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公開番号2025003408
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2024100204
出願日2024-06-21
発明の名称半導体装置、表示装置および電子機器
出願人株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類H10D 86/40 20250101AFI20241226BHJP()
要約【課題】信頼性の高い半導体装置または表示装置を提供する。
【解決手段】トランジスタのホットキャリア劣化を抑制する機能を備えた半導体装置であって、直列接続された複数のトランジスタと、トランジスタ間のノードに接続されたダイオードを有するスイッチを有する。当該ダイオードからノードに供給する適切な電位によって、トランジスタがオン状態となる前にソース-ドレイン間電圧を低下させることができ、ホットキャリア劣化を抑制することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1のスイッチと、第2のスイッチと、を有し、
前記第1のスイッチは、第1乃至第3のトランジスタを有し、
前記第1のトランジスタのドレインは、高電位電源線に電気的に接続され、
前記第1のトランジスタのソースは、前記第2のトランジスタのドレインと電気的に接続され、
前記第2のトランジスタのドレインは、前記第3のトランジスタのゲートおよびドレインと電気的に接続され、
前記第2のトランジスタのソースは、前記第3のトランジスタのソースと電気的に接続され、
前記第1のトランジスタのゲートは、前記第2のトランジスタのゲートと電気的に接続され、
前記第2のスイッチは、第4乃至第6のトランジスタを有し、
前記第4のトランジスタのソースは、低電位電源線に電気的に接続され、
前記第4のトランジスタのドレインは、前記第5のトランジスタのソースと電気的に接続され、
前記第5のトランジスタのソースは、前記第6のトランジスタのソースと電気的に接続され、
前記第5のトランジスタのドレインは、前記第6のトランジスタのゲートおよびドレインと電気的に接続され、
前記第4のトランジスタのゲートは、前記第5のトランジスタのゲートと電気的に接続され、
前記第2のトランジスタのソースと前記第5のトランジスタのドレインは電気的に接続されている半導体装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記第3のトランジスタは第1のバックゲートを有し、
前記第6のトランジスタは第2のバックゲートを有し、
前記第1のバックゲートは、前記第2のトランジスタのソースと電気的に接続され、
前記第2のバックゲートは、前記第4のトランジスタのソースと電気的に接続される半導体装置。
【請求項3】
請求項1において、
前記第1乃至第6のトランジスタは、半導体層に金属酸化物を有し、絶縁層の側面に沿ってチャネル形成領域が設けられたトランジスタである半導体装置。
【請求項4】
第1のスイッチと、第2のスイッチと、を有し、
前記第1のスイッチは、第1乃至第7のトランジスタを有し、
前記第1のトランジスタのドレインは、高電位電源線に電気的に接続され、
前記第1のトランジスタのソースは、前記第2のトランジスタのドレイン、および前記第5のトランジスタのゲートおよびドレインと電気的に接続され、
前記第2のトランジスタのソースは、前記第3のトランジスタのドレイン、前記第5のトランジスタのソース、および前記第6のトランジスタのゲートおよびドレインと電気的に接続され、
前記第3のトランジスタのソースは、前記第4のトランジスタのドレイン、前記第6のトランジスタのソース、および前記第7のトランジスタのゲートおよびドレインと電気的に接続され、
前記第4のトランジスタのソースは、前記第7のトランジスタのソースと電気的に接続され、
前記第1乃至第7のトランジスタのそれぞれのゲートは、互いに電気的に接続され、
前記第2のスイッチは、第8乃至第14のトランジスタを有し、
前記第8のトランジスタのソースは、低電位電源線に電気的に接続され、
前記第8のトランジスタのドレインは、前記第9のトランジスタのソース、および前記第12のトランジスタのソースと電気的に接続され、
前記第9のトランジスタのドレインは、前記第10のトランジスタのソース、前記第12のトランジスタのゲートおよびドレイン、および前記第13のトランジスタのソースと電気的に接続され、
前記第10のトランジスタのドレインは、前記第11のトランジスタのソース、前記第13のトランジスタのゲートおよびドレイン、および前記第14のトランジスタのソースと電気的に接続され、
前記第11のトランジスタのドレインは、前記第14のトランジスタのゲートおよびドレインと電気的に接続され、
前記第8乃至第14のトランジスタのそれぞれのゲートは、互いに電気的に接続され、
前記第4のトランジスタのソースと前記第11のトランジスタのドレインは電気的に接続されている半導体装置。
【請求項5】
請求項4において、
前記第5のトランジスタは第1のバックゲートを有し、
前記第6のトランジスタは第2のバックゲートを有し、
