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公開番号2024178944
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-25
出願番号2024095891
出願日2024-06-13
発明の名称電極合剤シート、電極、二次電池、及び、電極合剤シートの製造方法
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人WisePlus
主分類H01M 4/13 20100101AFI20241218BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】引張強度が高く、抵抗が低い電極合剤シート、それを用いた電極及び二次電池、並びに、電極合剤シートの製造方法を提供する。
【解決手段】ポリテトラフルオロエチレンと、炭素材料と、前記炭素材料以外の電極活物質及び/又は前記ポリテトラフルオロエチレン以外のフッ素樹脂とを含み、SEM-EDX分析によって得られる炭素組成分布の2000倍の視野の画像において、界面長/炭素検出量で示される値Xが2300以下である電極合剤シート。
【選択図】なし


特許請求の範囲【請求項1】
ポリテトラフルオロエチレンと、炭素材料と、前記炭素材料以外の電極活物質及び/又は前記ポリテトラフルオロエチレン以外のフッ素樹脂とを含み、
SEM-EDX分析によって得られる炭素組成分布の2000倍の視野の画像において、界面長/炭素検出量で示される値Xが2300以下である電極合剤シート。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
値Xが300以上2000以下である請求項1記載の電極合剤シート。
【請求項3】
前記電極合剤シートに対する前記ポリテトラフルオロエチレン及び前記ポリテトラフルオロエチレン以外のフッ素樹脂の合計含有量が0.1質量%以上10質量%以下である請求項1又は2記載の電極合剤シート。
【請求項4】
前記炭素材料が導電助剤である請求項1又は2記載の電極合剤シート。
【請求項5】
前記炭素材料以外の電極活物質が正極活物質である請求項1又は2記載の電極合剤シート。
【請求項6】
前記正極活物質の含有量が前記電極合剤シートに対し、92%以上99質量%以下である請求項5記載の電極合剤シート。
【請求項7】
請求項1又は2記載の電極合剤シートを含む電極。
【請求項8】
請求項7記載の電極を備える二次電池。
【請求項9】
ポリテトラフルオロエチレンと、炭素材料以外の電極活物質及び/又は前記ポリテトラフルオロエチレン以外のフッ素樹脂とを混合する工程(1)、及び、
工程(1)で得られた混合物と炭素材料とを混合する工程(2)
を含む電極合剤シートの製造方法。
【請求項10】
工程(1)において、剪断力により前記ポリテトラフルオロエチレンのフィブリルを発生させる請求項9記載の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電極合剤シート、電極、二次電池、及び、電極合剤シートの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
リチウムイオン二次電池等の二次電池は、高電圧、高エネルギー密度で、自己放電が少ない、メモリー効果が少ない、超軽量化が可能である、等の理由から、ノート型パソコン、携帯電話、スマートフォン、タブレットパソコン、ウルトラブック等小型で携帯に適した電気・電子機器等に用いられるとともに、更には、自動車用等の駆動用車載電源や定置用大型電源等に至るまでの広範な電源として実用化されつつある。二次電池には、更なる高エネルギー密度化が求められており、電池特性の更なる改善が求められている。
【0003】
特許文献1には、電極合材中のポリテトラフルオロエチレンの分布を制御した電極が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2022/163186号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、引張強度が高く、抵抗が低い電極合剤シート、それを用いた電極及び二次電池、並びに、電極合剤シートの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示(1)は、ポリテトラフルオロエチレンと、炭素材料と、前記炭素材料以外の電極活物質及び/又は前記ポリテトラフルオロエチレン以外のフッ素樹脂とを含み、
SEM-EDX分析によって得られる炭素組成分布の2000倍の視野の画像において、界面長/炭素検出量で示される値Xが2300以下である電極合剤シートである。
【0007】
本開示(2)は、値Xが300以上2000以下である本開示(1)記載の電極合剤シートである。
【0008】
本開示(3)は、前記電極合剤シートに対する前記ポリテトラフルオロエチレン及び前記ポリテトラフルオロエチレン以外のフッ素樹脂の合計含有量が0.1質量%以上10質量%以下である本開示(1)又は(2)記載の電極合剤シートである。
【0009】
本開示(4)は前記炭素材料が導電助剤である本開示(1)~(3)のいずれかに記載の電極合剤シートである。
【0010】
本開示(5)は前記炭素材料以外の電極活物質が正極活物質である本開示(1)~(4)のいずれかに記載の電極合剤シートである。
(【0011】以降は省略されています)

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