2又は請求項3に記載のマグネットポール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば車両の通行や通行人の侵入を規制したり、あるいは車両の駐車位置を案内したりするため等に用いられるマグネットポールに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、筒体の下部と区画壁とにより形成された凹部に、筒部と天部とからなるヨークを配設し、前記ヨークの天部に、マグネットを磁気吸着させるとともに、前記マグネットの下面に、保護板を取着してなるマグネットポールが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
また、例えば車両等の侵入を防止することを目的として、複数本のポールを用いるとともに、各ポールの間をチェーンで連結するように構成したチェーン連結用ポールが知られている(例えば、特許文献2を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-118159号公報
実用新案登録第3154693号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されているように、マグネットポールを構成する筒体の下部にマグネットを設け、路面等に取着された鉄板からなる設置基板に磁気吸着させるように構成した場合、マグネットポールの取り付け、及び取外しを、簡単、且つ迅速に行うことが可能である。しかし、マグネットポールの設置面は水平であるとは限らず、設置面が傾斜している場合に、マグネットポールの立設方向が傾斜面と直交した斜め方向となって安定した設置状態が得られないという問題があった。
【0006】
上述のような事態が生じるのを防止するため、マグネットが設けられたベース板に対するポール部の連結角度を変化させる角度調節部を設け、これによりポール部の立設方向を調節することも考えられる。しかし、この構成を、特許文献2に開示されたチェーン連結用ポールに適用した場合、ベース板に対するポール部の傾斜方向と、このポールに設けられたチェーン係止部の向きと、を適正に一致させることができない。この場合、相隣接するポール部間に張設されるチェーンの張設方向が不自然な状態となる可能性があった。また、チェーンに対して力が加わった際に、ポールに軸回りの回転力が生じてポールの設置状態が不安定となる可能性があるとともに、ポールとチェーンの意匠性も低くなっていた。
【0007】
本発明の目的は、マグネットポールの設置面が傾斜している場合においても、ポール部を設置面に対して常に適正角度で立設させることができるとともに、チェーン等からなる索条体を適正状態で張設することが可能なマグネットポールを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一例に係るマグネットポールは、ベース板と、前記ベース板の下面に固定される磁性部材と、前記ベース板の上面に組付けられる連結基部と、前記連結基部に対して前記ベース板と平行となる回動軸を中心に回動可能に連結される回動部と、前記回動部の上側に組付けられて前記ベース板に対して交差する方向に延出されるポール部と、を備え、前記ポール部には、索条体が係止される二つのフック部が互いに対向する位置に形成され、前記フック部は、前記回動部に対して前記ポール部の周方向に回動可能とされたものである。
【発明の効果】
【0009】
上述のように構成されたマグネットポールを傾斜面に対して設置する場合、回動軸を中心に回動部を回動させて連結基部との連結角度を調節することにより、ポール部を常に設置面に対して適正角度で立設させることができる。また、複数本のマグネットポールを傾斜面に設置して相隣接するマグネットポール間にチェーン等からなる索条体を張設する際には、フック部を回動部に対して回動変位させることにより、前記索条体を常に適正状態で張設し得るようにフック部の向きを変化させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明のマグネットポールの立設状態を示す斜視図である。
本発明のマグネットポールの立設状態を示す正面図である。
本発明のマグネットポールの構成を示す部分切欠き断面図である。
マグネットポールの使用状態を示す斜視図である。
マグネットポールの別の使用状態を示す斜視図である。
マグネットポールのさらに別の使用状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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