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公開番号
2024176760
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023095544
出願日
2023-06-09
発明の名称
圧縮機及び冷凍装置
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
H02K
3/50 20060101AFI20241212BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】中性線を固定する固定部をステータコアの周辺を流れる作動流体から保護する。
【解決手段】圧縮機(10)は、圧縮機構(30)と、圧縮機構を駆動するモータ(60)と、を備える。モータのステータコア(70)は、環状であり且つ軸方向に延びるバックヨーク(71)と、ヨーク内周面(71a)から径方向内方に突出し且つ周方向に間隔を空けて配置された第1ティース(72A)及び第2ティース(72B)と、を含む。ヨーク外周面には、軸方向に延び且つ径方向内方に凹んだコアカット(73)が設けられる。第1ティースには第1相コイル(80A)が巻かれる。第2ティースには第2相コイル(80B)が巻かれる。第1相コイルからは第1相中性線(82A)が引き出される。第2相コイルからは第2相中性線(82B)が引き出される。第1相中性線と第2相中性線とを固定する固定部(83)は、周方向にてコアカットに重ならない位置且つヨーク内周面よりも径方向外方に配置される。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
圧縮機構(30)と、前記圧縮機構(30)を駆動するモータ(60)と、を備え、
前記モータ(60)は、ステータコア(70)を有し、
前記ステータコア(70)は、環状であり且つ軸方向(Z)に延びるバックヨーク(71)と、前記バックヨーク(71)のヨーク内周面(71a)から径方向(R)の内方(R1)に突出し且つ周方向(T)に間隔を空けて配置された第1ティース(72A)及び第2ティース(72B)と、を含み、
前記バックヨーク(71)のヨーク外周面(71b)には、前記軸方向(Z)に延び且つ前記径方向(R)の内方(R1)に凹んだコアカット(73)が設けられており、
前記第1ティース(72A)には、第1相コイル(80A)が巻かれており、
前記第2ティース(72B)には、第2相コイル(80B)が巻かれており、
前記第1相コイル(80A)からは、第1相中性線(82A)が引き出されており、
前記第2相コイル(80B)からは、第2相中性線(82B)が引き出されており、
前記第1相中性線(82A)と前記第2相中性線(82B)とは、固定部(83)で固定されており、
前記固定部(83)は、前記周方向(T)において前記コアカット(73)に重ならない位置、且つ、前記ヨーク内周面(71a)よりも前記径方向(R)の外方(R2)に、配置されている、
圧縮機。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記バックヨーク(71)の前記軸方向(Z)におけるヨーク端面(71c)には、インシュレータ(90)が設けられており、
前記インシュレータ(90)は、環状であり且つ前記軸方向(Z)に延びる外周壁(91)を含み、
前記固定部(83)は、前記外周壁(91)に配置されている、
請求項1に記載の圧縮機。
【請求項3】
前記固定部(83)は、前記外周壁(91)におけるインシュレータ外周面(91a1,91b1)に配置されている、
請求項2に記載の圧縮機。
【請求項4】
前記外周壁(91)には、切り欠き(94)が形成されており、
前記固定部(83)は、前記切り欠き(94)に配置されている、
請求項2に記載の圧縮機。
【請求項5】
前記固定部(83)は、前記外周壁(91)の前記軸方向(Z)におけるインシュレータ端面(91b2)に配置されている、
請求項2に記載の圧縮機。
【請求項6】
前記第1相コイル(80A)からは、第1相リード線(81A)が引き出されており、
前記第2相コイル(80B)からは、第2相リード線(81A)が引き出されており、
前記第1相中性線(82A)及び前記第2相中性線(82B)は、前記第1相リード線(81A)及び前記第2相リード線(81B)に対して前記軸方向(Z)の反対側に、引き出されている、
請求項1に記載の圧縮機。
【請求項7】
前記軸方向(Z)において前記第1相中性線(82A)及び前記第2相中性線(82B)よりも前記第1相リード線(81A)及び前記第2相リード線(81B)の近くに配置された端子台(110)を備える、
