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公開番号
2025078971
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191330
出願日
2023-11-09
発明の名称
振動変換器及び噴霧器
出願人
国立大学法人 東京大学
,
株式会社カイジョー
代理人
弁理士法人IPX
主分類
B06B
1/06 20060101AFI20250514BHJP(機械的振動の発生または伝達一般)
要約
【課題】振動素子の振動を効率よく伝達することができる振動変換器等を提供する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、振動変換器が提供される。この振動変換器は、振動素子と、振動伝達部と、振動板とを備える。振動素子は、板状であり、電圧を加えると厚さ方向に振動する。振動伝達部は、振動素子の面に密着して当該面から受ける振動を伝達し、当該振動を反射する反射面を有する。反射面は、反射した振動が所定の位置に集中する形状をしており、振動板は、端部が所定の位置の近辺に設けられ、振動伝達部から受ける力によって振動する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
振動変換器であって、
振動素子と、振動伝達部と、振動板とを備え、
前記振動素子は、板状であり、電圧を加えると厚さ方向に振動し、
前記振動伝達部は、前記振動素子の面に密着して当該面から受ける振動を伝達し、当該振動を反射する反射面を有し、
前記反射面は、反射した振動が所定の位置に集中する形状をしており、
前記振動板は、端部が前記所定の位置の近辺に設けられ、前記振動伝達部から受ける力によって振動する、
振動変換器。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の振動変換器において、
前記振動板の端部は、一部が前記振動伝達部と繋がっており、
前記端部の前記振動伝達部と繋がっていない部分の面と前記振動伝達部が有する面とによって窪んだ形状のコーナーが形成されており、
前記反射面は、前記所定の位置が前記コーナーの近辺となる形状をしている、
振動変換器。
【請求項3】
請求項1に記載の振動変換器において、
前記振動素子から前記反射面までは、縦波により振動が伝達し、
前記反射面から前記所定の位置までは、前記反射面で発生した横波により振動が伝達する、
振動変換器。
【請求項4】
請求項1に記載の振動変換器において、
前記振動素子から前記反射面までは、縦波により振動が伝達し、
前記反射面から前記所定の位置までは、前記反射面で発生した縦波により振動が伝達する、
振動変換器。
【請求項5】
請求項1に記載の振動変換器において、
前記振動伝達部は、前記振動板を囲む形状を有し、前記振動板の端部と繋がっており、
前記反射面は、前記端部のうち一定の割合以上の部分が前記所定の位置の近辺となるように振動を反射する、
振動変換器。
【請求項6】
請求項1に記載の振動変換器において、
前記振動板は、第1面と、前記第1面の反対側に第2面とを有し、
前記第1面は、液体を蓄えることが可能な容器の底面を形成し、
前記振動板は、前記第2面から前記第1面まで貫通する孔を有する、
振動変換器。
【請求項7】
噴霧器であって、
請求項1~請求項6の何れか1つに記載の振動変換器と、
前記振動変換器が生じさせる振動により霧化された液体を飛ばす気流を発生させる気流発生器と
を備える噴霧器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、振動変換器及び噴霧器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、圧電素子の振動を駆動対象物に伝達可能な圧電アクチュエータが開示されている。特許文献2には、超音波発生源で発生した超音波を導波路まで伝送させる超音波発生装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-222385号公報
特許第7265977号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
PZT(Lead Titanate Zirconate)のように電圧を加えると振動する素子が知られており、そのような素子の振動を用途に応じて別の振動に変換する場合がある。
【0005】
本発明では上記事情に鑑み、振動素子の振動を効率よく伝達することができる振動変換器等を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、振動変換器が提供される。この振動変換器は、振動素子と、振動伝達部と、振動板とを備える。振動素子は、板状であり、電圧を加えると厚さ方向に振動する。振動伝達部は、振動素子の面に密着して当該面から受ける振動を伝達し、当該振動を反射する反射面を有する。反射面は、反射した振動が所定の位置に集中する形状をしており、振動板は、端部が所定の位置の近辺に設けられ、振動伝達部から受ける力によって振動する。
【0007】
このような態様によれば、振動素子の振動を効率よく伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
噴霧器1の全体構成の一例を示す図である。
上下から見た振動部材30の一例を示す図である。
斜視した振動部材30の一例を示す図である。
振動伝達部31及び振動板32を拡大して示す図である。
振動伝達部31を伝達する振動を示す図である。
中央E1の振動の大きさを示す図である。
斜視した振動部材30aの一例を示す図である。
振動伝達部31a及び振動板32aを拡大して示す図である。
振動伝達部31aを伝達する振動を示す図である。
振動板32bを拡大して示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以降の図では、説明を分かりやすくするため、各構成のサイズを必要に応じて実際のサイズとは異ならせて示している。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0010】
<第1実施形態>
図1は、噴霧器1の全体構成の一例を示す図である。噴霧器1は、水等の液体を霧状にして噴出する機器である。噴霧器1は、振動変換器10と、気流発生器2と、筐体3とを備える。振動変換器10は、後述する振動素子20及び振動板32を備え、振動素子20が生じさせる振動を振動板32の振動に変換する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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