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公開番号
2025001400
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-08
出願番号
2023100959
出願日
2023-06-20
発明の名称
ログ収集システム及びデータログ機能を備えた装置
出願人
住友重機械工業株式会社
代理人
個人
主分類
G05B
23/02 20060101AFI20241225BHJP(制御;調整)
要約
【課題】ログデータの収集可能時間を長くすることが可能なログ収集システムを提供する。
【解決手段】監視対象装置が、複数の収集項目のそれぞれのログデータを、設定された値に基づく収集周期で収集する機能を持つ。収集サーバが、監視対象装置からログデータを収集する。収集サーバは、監視対象装置に対して、ログデータの収集周期の値の設定を要求する信号を送信する機能を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の収集項目のそれぞれのログデータを、設定された値に基づく収集周期で収集する機能を持つ監視対象装置と、
前記監視対象装置から前記ログデータを収集する収集サーバと
を備え、
前記収集サーバは、前記監視対象装置に対して、前記ログデータの収集周期の値の設定を要求する信号を送信する機能を有するログ収集システム。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記監視対象装置は、前記ログデータの収集周期の値を、前記収集項目ごとに設定する機能を有しており、
前記収集サーバは、前記ログデータの収集周期の値の設定を要求する信号において、前記収集項目ごとに収集周期の値を指定する請求項1に記載のログ収集システム。
【請求項3】
前記収集サーバは、オペレータの操作により、前記ログデータの収集周期の値を前記収集項目ごとに指定する情報を取得する機能を、さらに有し、
前記監視対象装置は、前記収集サーバから指定された前記収集項目ごとの収集周期の値で収集される前記ログデータの保存予定時間分のデータ量と、前記ログデータを保存するログデータ保存領域の容量とに基づいて、指定された収集周期の値の適否を判定し、収集周期の値が不適であるとき、収集周期の値が不適であることを前記収集サーバに通知する機能を有し、
前記収集サーバは、前記監視対象装置から、指令した収集周期の値が不適であるとの通知を受けると、収集周期の値を設定できなかったことをオペレータに通知する機能を、さらに有する請求項2に記載のログ収集システム。
【請求項4】
前記収集サーバは、は、前記監視対象装置から収集した前記ログデータに基づく情報を表示する機能を、さらに有し、
収集周期の値が相対的に長い前記収集項目の前記ログデータの値は、収集周期の値が相対的に短い前記収集項目の収集周期の値に合わせて補間演算を行い、補間演算で求められた値に基づく情報を表示する請求項1乃至3のいずれか1項に記載のログ収集システム。
【請求項5】
前記監視対象装置は、
常時データ収集モードとイベントデータ収集モードとから選択した一方のデータ収集モードで前記ログデータを収集する機能を、さらに有しており、
前記常時データ収集モードでは、前記収集項目ごとに設定された収集周期で前記ログデータを収集し、前記イベントデータ収集モードでは、特定のイベントが発生した時刻を基準としてイベントデータ収集前時間だけ遡った時刻からイベントデータ収集後時間が経過した時刻までの前記ログデータを収集し、
前記収集サーバは、前記監視対象装置に対して、前記イベントデータ収集前時間及び前記イベントデータ収集後時間の値の設定を要求する信号を送信する機能を、さらに有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載のログ収集システム。
【請求項6】
複数の収集項目のそれぞれのログデータを、前記収集項目ごとに設定された収集周期で収集して記憶部に保存する機能を備えた装置。
【請求項7】
前記ログデータの前記収集項目ごとに収集周期の値の設定を要求する信号を受信すると、収集周期の値を要求された値に設定する機能を、さらに備えた請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記ログデータの前記収集項目は、取り得る値が連続的に変化し、設定されている収集周期で収集して前記記憶部に保存される第1属性の前記収集項目のほかに、取り得る値によって動作状態を表す第2属性の前記収集項目を含み、
前記第2属性に分類される前記収集項目の前記ログデータについては、値の変化を契機として、値が変化した時刻と、そのときの値とを前記記憶部に保存する請求項6または7に記載の装置。
【請求項9】
常時データ収集モードとイベントデータ収集モードとから選択した一方のデータ収集モードで前記ログデータを保存する機能を、さらに有しており、
前記常時データ収集モードでは、前記収集項目ごとに設定された収集周期の値で前記ログデータを収集し、前記イベントデータ収集モードでは、特定のイベントが発生した時刻を基準としてイベントデータ収集前時間だけ遡った時刻からイベントデータ収集後時間が経過した時刻までの前記ログデータを収集し、
