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公開番号2024180786
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-27
出願番号2024178462,2024008484
出願日2024-10-10,2024-01-24
発明の名称電解液、並びに、それを用いた電気化学デバイス及び二次電池
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人タス・マイスター
主分類H01M 10/0567 20100101AFI20241220BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 電気化学デバイスの耐久性の向上、抵抗上昇率の低減を可能とする電解液、並びに、それを用いた電気化学デバイス及び二次電池を提供する。
【解決手段】 下記一般式(1)で表される化合物を少なくとも1つ含有する電解液。
Rf1OLi(1)
(Rf1は炭素数1~5のフッ素化アルキル基。)
【選択図】なし

特許請求の範囲【請求項1】
下記一般式(1)で表される化合物を少なくとも1つ含有する電解液であって、
前記一般式(1)で表される化合物の含有量が、電解液全体に対して0.0001~500ppmである電解液。
Rf

OLi(1)
(Rf

は炭素数1~5のフッ素化アルキル基。)
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記一般式(1)で表される化合物の含有量が、電解液全体に対して0.0001~400ppmである請求項1記載の電解液。
【請求項3】
前記一般式(1)で表される化合物のRf

が、以下の式(1a)又は(1e)のいずれかである請求項1又は2記載の電解液。
(1a)CF

HCF

(1e)CF

HCF

CF

CF

CH

【請求項4】
さらに、下記一般式(2)で表される化合物を含む請求項1又は2記載の電解液。
Rf

ORf

(2)
(Rf

,Rf

は独立して炭素数1~8のフッ素化アルキル基である。)
【請求項5】
前記一般式(2)で表される化合物が、CF

HCF

CH

OCF

CF

H、CF

HCF

CH

OCF

CHFCF

、及びCF

CF

CH

OCF

CF

Hからなる群から選択される少なくとも1種である請求項4に記載の電解液。
【請求項6】
前記一般式(2)で表される化合物の含有量が、電解液全体に対して0.01~80質量%である請求項4記載の電解液。
【請求項7】
前記一般式(1)で表される化合物の含有量が、前記一般式(2)で表される化合物に対して0.00000001~11質量%である請求項4記載の電解液。
【請求項8】
前記一般式(2)で表される化合物の含有量が、電解液全体に対して0.1~75質量%であって、前記一般式(1)で表される化合物の含有量が、前記一般式(2)で表される化合物に対して0.000025~0.35質量%である請求項4に記載の電解液。
【請求項9】
前記一般式(2)で表される化合物が、CF

HCF

CH

OCF

CF

Hである請求項4記載の電解液。
【請求項10】
請求項1又は2に記載の電解液を備える電気化学デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電解液、並びに、それを用いた電気化学デバイス及び二次電池に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年の電気製品の軽量化、小型化にともない、二次電池等の電気化学デバイスの需要が急速に増してきた。さらに電気製品が高性能化し、これまでなかった機能が付与されることで、より長時間、過酷な条件での使用に耐えうる電気化学デバイスへのニーズが高まってきている。
【0003】
特定の添加剤を含有させることで、高温でリチウムイオン二次電池等の電気化学デバイスを保存した場合でも、容量維持率が高く、正極からの溶出を抑制し、ガスを発生させにくい電解液を得ることが提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2019/003780号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、電気化学デバイスの耐久性の向上、抵抗上昇率の低減、および金属析出量の低減を可能とする電解液、並びに、それを用いた電気化学デバイス及び二次電池を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、下記一般式(1)で表される化合物を少なくとも1つ含有する電解液であって、前記一般式(1)で表される化合物の含有量が、電解液全体に対して0.0001~500ppmである電解液である。
Rf

OLi (1)
(Rf

は炭素数1~5のフッ素化アルキル基。)
【0007】
上記一般式(1)で表される化合物の含有量が、電解液全体に対して0.0001~400ppmであることが好ましい。
上記一般式(1)で表される化合物のRf

が、以下の式(1a)又は(1e)のいずれかであることが好ましい。
(1a)CF

HCF

(1e)HCF

CF

CF

CF

CH

【0008】
さらに、下記一般式(2)で表される化合物を含むことが好ましい。
Rf

ORf

(2)
(Rf

,Rf

は独立して炭素数1~8のフッ素化アルキル基である。)
上記一般式(2)で表される化合物が、CF

HCF

CH

OCF

CF

H、CF

HCF

CH

OCF

CHFCF

、及びCF

CF

CH

OCF

CF

Hからなる群から選択される少なくとも1種であることが好ましい。
上記一般式(2)で表される化合物の含有量が、電解液全体に対して0.01~80質量%であることが好ましい。
【0009】
上記一般式(1)で表される化合物の含有量が、上記一般式(2)で表される化合物に対して0.00000001~11質量%であることが好ましい。
上記一般式(2)で表される化合物の含有量が、電解液全体に対して0.1~75質量%であって、上記一般式(1)で表される化合物の含有量が、上記一般式(2)で表される化合物に対して0.000025~0.35質量%であることが好ましい。
上記一般式(2)で表される化合物が、CF

HCF

CH

OCF

CF

Hであることが好ましい。
【0010】
本開示は、上記電解液を備える電気化学デバイスでもある。
本開示は、上記電解液を備える二次電池でもある。
本開示は、上記電解液を備えるリチウムイオン二次電池でもある。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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