TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024178876
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-25
出願番号
2023106500
出願日
2023-06-13
発明の名称
皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物
出願人
池田物産株式会社
代理人
主分類
A61K
8/37 20060101AFI20241218BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 近年ではサステナビリティの観点からも天然由来原料への関心が高まり、また動物由来原料を使用しないヴィーガン化粧品の需要も高いことから、植物由来の原料を使用した外用剤組成物の開発が求められている。このような背景の中で、常温で固体の植物油脂がその皮膚に塗布したときの感触の良さから外用剤組成物の開発に使用されているが、酸化安定性やスキンケア効果の点で必ずしも満足できるとは言い難いものであった。
【解決手段】 本発明は、植物由来の高級アルコールをエステル交換して得られる融点30~40℃の生成混合物を固体脂成分として使用することで、酸化安定性とスキンケア効果に優れた皮膚用またはヘアケア用外用剤組成物を提供するものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
植物由来の高級アルコールをエステル交換して得られる融点30~40℃の生成混合物を固体脂成分として含有することを特徴とする皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物。
続きを表示(約 61 文字)
【請求項2】
固体脂成分が0.01~100質量%である請求項1に記載の皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は植物由来の高級アルコールをエステル交換して得られる生成混合物を含有する皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物に関する。ここで皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物とは、洗顔料、化粧水、クリーム、パック等のスキンケア化粧品、ファンデーション、口紅、マスカラ等のメークアップ化粧品、シャンプー、リンス、ヘアスタイリング剤、育毛剤、ヘアカラー、パーマネント・ウェーブ剤等のヘアケア化粧品、ボディソープ、スリミング剤、UVケア剤、浴用剤、制汗剤などのボディーケア化粧品、香水、オーデコロン等のフレグランス化粧品であって、法律上の化粧品、医薬部外品、医薬品を含む。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
洗浄剤、化粧品、医薬品等の外用剤組成物には皮膚からの水分の蒸散を抑制したり、毛髪をセットしたり、使用感触を向上させる等多種多用な目的で油性成分が配合される。この油性成分には動植物油脂、ロウ類、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル類、シリコーン油等があり、その化学的、物理的性質、使用感触等の特徴に応じて使い分けられている。これらの中でも常温で固体のカルナウバロウ、キャンデリラロウ、コメヌカロウ、ミツロウ、ラノリン、ワセリン、シア脂、カカオ脂などはエモリエント剤、光沢剤、液状油の固化剤として特にクリーム、リップスティック、ファンデーション、ヘアスチックなどに用いられて来た。
【0003】
近年ではサステナビリティの観点からも天然由来原料への関心が高まり、また動物由来原料を使用しないヴィーガン化粧品の需要も高いことから、植物由来の原料を使用した外用剤組成物の開発が求められている。
【0004】
前記の固体脂の内、ラノリン、ワセリン、シア脂、カカオ脂は融点が40℃付近であり、外用剤組成物への配合では皮膚への塗布時に速やかに液状化するなど感触面で優れるが、ラノリンは動物油脂、ワセリンは石油由来の炭化水素である。
また、シア脂、カカオ脂は植物油脂であるが、不飽和脂肪酸を比較的多量に含有するため特に高温下での酸化安定性に劣る。
【0005】
塗布時の使用感触と酸化安定性に優れる植物由来のエステルを固体脂として含有する外用剤組成物が特許文献1に開示されている。
【0006】
特開2013-40157号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
以上のような背景の中で、常温で固体の植物由来の油脂、エステルの研究が進められ、皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物が開発されてきたが、その効果は必ずしも満足できるとは言い難いものであった。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記のような状況下でなされたものであり、植物由来の高級アルコールをエステル交換して得られる融点30~40℃で酸化安定性とスキンケア効果に優れた固体脂成分を含有する新規な皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物を提供するものである。
【0009】
本発明の請求項1に示すものは、植物由来の高級アルコールをエステル交換して得られる融点30~40℃の生成混合物を固体脂成分として含有することを特徴とする皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物である。
【0010】
本発明の請求項2に示すものは、固体脂成分が0.01~100質量%である請求項1に記載の皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
池田物産株式会社
皮膚用外用剤組成物
5か月前
池田物産株式会社
皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物
15日前
池田物産株式会社
皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物
15日前
個人
歯の掃除具
2か月前
個人
錠剤撒き器
4か月前
個人
乗馬テラピー
2か月前
個人
身体牽引装置
2か月前
個人
塗り薬塗り具
1か月前
個人
染毛方法
1か月前
個人
健康器具
29日前
個人
発熱器具
2か月前
個人
収納容器
23日前
個人
鼻腔拡張具
4か月前
個人
挟圧手工爪矯正具
4か月前
個人
磁器治療器
2か月前
株式会社コロナ
脱臭機
4か月前
個人
動体視力強化装置
2か月前
個人
口腔ケア用歯ブラシ
4か月前
東レ株式会社
下肢着用具
2か月前
個人
血管硬化度算出方法
3か月前
株式会社ナカニシ
生検針
2か月前
東レ株式会社
吸収制御剤
1か月前
株式会社ダリヤ
皮膚洗浄剤
4か月前
株式会社ニデック
眼科装置
2か月前
株式会社ニデック
眼科装置
3か月前
株式会社ファンケル
化粧料
1か月前
株式会社ニデック
眼科装置
4か月前
株式会社MIC
陰茎補助具
28日前
株式会社ファンケル
化粧料
2か月前
大正製薬株式会社
内服液剤
2か月前
株式会社ファンケル
化粧料
3か月前
株式会社ニデック
眼科装置
3か月前
個人
立位姿勢支持具
1か月前
個人
Dr.なかまつよい耳
1か月前
株式会社ニデック
眼科装置
2か月前
個人
唾液分泌促進具
2か月前
続きを見る
他の特許を見る