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公開番号
2025001908
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023101674
出願日
2023-06-21
発明の名称
鮮明画像取得システム、鮮明画像取得方法及びプログラム
出願人
国立大学法人 東京大学
,
パーソルクロステクノロジー株式会社
代理人
弁理士法人IPX
主分類
H04N
23/60 20230101AFI20241226BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】振動するオブジェクトに対し鮮明な画像を取得できる鮮明画像取得システムを提供する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、鮮明画像取得システムが提供される。この鮮明画像取得システムは、プロセッサを備える。プロセッサは、受付ステップと、処理ステップと、を実行するように構成される。受付ステップでは、振動するオブジェクトを連続的に撮影した複数の画像の入力を受け付ける。処理ステップでは、複数の画像からモーションブラーが予め定めた基準よりも小さい鮮明画像を抽出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
鮮明画像取得システムであって、
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、受付ステップと、処理ステップと、を実行するように構成され、
前記受付ステップでは、振動するオブジェクトを連続的に撮影した複数の画像の入力を受け付け、
前記処理ステップでは、前記複数の画像からモーションブラーが予め定めた基準よりも小さい鮮明画像を抽出する、鮮明画像取得システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の鮮明画像取得システムにおいて、
前記処理ステップでは、前記複数の画像における前記オブジェクトの中心点の移動量を算出し、前記移動量が小さい画像を前記鮮明画像として抽出する、鮮明画像取得システム。
【請求項3】
請求項2に記載の鮮明画像取得システムにおいて、
前記処理ステップでは、前記複数の画像における前記オブジェクトの輪郭をそれぞれ抽出し、前記輪郭で画定される図形の重心を前記中心点とする、鮮明画像取得システム。
【請求項4】
請求項1に記載の鮮明画像取得システムにおいて、
前記処理ステップでは、前記複数の画像の離散フーリエ変換により振幅スペクトルを算出し、前記振幅スペクトルの分布に基づいて前記鮮明画像を抽出する、鮮明画像取得システム。
【請求項5】
請求項4に記載の鮮明画像取得システムにおいて、
前記処理ステップでは、前記振幅スペクトルにおける振幅が一定値未満の点の数が閾値以上の画像を前記鮮明画像として抽出する、鮮明画像取得システム。
【請求項6】
請求項1に記載の鮮明画像取得システムにおいて、
撮影装置をさらに備え、
前記撮影装置は、前記複数の画像を取得するカメラを有し、
前記プロセッサは、調整ステップをさらに実行するように構成され、
前記調整ステップでは、前記複数の画像のうち少なくとも1つの画像における前記オブジェクトの位置を算出し、前記オブジェクトの位置に基づいて前記オブジェクトからの反射光の前記カメラへの入射角を調整する、鮮明画像取得システム。
【請求項7】
請求項6に記載の鮮明画像取得システムにおいて、
前記撮影装置は、前記反射光を前記カメラに向けて反射させる反射面を有する反射部材をさらに有し、
前記調整ステップでは、前記オブジェクトの中心点の位置に基づいて前記反射面の向きを調整する、鮮明画像取得システム。
【請求項8】
請求項7に記載の鮮明画像取得システムにおいて、
前記調整ステップでは、前記カメラの画角の中心に前記中心点が近づくように前記反射面の向きを調整する、鮮明画像取得システム。
【請求項9】
鮮明画像取得方法であって、
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の鮮明画像取得システムの各ステップを備える、鮮明画像取得方法。
【請求項10】
プログラムであって、
コンピュータを、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の鮮明画像取得システムとして機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鮮明画像取得システム、鮮明画像取得方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
製造ラインにおいて、下記の文献に開示されるように、製品(ワーク)を撮影した画像を用いて、製品の外観検査を行う方法が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-47442号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
製造ライン上の製品には振動が存在しうる。そのため、振動によって製品の鮮明な撮影画像が得られないケースでは、画像処理による外観検査が難しい。
【0005】
本発明では上記事情に鑑み、振動するオブジェクトに対し鮮明な画像を取得できる鮮明画像取得システムを提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、鮮明画像取得システムが提供される。この鮮明画像取得システムは、プロセッサを備える。プロセッサは、受付ステップと、処理ステップと、を実行するように構成される。受付ステップでは、振動するオブジェクトを連続的に撮影した複数の画像の入力を受け付ける。処理ステップでは、複数の画像からモーションブラーが予め定めた基準よりも小さい鮮明画像を抽出する。
【0007】
このような態様によれば、連続的に撮影した複数の画像からモーションブラーが基準よりも小さい画像が抽出されることで、振動するオブジェクトに対し、鮮明な画像を自動で取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
鮮明画像取得システム1を表す構成図である。
情報処理装置2のハードウェア構成を示すブロック図である。
ユーザ端末3のハードウェア構成を示すブロック図である。
撮影装置4の構成を示す模式図である。
ユーザ端末3(プロセッサ33)によって実現される機能を示すブロック図である。
カメラ41への入射角の調整処理を示すフロー図である。
ガルバノミラー44の角度とオブジェクトTの中心点Pの位置との関係を説明する模式図である。
第1抽出処理を示すフロー図である。
2つの画像間におけるオブジェクトの中心点Pの移動を示す概念図である。
第2抽出処理を示すフロー図である。
振幅スペクトルの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0010】
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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