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公開番号2024180201
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023107540
出願日2023-06-14
発明の名称透析システム排液のpH管理装置
出願人個人
代理人
主分類A61M 1/16 20060101AFI20241219BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】透析システムの排液をpH5~9内に管理する手法と装置を提供する。
【解決手段】A・B剤各溶解装置1、10によるA・B各原液の液置換及び排液を中和タンク11に集め混合する事でpH調整する。A・B剤各溶解装置の洗浄液の中和は、コンソールの洗浄液をpH調整し、それらの排液を混合する事で行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
人工透析システムのA・B剤溶解装置が排出するA・B各原液を、下水道法の定めるpH範囲内に中和する手法と装置。
続きを表示(約 68 文字)【請求項2】
人工透析システムのA・B剤溶解装置が排出する洗浄排液を、下水道法の定めるpH範囲内に中和する手法と装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
透析システムの排液をpH5~9内に管理する手法と装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
透析システム排液は、下水道法の定めるpH5~9を外れる場合がある。図1参照。
【0003】
透析施設の排液を中和するためには、中和装置が必要であるが、
ビル診療所では中和装置の導入は困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-195997(P2020-195997A)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
透析システム排液が、下水道法の定めるpH5~9を外れる工程が有り、それはA・B剤各原液及び洗浄液が排液される工程である。
一般の透析施設50床クラスで、中和装置は受水槽1トン、中和槽1トン、放流層1トンが必要となり、ビル診療所では対応が困難である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
透析システム排液で、A・B剤各原液が排出される工程については以下の2つが考えられる。
1.A・B剤各溶解装置が、朝のAB剤各原液の液置換をする工程。
2.治療終了後にA・B剤各溶解装置が内部に貯留しているA・B剤各原液を排液する工程。
上記工程で、A・B剤各原液が排出されるタイミングがずれる事が、排液が下水道法排水基準を逸脱する原因である。
それを解決するには、A・B剤各原液が排液される流路を1つの中和タンクに集めてから排液すればよい。図2参照。
【0007】
A・B剤各溶解装置が洗浄液を排液する工程については、透析用監視装置の洗浄液を排出している工程に重ねる事で、排液をpH5~9内にする事が出来る。
A・B剤各溶解装置が洗浄液は、次亜塩素酸ナトリウム300ppm、pH10.3を想定している。
透析用監視装置の洗浄液は、次亜塩素酸ナトリウム300ppmに酢酸360ppmを加える事でpH5.2に調整された洗浄液を想定している。
上記洗浄液濃度は限定されるものではなく、各装置の洗浄仕様や流量に応じ調整するものである。
【発明の効果】
【0007】
排水中和施設が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
通常の透析システムにおいて、A・B剤各原液が排液される流路を示す。
本発明における透析システムの排液流路とタンクを示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
A・B剤溶解装置の排液回路と、A・B原液の液置換排液回路をタンクに集合させ混合する。
【0010】
タンクは、サイフォン部を有する排液チューブと、エアブリードチューブを有し、それらの作用によりタンク内を任意の水位に保つことが出来る。
【符号の説明】
(【0011】以降は省略されています)

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