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公開番号2025092382
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2024114421
出願日2024-07-18
発明の名称発光装置
出願人日亜化学工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H10H 20/858 20250101AFI20250612BHJP()
要約【課題】放熱性に優れた発光装置を提供することを目的とする。
【解決手段】上面20Uと、上面の反対側の下面20Dと、上面と下面との間の側面20Sと、をそれぞれ備える第1導電部材21及び第2導電部材22と、第1導電部材の上面及び前記第2導電部材の上面に配置されるはんだ30と、第1導電部材の上面及び前記第2導電部材の上面と、はんだで接合される発光素子10と、発光素子の上面に配置される透光性部材40と、第1導電部材の上面、第2導電部材の上面、発光素子の側面を被覆する被覆部材50と、を備え、第1導電部材の側面は、上面から連続する第1凹面C1と、前記第1凹面よりも下側に位置する第2凹面C2と、を備え、はんだは、第1導電部材の上面と第1凹面の一部の少なくとも一部とを連続して覆い、被覆部材は、更に前記第1凹面を被覆するはんだと第2凹面の少なくとも一部とを被覆する、発光装置。
【選択図】図1B
特許請求の範囲【請求項1】
上面と、前記上面の反対側の下面と、前記上面と前記下面との間の側面と、をそれぞれ備える第1導電部材及び第2導電部材と、
前記第1導電部材の上面及び前記第2導電部材の上面に配置されるはんだと、
前記第1導電部材の上面及び前記第2導電部材の上面と、前記はんだで接合される発光素子と、
前記発光素子の上面に配置される透光性部材と、
前記第1導電部材の上面、前記第2導電部材の上面、前記発光素子の側面を被覆する被覆部材と、
を備え、
前記第1導電部材の前記側面は、前記上面から連続する第1凹面と、前記第1凹面よりも下側に位置する第2凹面と、を備え、
前記はんだは、前記第1導電部材の前記上面と前記第1凹面の一部の少なくとも一部とを連続して覆い、
前記被覆部材は、更に前記第1凹面を被覆する前記はんだと前記第2凹面の少なくとも一部とを被覆する、発光装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記第2導電部材の前記側面は、前記上面から連続する第1凹面と、前記第1凹面よりも下側に位置する第2凹面と、を備え、
前記はんだは、前記第2導電部材の前記上面と前記第1凹面の一部の少なくとも一部とを連続して覆い、
前記被覆部材は、更に前記第2導電部材の前記第1凹面を被覆する前記はんだと前記第2導電部材の前記第2凹面の少なくとも一部とを被覆する、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記はんだは、前記第1導電部材の前記第2凹面の一部を覆う、請求項1又は請求項2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記はんだは、前記第2導電部材の前記第2凹面の一部を覆う、請求項1又は請求項2に記載の発光装置。
【請求項5】
前記導電部材の上面に配置される前記はんだの厚さは、前記第1凹面を覆うはんだの厚さよりも厚い、請求項1又は請求項2に記載の発光装置。
【請求項6】
前記発光装置は、さらに保護素子を備える、請求項1又は請求項2に記載の発光装置。
【請求項7】
前記第1導電部材及び前記第2導電部材は、それぞれ前記上面に凹部を有し、前記保護素子は、前記凹部を規定する底面の上に載置される、請求項6に記載の発光装置。
【請求項8】
前記保護素子は、前記第1導電部材及び前記第2導電部材の側面に配置される、請求項6に記載の発光装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、発光装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
導電部材上に発光素子が載置された発光装置が知られている。(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-086453号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示に係る実施形態は、放熱性に優れた発光装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る発光装置は、
上面と、前記上面の反対側の下面と、前記上面と前記下面との間の側面と、をそれぞれ備える第1導電部材及び第2導電部材と、
