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公開番号2024176271
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023094711
出願日2023-06-08
発明の名称送風装置
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類F04D 29/44 20060101AFI20241212BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】送風装置から吹き出される空気の風速のばらつきを抑制する。
【解決手段】送風装置(1)は、ケーシング(10)内において吹出口(13)とファン(20)との間に形成される空気通路(14)と、空気通路(14)の空気を吹出口(13)に案内する第1案内部(30)と、空気通路(14)においてファン(20)と第1案内部(30)との間に配置されるとともに空気通路(14)を複数の案内通路(41)に区画する第2案内部(40)とを備える。第2案内部(40)は、案内通路(41)に面し、且つ第1案内部(30)に向けて空気を案内する案内面(42)を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
吹出口(13)が形成されるケーシング(10)と、
前記ケーシング(10)に収容されるファン(20)と、
前記ケーシング(10)内において前記吹出口(13)と前記ファン(20)との間に形成される空気通路(14)と、
前記空気通路(14)の空気を前記吹出口(13)に案内する第1案内部(30)と、
前記空気通路(14)において前記ファン(20)と前記第1案内部(30)との間に配置されるとともに、前記空気通路(14)を複数の案内通路(41)に区画する第2案内部(40)と、を備え、
前記第2案内部(40)は、前記案内通路(41)に面し、且つ前記第1案内部(30)に向けて空気を案内する案内面(42)を有する
送風装置。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
複数の前記案内通路(41)は、互いに同じ方向を向く
請求項1に記載の送風装置。
【請求項3】
前記第2案内部(40)は、前記ファン(20)から吐出された空気を整流する
請求項1又は2に記載の送風装置。
【請求項4】
前記案内通路(41)の断面形状は、多角形である
請求項3に記載の送風装置。
【請求項5】
前記第1案内部(30)と前記第2案内部(40)とは、第1方向に配列され、
前記案内通路(41)は、前記第1方向に延びる
請求項1に記載の送風装置。
【請求項6】
前記第1案内部(30)と前記第2案内部(40)とは、第1方向に配列され、
前記ファン(20)は、前記第1方向の一端側に配置され、前記第1方向の他端側に向かって空気を吹き出し、
前記案内通路(41)は、前記第1方向に空気を案内する
請求項1に記載の送風装置。
【請求項7】
前記ファン(20)は、遠心ファンであり、
前記案内面(42)は、前記ファン(20)の回転軸方向及び前記第1方向に沿う
請求項5又は6に記載の送風装置。
【請求項8】
前記ファン(20)は、遠心ファンであり、
前記ファン(20)は、前記ファン(20)の吐出方向が前記第1方向になるように傾けて配置される
請求項5に記載の送風装置。
【請求項9】
前記第1案内部(30)は、前記第1方向に配列される複数の平面部材(31a,32a,33a,34a,35a,36a,37a)を含み、
前記平面部材(31a,32a,33a,34a,35a,36a,37a)同士の間隔Lは、12cm以下である
請求項5に記載の送風装置。
【請求項10】
前記空気通路(14)における前記ファン(20)と前記第2案内部(40)との間に配置され、前記ファン(20)から吐出された空気を前記第2案内部(40)へ案内する第3案内部(50)を更に備える
請求項1に記載の送風装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、送風装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、清浄な空気を吹き出すファンフィルタユニット(送風装置)が開示されている。特許文献1のファンフィルタユニットは、ファンを収容するファンモータユニットと、フィルタが設けられたフィルタユニットとを有する。ファンモータユニットの吹出口とフィルタユニットの吸込口とは対向して配置されるとともに連結されている。この連結部分には、ファンから吹き出された風をフィルタユニット上部に導く誘導部が設けられている。そして、誘導部の通風面には、通風路の中央部を挟んで案内板が設けられている。通風面に案内板を設けることにより、ファンから吹き出された風をフィルタユニットの上流側に均一に供給している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5343318公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ファンから吹き出される空気には、様々な方向に傾いた空気が含まれている。そのため、ファンの吹出空気の風速には、ばらつきが生じている。特許文献1のような送風装置では、このようなファンの吹出し空気における風速のばらつきを考慮していない。そのため、ファンから吹き出されたばらつきのある空気が案内板を通過した後にもこのばらつきが残っている。そして、このようなばらつきの残った空気が送風装置の吹出口から吹き出されると、送風装置から不均一な風が吹き出されるという問題があった。
【0005】
本開示の目的は、送風装置から吹き出される空気の風速のばらつきを抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様は、送風装置(1)を対象とする。送風装置(1)は、吹出口(13)が形成されるケーシング(10)と、前記ケーシング(10)に収容されるファン(20)と、前記ケーシング(10)内において前記吹出口(13)と前記ファン(20)との間に形成される空気通路(14)と、前記空気通路(14)の空気を前記吹出口(13)に案内する第1案内部(30)と、前記空気通路(14)において前記ファン(20)と前記第1案内部(30)との間に配置されるとともに、前記空気通路(14)を複数の案内通路(41)に区画する第2案内部(40)とを備える。前記第2案内部(40)は、前記案内通路(41)に面し、且つ前記第1案内部(30)に向けて空気を案内する案内面(42)を有する。
【0007】
第1の態様では、空気通路におけるファン(20)と第1案内部(30)との間に第2案内部(40)が配置される。第2案内部(40)は、第1案内部(30)に向けて空気を案内する。そのため、ファン(20)の吐出空気に含まれるばらつきのある空気を第1案内部(30)に向けて方向を整えることができる。これにより、吹出口(13)から吹き出される空気のばらつきを抑制できる。
【0008】
第2の態様は、第1の態様において、複数の前記案内通路(41)は、互いに同じ方向を向く。
【0009】
第2の態様では、複数の案内通路(41)が互いに同じ方向を向くので、ファン(20)から吐出された空気の流れを一つの方向に揃えることができる。
【0010】
第3の態様は、第1又は第2の態様において、前記第2案内部(40)は、前記ファン(20)から吐出された空気を整流する。
(【0011】以降は省略されています)

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