TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024179859
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023099113
出願日2023-06-16
発明の名称合成樹脂製容器
出願人東洋製罐株式会社
代理人弁理士法人平和国際特許事務所
主分類B65D 1/02 20060101AFI20241219BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】外観上好ましくない容器形状の変形を抑制する。
【解決手段】角筒状に形成された胴部4に、横断面形状が直線状の中央平面部401と横断面形状が円弧状のコーナー面部402とを含むパネル面部40であって、周方向に沿って延在する横溝部41によって仕切られた第一パネル面部40a、第二パネル面部40b及び第三パネル面部40cが少なくとも設けられており、第一パネル面部40aにおける中央平面部401aの両端の離間距離w0が、第一パネル面部40aと上下に隣り合う第二パネル面部40b及び第三パネル面部40cにおける中央平面部401b,401cの両端の離間距離w1,w2に対して狭められている。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
角筒状に形成された胴部を備え、
前記胴部には、横断面形状が直線状の中央平面部と横断面形状が円弧状のコーナー面部とを含むパネル面部であって、周方向に沿って延在する横溝部によって仕切られた第一パネル面部、第二パネル面部及び第三パネル面部が少なくとも設けられており、
前記第一パネル面部における前記中央平面部の両端の離間距離が、前記第一パネル面部と上下に隣り合う前記第二パネル面部及び前記第三パネル面部における前記中央平面部の両端の離間距離に対して狭められていることを特徴とする合成樹脂製容器。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記第一パネル面部における前記コーナー面部の曲率半径は、前記第二パネル面部及び前記第三パネル面部における前記コーナー面部の曲率半径より大きい請求項1に記載の合成樹脂製容器。
【請求項3】
前記第一パネル面部と前記第二パネル面部とを仕切る前記横溝部は、第一パネル面部側下向斜面と第二パネル面部側上向斜面とを含み、
前記第一パネル面部と前記第三パネル面部とを仕切る前記横溝部は、第一パネル面部側上向斜面と第三パネル面部側下向斜面とを含み、
前記コーナー面部において、
前記第二パネル面部側上向斜面及び前記第三パネル面部側下向斜面のそれぞれの傾斜角度が、前記コーナー面部のコーナー中心で最小となるように周方向に沿って変化する請求項1に記載の合成樹脂製容器。
【請求項4】
前記第一パネル面部と前記第二パネル面部とを仕切る前記横溝部と、前記第一パネル面部と前記第三パネル面部とを仕切る前記横溝部との少なくとも一方において、前記横溝部の溝底最深部における横断面形状が、前記第一パネル面部の横断面形状と相似する請求項1に記載の合成樹脂製容器。
【請求項5】
前記胴部は、ラベルの厚みに応じて横幅が狭められたラベル装着部を有し、前記ラベル装着部の下側に、前記第二パネル面部、前記第一パネル面部及び前記第三パネル面部が高さ方向に順に隣り合って並んで設けられている請求項1~4のいずれか一項に記載の合成樹脂製容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、合成樹脂製容器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ポリエチレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂を用いて、射出成形や圧縮成形などによって有底筒状のプリフォームを作製し、このプリフォームを二軸延伸ブロー成形によってボトル状に成形してなる合成樹脂製容器が、各種飲料品、各種調味料等を内容物とする容器として広い分野で利用されている。
【0003】
この種の合成樹脂製容器にあっては、従前より、その軽量化や、使用樹脂量の削減による低コスト化のために、可能な限り容器を薄肉に成形する試みがなされている(例えば、特許文献1参照)。近年にあっては、このような薄肉化の要求が益々厳しくなってきており、薄肉化が進むほど容器の剛性が低下するが、その一方で、外観不良を招いてしまうような容器形状の変形を抑制することが求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-30602号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明者らは、上記背景技術に鑑みて、外観上好ましくない容器形状の変形を抑制するべく鋭意検討を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る合成樹脂製容器は、角筒状に形成された胴部を備え、前記胴部には、横断面形状が直線状の中央平面部と横断面形状が円弧状のコーナー面部とを含むパネル面部であって、周方向に沿って延在する横溝部によって仕切られた第一パネル面部、第二パネル面部及び第三パネル面部が少なくとも設けられており、前記第一パネル面部における前記中央平面部の両端の離間距離が、前記第一パネル面部と上下に隣り合う前記第二パネル面部及び前記第三パネル面部における前記中央平面部の両端の離間距離に対して狭められている構成としてある。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、外観上好ましくない容器形状の変形を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る合成樹脂製容器の概略を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る合成樹脂製容器の概略を示す正面図である。
本発明の実施形態に係る合成樹脂製容器の概略を示す平面図である。
図2のA-A線端面図である。
図2のB-B線端面図である。
図2のA-A線端面図と図2のB-B線端面図とを重ねて示す説明図である。
図3のC-C線要部端面図である。
図3のD-D線要部端面図である。
本発明の実施形態に係る合成樹脂製容器の変形例の概略を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0010】
図1は、本実施形態に係る合成樹脂製容器の概略を示す斜視図であり、図2は、同正面図、図3は、同平面図である。
また、図4は、図2のA-A線端面図、図5は、図2のB-B線端面図であり、これらの端面図を図6に重ねて示す。図7は、図3のC-C線要部端面図、図8は、図3のD-D線要部端面図である。これらの端面図にあっては、端面にあらわれる肉厚を適宜省略している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

東洋製罐株式会社
合成樹脂製容器
8日前
東洋製罐株式会社
有底筒状体加工装置
9日前
東洋製罐株式会社
缶内面膜の検査装置
22日前
東洋製罐株式会社
電子レンジ用パウチ
1か月前
東洋製罐株式会社
プリフォームの製造方法
1か月前
東洋製罐株式会社
プリフォームの製造方法
1か月前
東洋製罐株式会社
プリフォームの製造方法
1か月前
東洋製罐株式会社
スパウトおよび注出ユニット
15日前
東洋製罐株式会社
注出具付き包装袋及びその製造方法
23日前
東洋製罐株式会社
ポリエステル樹脂被覆シームレス缶及びその製造方法
24日前
東洋製罐株式会社
ポリエステル樹脂被覆シームレス缶及びその製造方法
1か月前
東洋製罐株式会社
ポリエステル樹脂被覆シームレス缶及びその製造方法
1か月前
個人
2か月前
個人
ゴミ箱
2か月前
個人
包装体
3か月前
個人
構造体
10か月前
個人
収納用具
6か月前
個人
物品収納具
6か月前
個人
パウチ補助具
2か月前
個人
折り畳み水槽
3か月前
個人
開封用カッター
8か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
7か月前
個人
閉塞装置
8日前
個人
ダンボール宝箱
3か月前
個人
圧縮収納袋
3か月前
個人
パウチ容器
9か月前
個人
折りたたみコップ
9か月前
個人
チャック付き袋体
9か月前
個人
プラスチックバッグ
11か月前
個人
開口しやすいレジ袋
10か月前
株式会社新弘
容器
2か月前
個人
伸縮するゴミ収納器
9か月前
株式会社新弘
容器
2か月前
個人
チャック付き保存袋
8か月前
個人
粘着テープ剥がし具
7か月前
株式会社イシダ
包装装置
2か月前
続きを見る