前記第7のトランジスタは第3のバックゲートを有し、
前記第12のトランジスタは第4のバックゲートを有し、
前記第13のトランジスタは第5のバックゲートを有し、
前記第14のトランジスタは第6のバックゲートを有し、
前記第1のバックゲートは、前記第3のトランジスタのソースと電気的に接続され、
前記第2のバックゲートおよび前記第3のバックゲートは、前記第4のトランジスタのソースと電気的に接続され、
前記第4のバックゲートは、前記第8のトランジスタのソースと電気的に接続され、
前記第5のバックゲートは、前記第9のトランジスタのソースと電気的に接続され、
前記第6のバックゲートは、前記第10のトランジスタのソースと電気的に接続される半導体装置。
【請求項6】
請求項4において、
前記第5のトランジスタは第1のバックゲートを有し、
前記第6のトランジスタは第2のバックゲートを有し、
前記第7のトランジスタは第3のバックゲートを有し、
前記第12のトランジスタは第4のバックゲートを有し、
前記第13のトランジスタは第5のバックゲートを有し、
前記第14のトランジスタは第6のバックゲートを有し、
前記第1乃至第3のバックゲートは、前記第4のトランジスタのソースと電気的に接続され、
前記第4乃至第6のバックゲートは、前記第8のトランジスタのソースと電気的に接続される半導体装置。
【請求項7】
請求項4において、
前記第1乃至第14のトランジスタは、半導体層に金属酸化物を有し、絶縁層の側面に沿ってチャネル形成領域が設けられたトランジスタである半導体装置。
【請求項8】
請求項1乃至7のいずれか一項の半導体装置を画素の駆動回路に有する表示装置。
【請求項9】
請求項8の表示装置と、スピーカと、を有する電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【0002】
なお、本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本発明の一態様の技術分野としては、半導体装置、表示装置、発光装置、蓄電装置、記憶装置、電子機器、照明装置、入力装置(例えば、タッチセンサ)、入出力装置(例えば、タッチパネル)、それらの駆動方法、またはそれらの製造方法を一例として挙げることができる。
【0003】
なお、本明細書等において半導体装置とは、半導体特性を利用することで機能し得る装置全般を指す。トランジスタなどの半導体素子をはじめ、半導体回路、演算装置、記憶装置は、半導体装置の一態様である。表示装置(液晶表示装置、発光表示装置など)、投影装置、照明装置、電気光学装置、蓄電装置、記憶装置、半導体回路、撮像装置、電子機器などは、半導体装置を有すると言える場合がある。
【背景技術】
【0004】
近年、表示装置は様々な用途に応用されている。大型の表示装置の用途としては、家庭用のテレビジョン装置、デジタルサイネージ(Digital Signage:電子看板)、およびPID(Public Information Display)等が挙げられる。また、表示装置は、タッチパネルを備えるスマートフォンおよびタブレット端末などにも多く用いられている。
【0005】
表示装置としては、発光デバイス(発光素子ともいう)を有する発光装置が開発されている。エレクトロルミネッセンス(Electroluminescence、以下ELと記す)現象を利用した発光デバイス(ELデバイス、EL素子ともいう)は、薄型軽量化が容易である、入力信号に対し高速に応答可能である、直流定電圧電源を用いて駆動可能である等の特徴を有する。例えば、特許文献1には、有機EL素子を用いた表示装置の一例が開示されている。
【0006】
また、表示装置に設けるドライバICの生産コストおよび実装面積を低減させるために、ソースドライバを構成する回路の一部を画素回路と同様にガラス基板上に形成する技術が特許文献2に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2002-324673号公報
特開2019-20687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
表示装置には、画素を選択する駆動回路(ゲートドライバ)、選択された画素にデータを供給する駆動回路(ソースドライバ)が設けられている。また、タッチパネル機能を有する表示装置には、タッチセンサを駆動する駆動回路も設けられている。
【0009】
これらの駆動回路の一部または全てには、ICチップが用いられている。当該ICチップは、画素回路が形成された基板の額縁などに実装することができるが、実装するICチップの数が多くなると、表示装置の製造コストが増加する。また、狭額縁化の妨げにもなる。これらの課題に対して、駆動回路の一部または全てを画素回路と同一基板上にモノリシック型で形成することが望まれている。
【0010】
駆動回路を形成するには、高速動作に適したトランジスタを用いる必要がある。一般的には、充放電特性を高めるためにオン電流の高いトランジスタを用いることが好ましいといえる。
(【0011】以降は省略されています)

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