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公開番号2025002292
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023102364
出願日2023-06-22
発明の名称半導体装置の製造方法
出願人住友電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H10D 30/47 20250101AFI20241226BHJP()
要約【課題】コンタクト抵抗をより低減できる半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】半導体装置の製造方法は、基板の上に、ガリウムを含む第1窒化物半導体層を形成する工程と、前記第1窒化物半導体層の上にマスク層を形成する工程と、前記マスク層に前記第1窒化物半導体層の一部が露出する開口を形成する工程と、水素およびアンモニアを含む第1混合ガスを用いてチャンバ内で前記第1窒化物半導体層の前記開口から露出した第1面の還元処理を行う工程と、水素、窒素、アンモニアおよびIII族元素の原料を含む第2混合ガスを用いて前記チャンバ内で有機金属化学気相成長法により前記第1面の上に第1導電型の第2窒化物半導体層を形成する工程と、前記第2窒化物半導体層の上に電極を形成する工程と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
基板の上に、ガリウムを含む第1窒化物半導体層を形成する工程と、
前記第1窒化物半導体層の上にマスク層を形成する工程と、
前記マスク層に前記第1窒化物半導体層の一部が露出する開口を形成する工程と、
水素およびアンモニアを含む第1混合ガスを用いてチャンバ内で前記第1窒化物半導体層の前記開口から露出した第1面の還元処理を行う工程と、
水素、窒素、アンモニアおよびIII族元素の原料を含む第2混合ガスを用いて前記チャンバ内で有機金属化学気相成長法により前記第1面の上に第1導電型の第2窒化物半導体層を形成する工程と、
前記第2窒化物半導体層の上に電極を形成する工程と、
を有する、半導体装置の製造方法。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記マスク層は窒化シリコン層である、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項3】
前記第2窒化物半導体層はn型の窒化ガリウム層である、請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項4】
前記第1混合ガスは窒素を含む、請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項5】
前記第1面は窒素極性の面である、請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項6】
前記第1窒化物半導体層を形成する工程は、
バリア層を形成する工程と、
前記バリア層の上にチャネル層を形成する工程と、
を有する、請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項7】
前記開口を形成する工程と前記還元処理を行う工程との間に、前記チャネル層の前記開口から露出した部分に凹部を形成する工程を有し、
前記第1面は前記凹部の内面である、請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項8】
前記第2混合ガスは、前記III族元素の原料としてトリエチルガリウムを含む、請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項9】
前記第2混合ガス中の水素および窒素の総流量に対する窒素の流量の割合は、30%以上95%以下である、請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
窒化物半導体を用いた半導体装置におけるコンタクト抵抗の低減のために高濃度で不純物を含有する窒化物半導体層を再成長させた構造が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2007-538402号公報
特開2019-033155号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、更なる動作速度の向上のために、コンタクト抵抗の更なる低減が要求されているが、従来の製造方法ではコンタクト抵抗の更なる低減が困難である。
【0005】
本開示は、コンタクト抵抗をより低減できる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の半導体装置の製造方法は、基板の上に、ガリウムを含む第1窒化物半導体層を形成する工程と、前記第1窒化物半導体層の上にマスク層を形成する工程と、前記マスク層に前記第1窒化物半導体層の一部が露出する開口を形成する工程と、水素およびアンモニアを含む第1混合ガスを用いてチャンバ内で前記第1窒化物半導体層の前記開口から露出した第1面の還元処理を行う工程と、水素、窒素、アンモニアおよびIII族元素の原料を含む第2混合ガスを用いて前記チャンバ内で有機金属化学気相成長法により前記第1面の上に第1導電型の第2窒化物半導体層を形成する工程と、前記第2窒化物半導体層の上に電極を形成する工程と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、コンタクト抵抗をより低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その1)である。
図2は、第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その2)である。
図3は、第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その3)である。
図4は、第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その4)である。
図5は、第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その5)である。
図6は、第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その6)である。
図7は、第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その7)である。
図8は、第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その8)である。
図9は、第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その1)である。
図10は、第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その2)である。
図11は、第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その3)である。
図12は、第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その4)である。
図13は、第3実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その1)である。
図14は、第3実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その2)である。
図15は、第3実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その3)である。
図16は、第3実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その4)である。
図17は、第3実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その5)である。
図18は、第3実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その6)である。
図19は、第3実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その7)である。
図20は、第3実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その8)である。
図21は、第3実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その9)である。
図22は、第2混合ガス中の水素および窒素の総流量に対する窒素の流量の割合と第2窒化物半導体層との関係の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
〔1〕 本開示の一態様に係る半導体装置の製造方法は、基板の上に、ガリウムを含む第1窒化物半導体層を形成する工程と、前記第1窒化物半導体層の上にマスク層を形成する工程と、前記マスク層に前記第1窒化物半導体層の一部が露出する開口を形成する工程と、水素およびアンモニアを含む第1混合ガスを用いてチャンバ内で前記第1窒化物半導体層の前記開口から露出した第1面の還元処理を行う工程と、水素、窒素、アンモニアおよびIII族元素の原料を含む第2混合ガスを用いて前記チャンバ内で有機金属化学気相成長法により前記第1面の上に第1導電型の第2窒化物半導体層を形成する工程と、前記第2窒化物半導体層の上に電極を形成する工程と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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