TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025002357
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023102470
出願日2023-06-22
発明の名称コンピュータシステムおよび制御方法
出願人株式会社バンダイナムコエンターテインメント
代理人個人,個人,個人
主分類G06T 13/40 20110101AFI20241226BHJP(計算;計数)
要約【課題】仮想空間内のイベント会場で実施されるイベントにおいてユーザ満足度を向上させる新たな技術を提供すること。
【解決手段】仮想イベント管理システム1000は、仮想3次元空間に設定したイベント会場の観客エリアに、複数のユーザキャラクタ5と複数の観客NPC6とを観客として配置する。仮想イベント管理システム1000は、ユーザ操作に基づく応援動作が、イベントのリズムやテンポと高い同調を示すように操作されているユーザキャラクタ5を、起源キャラクタ50として設定登録する。そして、起源キャラクタ50の周囲にいる観客NPC6のなかから協調キャラクタ54を選択し、起源キャラクタ50の応援動作に協調する協調動作をさせる。また、協調キャラクタ54の数を徐々に増やしてゆく。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
仮想空間内のイベント会場でのイベントの実施を制御するコンピュータシステムであって、
前記イベント会場に集った複数のキャラクタのうち、ユーザキャラクタに協調する動作を行う協調キャラクタを選択する協調キャラクタ選択手段と、
前記ユーザキャラクタのユーザの操作に基づく当該ユーザキャラクタの動作に協調する協調動作を前記協調キャラクタに行わせるための制御を実行する協調制御手段と、
を備えるコンピュータシステム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記イベント会場には、ステージエリアと観客エリアとが設定されており、
前記ユーザの操作に基づいて、前記ユーザキャラクタが前記ステージエリアに向けた応援動作を行うように制御する手段、
を更に備え、
前記協調制御手段は、前記ユーザキャラクタの前記応援動作に協調する協調動作を前記協調キャラクタに行わせるための制御を実行する、
請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項3】
前記ユーザキャラクタの位置に基づいて影響範囲を設定する影響範囲設定手段、
を更に備え、
前記協調キャラクタ選択手段は、前記影響範囲内に位置するキャラクタの中から前記協調キャラクタを選択する、
請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項4】
前記ユーザキャラクタの動作、又は、前記ユーザキャラクタの動作指示に係る前記ユーザの操作入力、に基づいて所定のパラメータのパラメータ値を変更制御するパラメータ値変更制御手段、
を更に備え、
前記影響範囲設定手段は、前記パラメータ値に基づいて前記影響範囲を可変に設定する、
請求項3に記載のコンピュータシステム。
【請求項5】
前記ユーザキャラクタの動作、又は、前記ユーザキャラクタの動作指示に係る前記ユーザの操作入力、に基づいて所定のパラメータのパラメータ値を変更制御するパラメータ値変更制御手段、
を更に備え、
前記協調キャラクタ選択手段は、選択する前記協調キャラクタの数を、前記パラメータ値に基づいて変更する、
請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項6】
前記ユーザキャラクタの動作、又は、前記ユーザキャラクタの動作指示に係る前記ユーザの操作入力、に基づいて所定のパラメータのパラメータ値を変更制御するパラメータ値変更制御手段、
を更に備え、
前記協調制御手段は、前記協調キャラクタに前記協調動作を行わせる制御を開始するタイミングを、前記パラメータ値に基づいて決定する、
請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項7】
前記ユーザキャラクタの動作、又は、前記ユーザキャラクタの動作指示に係る前記ユーザの操作入力、に基づいて所定のパラメータのパラメータ値を変更制御するパラメータ値変更制御手段、
を更に備え、
前記協調制御手段は、前記協調キャラクタの動作を前記ユーザキャラクタの動作に協調させる程度を、前記パラメータ値に基づいて変更する、
請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項8】
前記ユーザキャラクタの動作、又は、前記ユーザキャラクタの動作指示に係る前記ユーザの操作入力、に基づいて所定のパラメータのパラメータ値を変更制御するパラメータ値変更制御手段と、
前記パラメータ値に基づいて、前記イベントの演出を変更する制御を行う演出制御手段と、
を更に備える請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項9】
前記協調キャラクタ選択手段によって選択される前記協調キャラクタの数に基づいて、前記イベントの演出を変更する制御を行う演出制御手段、
を更に備える請求項5に記載のコンピュータシステム。
【請求項10】
前記パラメータ値変更制御手段は、前記ユーザキャラクタの動作、又は、前記ユーザキャラクタの動作指示に係る前記ユーザの操作入力、に基づく律動を評価する律動評価手段を有し、当該律動評価手段の評価結果に基づいて前記パラメータ値を変更する、
請求項4から9の何れか一項に記載のコンピュータシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のキャラクタが来場可能な仮想空間内のイベント会場におけるイベントの実施を制御するコンピュータシステム等に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