請求項6に記載の圧縮機。
【請求項8】
前記周方向(T)において互いに異なる位置に配置された前記固定部(83)としての第1固定部(83A)及び第2固定部(83B)があり、
前記第1固定部(83A)及び前記第2固定部(83B)は、前記周方向(T)において前記コアカット(73)に重ならない位置、且つ、前記ヨーク内周面(71a)よりも前記径方向(R)の外方(R2)に、配置されている、
請求項1に記載の圧縮機。
【請求項9】
前記固定部(83)は、前記第1相中性線(82A)と前記第2相中性線(82B)とを束ねるスリーブ(83)である、
請求項1に記載の圧縮機。
【請求項10】
請求項1から9のいずれか1つに記載の圧縮機(10)を備える、
冷凍装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、圧縮機及び冷凍装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示の圧縮機は、圧縮機構と、圧縮機構を駆動するモータと、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-017849号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に係る圧縮機では、モータのステータコアの外周面には、軸方向に延びるコアカットが設けられている。圧縮機構で圧縮された作動流体は、ケーシング内を、圧縮機構側からモータ側に流れる。このとき、作動流体は、ケーシングとステータコアとの間を、コアカットに沿うようにして軸方向に流れる。さらに、作動流体は、ステータコアの内周側を、軸方向に沿って流れることがある。
【0005】
ステータコアには、複数のコイルが配置されている。コイルからは中性線が引き出されている。各コイルから引き出された各中性線は、固定部で互いに固定される。
【0006】
中性線同士を互いに固定する固定部が、コアカットに沿って軸方向に流れる作動流体やステータコアの内周側を軸方向に流れる作動流体に、晒されてしまうと、固定部による中性線同士の固定が解除されたり、固定部がステータコアから脱落したりしかねない。
【0007】
本開示の目的は、圧縮機において、中性線同士を固定する固定部を、ステータコアの周辺を流れる作動流体から、保護することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第1の態様は、圧縮機(10)を対象とする。圧縮機(10)は、圧縮機構(30)と、前記圧縮機構(30)を駆動するモータ(60)と、を備え、前記モータ(60)は、ステータコア(70)を有し、前記ステータコア(70)は、環状であり且つ軸方向(Z)に延びるバックヨーク(71)と、前記バックヨーク(71)のヨーク内周面(71a)から径方向(R)の内方(R1)に突出し且つ周方向(T)に間隔を空けて配置された第1ティース(72A)及び第2ティース(72B)と、を含み、前記バックヨーク(71)のヨーク外周面(71b)には、前記軸方向(Z)に延び且つ前記径方向(R)の内方(R1)に凹んだコアカット(73)が設けられており、前記第1ティース(72A)には、第1相コイル(80A)が巻かれており、前記第2ティース(72B)には、第2相コイル(80B)が巻かれており、前記第1相コイル(80A)からは、第1相中性線(82A)が引き出されており、前記第2相コイル(80B)からは、第2相中性線(82B)が引き出されており、前記第1相中性線(82A)と前記第2相中性線(82B)とは、固定部(83)で固定されており、前記固定部(83)は、前記周方向(T)において前記コアカット(73)に重ならない位置、且つ、前記ヨーク内周面(71a)よりも前記径方向(R)の外方(R2)に、配置されている。
【0009】
第1の態様によれば、第1相中性線(82A)と第2相中性線(82B)とを固定する固定部(83)は、周方向(T)においてコアカット(73)に重ならない位置、且つ、ヨーク内周面(71a)よりも径方向(R)の外方(R2)に、配置されている。
【0010】
この範囲に固定部(83)を配置することによって、固定部(83)は、コアカット(73)に沿って軸方向(Z)に流れる作動流体やヨーク内周面(71a)よりも径方向(R)の内方(R1)を軸方向(Z)に流れる作動流体に、晒されにくくなる。
(【0011】以降は省略されています)
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