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公開番号
2024179822
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023099030
出願日
2023-06-16
発明の名称
炭化珪素半導体装置および炭化珪素半導体装置の製造方法
出願人
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01L
29/78 20060101AFI20241219BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】層間絶縁膜にクラックが発生することを抑制できる炭化珪素半導体装置および炭化珪素半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】炭化珪素半導体装置は、第1主面を有する炭化珪素基板を備え、前記第1主面には、側面と、前記側面に連なる底面とを有するゲートトレンチが設けられており、前記側面および前記底面に接するゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜の上に設けられたゲート電極と、前記ゲート電極の上に設けられた層間絶縁膜と、をさらに備え、前記層間絶縁膜は、リン原子を含み、前記ゲート電極の上端を通り前記第1主面に平行な仮想面と、前記第1主面とが面一である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1主面を有する炭化珪素基板を備え、
前記第1主面には、側面と、前記側面に連なる底面とを有するゲートトレンチが設けられており、
前記側面および前記底面に接するゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜の上に設けられたゲート電極と、
前記ゲート電極の上に設けられた層間絶縁膜と、
をさらに備え、
前記層間絶縁膜は、リン原子を含み、
前記ゲート電極の上端を通り前記第1主面に平行な仮想面と、前記第1主面とが面一である、
炭化珪素半導体装置。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記ゲート電極の上面の最大高さRzは、20nm以下である、
請求項1に記載の炭化珪素半導体装置。
【請求項3】
前記ゲートトレンチの前記底面の幅は、前記ゲートトレンチの開口部の幅の1/2より小さい、
請求項1に記載の炭化珪素半導体装置。
【請求項4】
前記ゲートトレンチの前記底面の幅は、前記ゲートトレンチの開口部の幅の1/2以上である、
請求項1に記載の炭化珪素半導体装置。
【請求項5】
前記第1主面と前記ゲートトレンチの前記側面とがなす角度は、45°以上65°以下である、
請求項1に記載の炭化珪素半導体装置。
【請求項6】
前記ゲート電極の上面は、上に凸となる曲面である、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の炭化珪素半導体装置。
【請求項7】
前記ゲート電極の上面は、下に凸となる曲面である、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の炭化珪素半導体装置。
【請求項8】
第1主面を有する炭化珪素基板を準備する工程と、
前記第1主面に、側面と前記側面に連なる底面とを有するゲートトレンチを形成する工程と、
前記側面および前記底面に接するゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜の上にゲート電極を形成する工程と、
化学機械研磨によって前記ゲート電極の上面が前記第1主面と面一となるように研磨する工程と、
前記ゲート電極の上にリン原子を含む層間絶縁膜を形成する工程と、
を有する、炭化珪素半導体装置の製造方法。
【請求項9】
研磨された前記ゲート電極の前記上面に対してドライエッチングを行うことにより、前記ゲート電極の前記上面を曲面にする工程を有する、
請求項8に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、炭化珪素半導体装置および炭化珪素半導体装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
炭化珪素半導体装置の一つとして、炭化珪素基板にゲートトレンチが形成され、ゲートトレンチ内にゲート絶縁膜およびゲート電極が設けられたトレンチゲート型MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-77787号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のトレンチゲート型MOSFETでは、ゲート電極の角部の近傍において層間絶縁膜に応力が集中し、層間絶縁膜にクラックが発生する場合がある。
【0005】
本開示は、層間絶縁膜にクラックが発生することを抑制できる炭化珪素半導体装置および炭化珪素半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の炭化珪素半導体装置は、第1主面を有する炭化珪素基板を備え、前記第1主面には、側面と、前記側面に連なる底面とを有するゲートトレンチが設けられており、前記側面および前記底面に接するゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜の上に設けられたゲート電極と、前記ゲート電極の上に設けられた層間絶縁膜と、をさらに備え、前記層間絶縁膜は、リン原子を含み、前記ゲート電極の上端を通り前記第1主面に平行な仮想面と、前記第1主面とが面一である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、層間絶縁膜にクラックが発生することを抑制できる炭化珪素半導体装置および炭化珪素半導体装置の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る炭化珪素半導体装置を示す断面図である。
図2は、図1の炭化珪素半導体装置におけるゲート電極を示す断面図である。
図3は、第1実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法を示す断面図(その1)である。
図4は、第1実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法を示す断面図(その2)である。
図5は、第1実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法を示す断面図(その3)である。
図6は、第1実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法を示す断面図(その4)である。
図7は、第1実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法を示す断面図(その5)である。
図8は、第1実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法を示す断面図(その6)である。
図9は、第1実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法を示す断面図(その7)である。
図10は、第1実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法を示す断面図(その8)である。
図11は、第1実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法を示す断面図(その9)である。
図12は、第1実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法を示す断面図(その10)である。
図13は、第1実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法を示す断面図(その11)である。
図14は、第2実施形態に係る炭化珪素半導体装置を示す断面図である。
図15は、図14の炭化珪素半導体装置におけるゲート電極を示す断面図である。
図16は、第2実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図17は、第3実施形態に係る炭化珪素半導体装置を示す断面図である。
図18は、図17の炭化珪素半導体装置におけるゲート電極を示す断面図である。
図19は、第3実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施するための形態について、以下に説明する。
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。以下の説明では、同一または対応する要素には同一の符号を付し、それらについて同じ説明は繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)
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