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公開番号2025001494
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-08
出願番号2023101117
出願日2023-06-20
発明の名称ジョイント
出願人株式会社栃木屋
代理人弁理士法人白浜国際特許商標事務所
主分類B64U 20/50 20230101AFI20241225BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約【課題】折曲角度の制限を可及的に無くすことができ、しかも連結強度を向上させることができるようにしたジョイントを提供する。
【解決手段】第1継手部8と、この第1継手部8に連結可能な第2継手部9と、第1継手部8と第2継手部9とを、第1継手部8と第2継手部9とが連結する伸展状態から第1継手部8と第2継手部9とが分離する折曲状態まで、回動可能に支持するヒンジ部10とを具備し、第1継手部8は、第2継手部9に接離可能に設けられたボール43と、このボール43を第2継手部9に圧接させて第1継手部8と第2継手部9とを連結状態に保持するとともにボール43の第2継手部9への圧接を解除して第1継手部8と第2継手部9との連結状態を解除するための操作部材50とを備える。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
第1継手部と、
該第1継手部に連結可能な第2継手部と、
前記第1継手部と前記第2継手部とを、前記第1継手部と前記第2継手部とが連結する伸展状態から前記第1継手部と前記第2継手部とが分離する折曲状態まで、回動可能に支持するヒンジ部と、
を具備し、
前記第1継手部は、
前記第2継手部に接離可能に設けられたストッパ部材と、
該ストッパ部材を前記第2継手部に圧接させて前記第1継手部と前記第2継手部とを連結状態に保持するとともに前記ストッパ部材の前記第2継手部への圧接を解除して前記第1継手部と前記第2継手部との連結状態を解除するための操作部材と、
を備えたことを特徴とするジョイント。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記操作部材は、
前記第2継手部に対し接離自在に設けられ、前記第2継手部に接近した状態で前記ストッパ部材を前記第2継手部に圧接させ、前記第2継手部から離間した状態で前記ストッパ部材の前記第2継手部への圧接を解除する接離部材と、
該接離部材を前記第2継手部に接近させる方向へ付勢する付勢部材と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のジョイント。
【請求項3】
前記ヒンジ部は、折曲状態で前記付勢部材の付勢力に抗して前記接離部材の前記第2継手部への接近を規制する規制部を備えたことを特徴とする請求項2に記載のジョイント。
【請求項4】
前記第1継手部は、前記第2継手部との連結状態を示す連結表示部を備え、
前記接離部材は、前記第2継手部への接近が前記規制部によって規制された状態で前記連結表示部を隠すように構成したことを特徴とする請求項3に記載のジョイント。
【請求項5】
前記第2継手部は、前記第1継手部との連結解除状態を示す連結解除表示部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のジョイント。
【請求項6】
前記ストッパ部材は、複数備えたことを特徴とする請求項1に記載のジョイント。
【請求項7】
前記ストッパ部材は、前記ヒンジ部と反対側に多く配置したことを特徴とする請求項6に記載のジョイント。
【請求項8】
前記第2継手部は、前記ストッパ部材が圧接する凹部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のジョイント。
【請求項9】
前記第1継手部および前記第2継手部は筒状に形成し、前記第1継手部と前記第2継手部の少なくとも一方は、前記第1継手部と前記第2継手部との連結状態において前記第1継手部と前記第2継手部との間に介在する環状の弾性部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載のジョイント。
【請求項10】
前記第1継手部は外嵌部を備え、前記第2継手部は前記外嵌部に内嵌するための内嵌部を備え、前記操作部材は前記第1継手部と前記第2継手部との連結状態で前記ストッパ部材を前記内嵌部に圧接させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載のジョイント。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、折曲可能なジョイントに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
この種のジョイントとしては、従来、種々のものが提案されている。
【0003】
たとえば特許文献1には、固定側連結部と可動側連結部をヒンジと四節リンク機構を用いて折曲可能に構成したロック機構が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6952383号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、固定側連結部と可動側連結部の一側をヒンジで連結するとともに、四節リンク機構を固定側連結部と可動側連結部と他の二つのリンクで構成するため、固定側連結部と可動側連結部のヒンジの反対側に二つのリンクが位置するため、折曲角度が制限されるという課題がある。
【0006】
しかも、固定側連結部と可動側連結部の連結状態では、ヒンジと二つのリンクで連結するため、強度的に問題がある。
【0007】
本発明は、上記事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、折曲角度の制限を可及的に無くすことができ、しかも連結強度を向上させることができるようにしたジョイントを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係るジョイントは、第1継手部と、この第1継手部に連結可能な第2継手部と、第1継手部と第2継手部とを、第1継手部と第2継手部とが連結する伸展状態から第1継手部と第2継手部とが分離する折曲状態まで、回動可能に支持するヒンジ部とを具備し、第1継手部は、第2継手部に接離可能に設けられたストッパ部材と、このストッパ部材を第2継手部に圧接させて第1継手部と第2継手部とを連結状態に保持するとともにストッパ部材の第2継手部への圧接を解除して第1継手部と第2継手部との連結状態を解除するための操作部材とを備えたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係るジョイントによれば、折曲角度に制限が無く、しかも強度を可及的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図面は、本開示に係る本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本発明の一実施形態に係るジョイントを用いたドローンを示す斜視図。
同ドローンのアームの折曲状態を示す斜視図。
同ジョイントの伸展状態を示す斜視図。
同ジョイントの伸展状態を第2継手部側から示す正面図。
同ジョイントの伸展状態を示す斜視図。
同ジョイントの伸展状態を示す正面図。
同ジョイントを示す分解斜視図。
同ジョイントを他の方向から示す分解斜視図。
図4にIX-IX線で示す断面図。
図4にX-X線で示す断面図。
図6にXI-XI線で示す断面図。
図6にXII-XII線で示す断面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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