前記イベントデータ収集前時間及び前記イベントデータ収集後時間の値の設定を要求する信号を受信すると、前記イベントデータ収集前時間及び前記イベントデータ収集後時間に、要求された値を設定する機能を、さらに有する請求項6または7に記載の装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ログ収集システム及びデータログ機能を備えた装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
機械装置に組み込まれる制御装置は、一般的に、機械装置の動作確認の目的でデータログ機能を有している。機械装置とログ収集装置とが通信回線で接続され、機械装置で収集されたログデータがログ収集装置に送信される(特許文献1)。通信回線や通信処理速度の制約から、機械装置からログ収集装置へリアルタイムでのログデータの送信が行えない場合、ログデータが機械装置の内部に保存される。また、機械装置の起動直後で、通信回線が確立していない期間も、ログデータが機械装置の内部に保存される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-142683号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
機械装置内のメモリ容量の制約から、ログデータの収集可能時間が制約を受ける。メモリ容量を増やすことなく、ログデータの収集可能時間を長くすることが望まれている。本発明の目的は、ログデータの収集可能時間を長くすることが可能なログ収集システム及びデータログ機能を備えた装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一観点によると、
複数の収集項目のそれぞれのログデータを、設定された値に基づく収集周期で収集する機能を持つ監視対象装置と、
前記監視対象装置から前記ログデータを収集する収集サーバと
を備え、
前記収集サーバは、前記監視対象装置に対して、前記ログデータの収集周期の値の設定を要求する信号を送信する機能を有するログ収集システムが提供される。
【0006】
本発明の他の観点によると、
複数の収集項目のそれぞれのログデータを、前記収集項目ごとに設定された収集周期で収集して記憶部に保存する機能を備えた装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
ログデータの収集周期を長くすると、ログデータの収集可能時間が長くなる。さらに、収集項目ごとにログデータの収集周期を設定すると、短い周期でログデータを収集する必要のない収集項目について収集周期を相対的に長くすることができるため、ログデータの収集可能時間がさらに長くなる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施例によるログ収集システムのブロック図である。
図2は、ログデータの収集項目、データ属性、及び収集周期の一例を示す図表である。
図3は、ログデータを収集する処理を説明するための図表である。
図4Aは、第2属性の収集項目であるサーボオン指令及びサーボ状態の値の変化の一例を示す図であり、図4Bは、サーボオン指令及びサーボ状態のログデータの一例を示す図表である。
図5は、ログデータの収集、転送、表示の流れの一例を示す図である。
図6は、第2実施例によるログ収集システムにおいて、ログデータの収集周期を収集項目ごとに設定する流れの一例を示す図である。
図7は、第3実施例によるログ収集システムにおいて、監視対象装置のデータ収集モードを、イベントデータ収集モードに設定する流れの一例を示す図である。
図8は、イベントデータ収集モードでのログデータの収集動作を説明するための図である。
図9は、監視対象装置として射出成形機を用いた第4実施例によるログ収集システムの概略図である。
図10は、監視対象装置として射出成形機を用いた第4実施例によるログ収集システムの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1~図5を参照して、第1実施例によるログ収集システムについて説明する。
図1は、第1実施例によるログ収集システムのブロック図である。第1実施例によるログ収集システムは、収集サーバ4、及び少なくとも1つの監視対象装置2を備えている。収集サーバ4と監視対象装置2とが、通信ネットワーク6により相互に接続されている。
【0010】
監視対象装置2は、処理部2a、記憶部2b、複数の作用部品2c、及び複数のセンサ2dを含む。処理部2aは、作用部品2cに対して、作用部品2cを動作させるための指令値を与える。作用部品2cの例として、外部に機械的作法を及ぼすアクチュエータ、熱的作用を及ぼす加熱冷却器等が挙げられる。センサ2dは、監視対象装置2の動作に依存して変化する種々の物理量を測定する。処理部2aは、収集項目ごとにログデータを収集し、収集したログデータを記憶部2bに保存する。
(【0011】以降は省略されています)
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