前記第1導電部材の上面及び前記第2導電部材の上面に配置されるはんだと、
前記第1導電部材の上面及び前記第2導電部材の上面と、前記はんだで接合される発光素子と、
前記発光素子の上面に配置される透光性部材と、
前記第1導電部材の上面、前記第2導電部材の上面、前記発光素子の側面を被覆する被覆部材と、
を備え、
前記第1導電部材の側面は、上面から連続する第1凹面と、前記第1凹面よりも下側に位置する第2凹面と、を備え、
前記はんだは、前記第1導電部材の上面と前記第1凹面の一部の少なくとも一部とを連続して覆い、
前記被覆部材は、更に前記第1凹面を被覆する前記はんだと前記第2凹面の少なくとも一部とを被覆する。
【発明の効果】
【0006】
本開示に係る実施形態によれば、放熱性に優れた発光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示に係る実施形態の発光装置の模式上面図である。
図1Aに示すIB-IB線における模式断面図及び一部拡大図である。
本開示に係る実施形態の発光装置の模式上面図である。
図1Cに示すID-ID線における模式断面図である。
本開示に係る実施形態の発光装置の模式断面図及び一部拡大図である。
本開示に係る実施形態の発光装置の模式断面図及び一部拡大図である。
本開示に係る実施形態の発光装置の模式上面図である。
図4Aに示すIVB-IVB線における模式断面図である。
図4Aに示すIVC-IVC線における模式断面図である。
本開示に係る実施形態の発光装置の模式上面図である。
本開示に係る実施形態の発光装置の模式上面図である。
本開示に係る実施形態の発光装置の模式上面図である。
本開示に係る実施形態の発光装置の模式上面図である。
図4Gに示すIVH-IVH線における模式断面図である。
本開示に係る実施形態の発光装置の模式上面図である。
図5Aに示すVB-VB線における模式断面図である。
図5Aに示すVC-VC線における模式断面図である。
本開示に係る実施形態の発光装置の模式断面図である。
本開示に係る実施形態の発光装置の模式上面図である。
図5Aに示すVB-VB線における模式断面図である。
本開示に係る実施形態の発光装置の模式下面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」及び、それらの用語を含む別の用語)を用いる。それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が限定されるものではない。また、平面視とは上面又は下面から直接又は透視して視ることとする。また、複数の図面に表れる同一符号の部分は同一の部分又は部材を示す。
【0009】
実施形態に係る発光装置100は、図1A及び図1Bに示すように、導電部材20と、導電部材20上にはんだ30を介して配置される少なくとも1つの発光素子10と、発光素子10上に配置される透光性部材40と、発光素子10の側面を被覆する被覆部材50と、を備える。詳細には、導電部材20は、第1導電部材21及び第2導電部材22を含む。第1導電部材21及び第2導電部材22は、それぞれ上面20Uと、上面20Uの反対側の下面20Dと、上面20Uと下面20Dの間の側面20Sと、を備える。第1導電部材21の側面20Sは、上面20Uから連続する第1凹面C1と、第1凹面C1よりも下側に位置する第2凹面C2と、を備える。はんだ30は、第1導電部材21の上面20Uと第1凹面C1の一部の少なくとも一部とを連続して覆うように配置される。発光素子10は、はんだ30を介して第1導電部材21の上面20U及び第2導電部材22の上面20Uに接合される。透光性部材40は、発光素子10の上面上に配置される。被覆部材50は、第1導電部材21の上面20U、第2導電部材22の上面20U、発光素子10の側面を被覆する。被覆部材50は、更に、第1凹面C1を被覆するはんだ30と第2凹面C2の少なくとも一部とを被覆する。
【0010】
はんだ30が、第1導電部材21の上面20Uと第1凹面C1とを連続して覆うことで、第1導電部材21とはんだ30との接触面積が増える。これにより発光素子10からの熱を効率よく放出することができ、放熱性に優れた発光装置とすることができる。発光素子10は、平面視においてほぼ全面を発光領域としており、特に電極12に挟まれる部分では発光による熱が溜まり易い。そして、一対の電極12が互いに対向する側、つまり発光素子10の中央付近は放熱性が求められる部分である。そのため、はんだ30を導電部材20の上面20Uから側面20Sまで延在させることで、一対の電極12が互いに対向する側から導電部材20に効率よく熱を広げることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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