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公開番号
2024179786
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023098921
出願日
2023-06-16
発明の名称
液体制汗剤組成物
出願人
ライオン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61K
8/365 20060101AFI20241219BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】制汗効果及びその持続性、塗布後における肌のつっぱり感のなさ、皮膚刺激性のなさ、並びに製剤の外観に優れる液体制汗剤組成物の提供。
【解決手段】
(A)ハロゲン化アルミニウム水和物又はその錯体、及びハロゲン化アルミニウムから選択される少なくともいずれかと、(B)α-ヒドロキシ酸、α-ヒドロキシ酸のアルカリ金属塩、α-ヒドロキシ酸のアルカリ土類金属塩、α-ヒドロキシ酸のアミン塩、及びα-ヒドロキシ酸のアンモニウム塩から選択される少なくともいずれかと、(C)アルミニウム塩を除く水溶性無機塩と、を含むことを特徴とする液体制汗剤組成物である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)ハロゲン化アルミニウム水和物又はその錯体、及びハロゲン化アルミニウムから選択される少なくともいずれかと、
(B)α-ヒドロキシ酸、α-ヒドロキシ酸のアルカリ金属塩、α-ヒドロキシ酸のアルカリ土類金属塩、α-ヒドロキシ酸のアミン塩、及びα-ヒドロキシ酸のアンモニウム塩から選択される少なくともいずれかと、
(C)アルミニウム塩を除く水溶性無機塩と、
を含むことを特徴とする液体制汗剤組成物。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記(C)の含有量に対する前記(B)の含有量の質量比[(B)/(C)]が、0.9以上50以下である、請求項1に記載の液体制汗剤組成物。
【請求項3】
前記(A)の含有量が、液体制汗剤組成物の全量に対して10質量%以上15質量%以下であり、
前記(B)の含有量が、液体制汗剤組成物の全量に対して0.45質量%以上3質量%以下であり、
前記(C)の含有量が、液体制汗剤組成物の全量に対して0.1質量%以上0.7質量%以下である、請求項1又は2に記載の液体制汗剤組成物。
【請求項4】
ロールオンタイプ、ローションタイプ、及びミストタイプから選択されるいずれかである、請求項1又は2に記載の液体制汗剤組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体制汗剤組成物に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、クロルヒドロキシアルミニウム等の制汗効果を有する制汗成分を配合した制汗剤組成物が広く使用されている。当該クロルヒドロキシアルミニウムは、汗腺をプラグで塞ぐことによって制汗効果を奏する。
近年、発汗量の増加に伴う、クロルヒドロキシアルミニウムの汗腺からの溶出に起因した制汗効果の低下を改善する目的で、硫酸イオンを併用した制汗剤組成物が提案されている(例えば、特許文献1参照)
【0003】
しかし、上記特許文献1を含む従来の制汗剤組成物においては、剃毛処理に伴って剥がれ易くなった角質や、汗腺から分泌される汗や皮脂が結びついて形成された角栓によって、クロルヒドロキシアルミニウム由来のプラグの形成が不十分となり、制汗効果やその持続性が低下することが懸念されている。
したがって、制汗効果及びその持続性に優れた液体制汗剤組成物は、未だ満足できるものは提供されておらず、その速やかな提供が強く求められているのが現状である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2021/085059号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、制汗効果及びその持続性、塗布後における肌のつっぱり感のなさ、皮膚刺激性のなさ、並びに製剤の外観に優れる液体制汗剤組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の液体制汗剤組成物は、(A)ハロゲン化アルミニウム水和物又はその錯体、及びハロゲン化アルミニウムから選択される少なくともいずれかと、(B)α-ヒドロキシ酸、α-ヒドロキシ酸のアルカリ金属塩、α-ヒドロキシ酸のアルカリ土類金属塩、α-ヒドロキシ酸のアミン塩、及びα-ヒドロキシ酸のアンモニウム塩から選択される少なくともいずれかと、(C)アルミニウム塩を除く水溶性無機塩と、を含む。
【0007】
本発明は、本発明者らによる前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては以下の通りである。即ち、
<1>
(A)ハロゲン化アルミニウム水和物又はその錯体、及びハロゲン化アルミニウムから選択される少なくともいずれかと、
(B)α-ヒドロキシ酸、α-ヒドロキシ酸のアルカリ金属塩、α-ヒドロキシ酸のアルカリ土類金属塩、α-ヒドロキシ酸のアミン塩、及びα-ヒドロキシ酸のアンモニウム塩から選択される少なくともいずれかと、
(C)アルミニウム塩を除く水溶性無機塩と、
を含むことを特徴とする液体制汗剤組成物である。
<2>
前記(C)の含有量に対する前記(B)の含有量の質量比[(B)/(C)]が、0.9以上50以下である、前記<1>に記載の液体制汗剤組成物である。
<3>
前記(A)の含有量が、液体制汗剤組成物の全量に対して10質量%以上15質量%以下であり、
前記(B)の含有量が、液体制汗剤組成物の全量に対して0.45質量%以上3質量%以下であり、
前記(C)の含有量が、液体制汗剤組成物の全量に対して0.1質量%以上0.7質量%以下である、前記<1>又は前記<2>に記載の液体制汗剤組成物である。
<4>
ロールオンタイプ、ローションタイプ、及びミストタイプから選択されるいずれかである、前記<1>から前記<3>のいずれかに記載の液体制汗剤組成物である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、制汗効果及びその持続性、塗布後における肌のつっぱり感のなさ、皮膚刺激性のなさ、並びに製剤の外観に優れる液体制汗剤組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(液体制汗剤組成物)
本発明の液体制汗剤組成物は、(A)ハロゲン化アルミニウム水和物又はその錯体、及びハロゲン化アルミニウムから選択される少なくともいずれかと、(B)α-ヒドロキシ酸、α-ヒドロキシ酸のアルカリ金属塩、α-ヒドロキシ酸のアルカリ土類金属塩、α-ヒドロキシ酸のアミン塩、及びα-ヒドロキシ酸のアンモニウム塩から選択される少なくともいずれかと、(C)アルミニウム塩を除く水溶性無機塩とを含み、必要に応じて、その他の成分を含んでいてもよい。
本明細書において、前記「(A)ハロゲン化アルミニウム水和物又はその錯体、及びハロゲン化アルミニウムから選択される少なくともいずれか」は、「(A)」又は「(A)成分」と称されることがあり、前記「(B)α-ヒドロキシ酸、α-ヒドロキシ酸のアルカリ金属塩、α-ヒドロキシ酸のアルカリ土類金属塩、α-ヒドロキシ酸のアミン塩、及びα-ヒドロキシ酸のアンモニウム塩から選択される少なくともいずれか」は、「(B)」又は「(B)成分」と称されることがあり、前記「(C)アルミニウム塩を除く水溶性無機塩」は、「(C)」又は「(C)成分」と称されることがある。
【0010】
<(A)ハロゲン化アルミニウム水和物又はその錯体、及びハロゲン化アルミニウムから選択される少なくともいずれか>
前記(A)成分は、主に、制汗効果を付与するために含有される。
(【0011】以降は省略されています)
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