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公開番号2024180617
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2024181495,2019214621
出願日2024-10-17,2019-11-27
発明の名称便器装置
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E03D 9/08 20060101AFI20241219BHJP(上水;下水)
要約【課題】便鉢の縁の近傍に配置される照明部へ、水が掛かりにくい便器装置を提供すること。
【解決手段】便器装置1は、上部が開口した便鉢部11を有する便器本体10と、便鉢部11内を照らす照明部5と、を備え、照明部5は、光源51と、光源51の後方に接続され光源51に電力を供給する配線52aが接続された結線部52とを有し、結線部52は、光源51よりも高い位置にある。照明部5は、後方側から前方側に向かって下方に傾斜していることが好ましい。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
上部が開口した便鉢部を有する便器本体と、
前記便鉢部内を照らす照明部と、を備え、
前記照明部は、光源と、前記光源の後方に接続され前記光源に電力を供給する配線が接続された結線部とを有し、前記結線部は、前記光源よりも高い位置にある、便器装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記照明部は、後方側から前方側に向かって下方に傾斜している、請求項1に記載の便器装置。
【請求項3】
前記便鉢部内に洗浄水を吐出し、ユーザを洗浄する洗浄機構をさらに備え、
前記洗浄機構は、前記便鉢部内に洗浄水を供給するノズル部を有し、
前記ノズル部は、後方側から前方側へ向かって下方に傾斜して取り付けられ、
前記結線部は、前記ノズル部の下方に配置される、請求項1又は2に記載の便器装置。
【請求項4】
前記照明部は、中心光が前記便鉢部の後方を向くように配置される、請求項1~3のいずれか1項に記載の便器装置。
【請求項5】
前記便鉢部は、下部に洗浄水を貯留する溜水部を有し、
前記照明部は、中心光が前記溜水部以外の部位を向くように配置される、請求項1~4のいずれか1項に記載の便器装置。
【請求項6】
前記照明部が取り付けられるベース部をさらに有し、
前記ベース部は、前記照明部の後方部を支持する台座部を有する、請求項1~5のいずれか1項に記載の便器装置。
【請求項7】
前記ベース部は、前記結線部の周囲を囲う枠状の防水リブ部と、
前記防水リブ部の内側に配置され、前記照明部が係合する爪部と、を有し、
前記爪部は、前記防水リブ部の幅方向の一方側に寄って配置されている、請求項6に記載の便器装置。
【請求項8】
上部が開口した便鉢部を有する便器本体と、
前記便鉢部内を照らす照明部と、を備え、
前記便鉢部は、下部に洗浄水を貯留する溜水部を有し、
前記照明部は、中心光が前記溜水部以外の部位を向くように配置される、便器装置。
【請求項9】
前記照明部の外形は、略直方体形状であり、
前記照明部の中心光は、前記略直方体形状の長手方向と、略直交する、請求項1~8のいずれか1項に記載の便器装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、便器装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、夜間等にトイレを使用した場合に、睡眠を妨げることなくトイレを使用できるように便器装置の便鉢の内部を弱い光で照らす技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。便鉢の内部に光を照射するため、照明部は便鉢の縁の近傍に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/038504号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
照明部は便鉢の縁の近傍に配置されていると、便器装置の使用に伴い水飛沫等が飛び、照明部に接続される配線に水がかかることがあった。特に、配線の結線部に水がかかると、電気の供給に問題が生じる懸念があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、上部が開口した便鉢部を有する便器本体と、前記便鉢部内を照らす照明部と、を備え、前記照明部は、光源と、前記光源の後方に接続され前記光源に電力を供給する配線が接続された結線部とを有し、前記結線部は、前記光源よりも高い位置にある、便器装置に関する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本実施形態の便器装置の斜視図である。
本実施形態のフロントベース部の上面図である。
本実施形態のフロントベース部の部分側面図である。
本実施形態のフロントベース部の部分拡大断面模式図である。
本実施形態のフロントベース部の部分拡大斜視図である。
本実施形態のフロントベース部の斜視図である。
本実施形態の便器装置の模式図である。
本実施形態の光源付近の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本開示の便器装置1の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下の説明においては、便器装置1の便座21に座った人から視た場合の前後の方向を前後方向と定義する。前後方向に交差する左右を結ぶ方向を幅方向と定義する。鉛直方向を上下方向と定義する。図中、Fは便器装置1の前方を、Rは後方を示す。
【0008】
便器装置1は、例えばトイレルーム(図示省略)に配置され、汚物を下水へ流して洗浄する水洗式の装置である。図1に示すように、便器装置1は、便器本体10と、便座21と、便蓋22と、ベース部3と、洗浄機構としての臀部洗浄機構4(図4参照)と、照明部5(図3参照)と、を有する。
【0009】
便器本体10は、上部が開口した便鉢部11を有する容器である。便鉢部11は、便器本体10の前方よりに形成される凹部であり、下部に排水口が形成されて下水管(図示省略)と接続されている。便鉢部11は、下部に封水のため一定量の洗浄水が貯水された溜水部12(図5参照)を有する。
【0010】
便座21は、中央が便器本体10の開口に連通するように開口した略環状で平坦な部材であり、便器本体10の上面に載置され、開閉可能に取り付けられている。便蓋22は、便座21の上に開閉可能に取り付けられて、便座21及び便器本体10の凹部を覆っている。
(【0011】以降は省略されています)

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