仮想空間において仮想的なイベントを実施することで、仮想的なイベント体験を提供する技術が知られている。例えば、仮想3次元空間に作られたイベント会場で公開コンテンツ(例えば、仮想俳優による演劇、アイドルキャラクタが歌って踊るライブ、仮想楽団の演奏、など)を公開する。観客は、イベントに参加するユーザそれぞれのユーザキャラクタ(アバター)が主であるが、一部にコンピュータ制御されるキャラクタ(以下、観客NPCと言う)を含む場合もある。仮想イベントは、現実世界では成しえない内容や規模のイベントが可能であり、また、ユーザは現実世界での移動や宿泊等を要しないので、近年人気である。
【0003】
特許文献1には、イベント会場の雰囲気や観客の状態に応じて、アイドルキャラクタのパフォーマンスにおけるライブ感を向上させ、イベントを盛り上げて観客の満足感を高める技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-158046号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
仮想イベントの体験におけるユーザ満足度の要因は、イベントに参加するユーザそれぞれで異なるかもしれない。ユーザ満足度の要因が異なるにせよ、イベントの進行に応じて徐々に参加者全体に一体感が生まれてゆくような事象や、自分を中心とした一体感が波及してゆくような事象を実現できれば、ユーザ満足度が向上すると考えられる。つまり、仮想空間で実施されるイベントに参加したユーザにとって、一体感を感じられるような技術的な仕組みが求められていた。
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、仮想空間内のイベント会場で実施されるイベントにおいてユーザ満足度を向上させる新たな技術を提供すること、である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の発明は、仮想空間内のイベント会場でのイベントの実施を制御するコンピュータシステムであって、
前記イベント会場に集った複数のキャラクタのうち、ユーザキャラクタに協調する動作を行う協調キャラクタを選択する協調キャラクタ選択手段(例えば、図8のサーバ処理部200s、仮想イベント管理部210、協調キャラクタ選択部228、図11の観客管理データ710、協調キャラクタフラグ728、図14のステップS50)、と、
前記ユーザキャラクタのユーザの操作に基づく当該ユーザキャラクタの動作に協調する協調動作を前記協調キャラクタに行わせるための制御を実行する協調制御手段(例えば、図8のサーバ処理部200s、仮想イベント管理部210、協調制御部230、図15のステップS70からステップS82)と、を備えるコンピュータシステムである。
【0008】
第1の発明によれば、コンピュータシステムは、仮想空間内のイベント会場でのイベントの実施を制御する。そして、イベント会場に集った複数のキャラクタのうちから協調キャラクタを選択して、当該協調キャラクタに、当該ユーザキャラクタの動作に協調させる動作を行わせることができる。これにより、イベント会場に集った複数のキャラクタで協調性のある動作が生まれることになる。ユーザキャラクタのユーザにとってみれば、自身が操作するユーザキャラクタに協調する動作を行う場面が訪れることとなる。結果、イベントを体験するユーザ満足度を向上させることができる。
【0009】
第2の発明は、上記のコンピュータシステムにおいて、前記イベント会場には、ステージエリアと観客エリアとが設定されており、前記ユーザの操作に基づいて、前記ユーザキャラクタが前記ステージエリアに向けた応援動作を行うように制御する手段(例えば、図8のサーバ処理部200s、観客動作制御部218、図14のステップS22)を更に備え、前記協調制御手段は、前記ユーザキャラクタの前記応援動作に協調する協調動作を前記協調キャラクタに行わせるための制御を実行する、コンピュータシステムである。
【0010】
第2の発明によれば、ユーザの操作に基づいてステージエリアに向かって応援動作するようにユーザキャラクタが制御されると、それに協調するように協調キャラクタもまた同じような応援動作をするように制御される。あたかもユーザキャラクタを基準とした一体感が醸成されてゆくようなイベント体験を実現できる。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
物品
1か月前
個人
認証システム
1か月前
個人
自動精算システム
今日
個人
RFタグ読取装置
9日前
個人
自動精算システム
1か月前
個人
保証金管理システム
1か月前
個人
売買システム
6日前
個人
管理サーバ
20日前
個人
鑑定証明システム
1か月前
個人
救急搬送システム
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
8日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
8日前
キヤノン株式会社
印刷装置
1か月前
個人
VRによる人体各部位の立体化
20日前
井関農機株式会社
ロボット作業車両
今日
個人
生成AIとの常時接続システム
1か月前
株式会社MRC
集客システム
1か月前
個人
技術マッチングシステム
2か月前
個人
未来型家系図構築システム
29日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
22日前
株式会社COLORS
表示装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
分析装置
1か月前
株式会社SEKT
文字認識装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
推定装置
27日前
株式会社ネットブリッジ
展示販売装置
1か月前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
2か月前
キヤノン株式会社
印刷管理装置
1か月前
個人
コンテンツ開示順位判定システム
1か月前
ローム株式会社
ソース機器
1か月前
ミサワホーム株式会社
プログラム
1か月前
個人
文字入力方法、文字入力プログラム
2か月前
キヤノン電子株式会社
業務管理システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
表認識装置
29日前
トヨタ自動車株式会社
作業評価装置
27日前
トヨタ自動車株式会社
作業評価装置
1か月前
株式会社インザック
コンピュータシステム
2か月前
続きを見る