TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024178559
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-25
出願番号
2023096777
出願日
2023-06-13
発明の名称
物品搬送装置
出願人
澁谷工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65G
47/14 20060101AFI20241218BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】物品の特性に応じて回転搬送体への物品の供給方式を切り替えられる。
【解決手段】円板状の回転搬送体12の中心部側に第1搬送面12Aを設け、回転搬送体12の外周部側に第2搬送面12Bを設ける。第1搬送面12A上にシュート26Bから物品M1を落下させる第1供給部18と、物品M1とは異なる種類の物品を水平方向に移動させて第2搬送面12Bに移乗させる第2供給部20を設ける。回転搬送体12上を搬送される物品をカメラ32で撮像し、搬送される物品を順次ロボット14で取り上げて排出コンベヤ16へ移載する。第1搬送面12Aには物品M1の転動を防止する転動防止部材を設け、第2搬送面12Bは転動防止部材を設けず平板状とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
円板状の回転搬送体と、回転搬送体上に物品を供給する供給手段と、回転搬送体上を搬送される物品を撮像する撮像手段と、当該回転搬送体に隣接して配置された排出手段と、回転搬送体上を搬送される物品を取り上げて上記排出手段に移載する移載手段と、上記撮像手段の撮像結果に基づいて上記移載手段を制御する制御手段とを備えた物品搬送装置において、
上記回転搬送体が、
中心部側に位置し、上記物品の転動を防止する転動防止部材が設けられた第1搬送面と、
外周部側に位置し、上記転動防止部材が設けられていない平板状の第2搬送面とから構成され、
上記供給手段が、
上記第1搬送面上方の所定位置に配置した落下供給部を介して物品を当該回転搬送体上に落下させる第1供給部と、
物品を水平方向に移動させて上記第2搬送面上に移乗させる第2供給部とから構成される
ことを特徴とする物品搬送装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、円板状の回転搬送体上に供給された物品を取り上げて排出する装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
傾斜ベルトで搬送される袋体を鉛直軸周りに回転する回転テーブル上に落下させ、撮像装置の映像を基に回転テーブル上の袋体をパラレルリンクロボットでピックアップし搬送ベルトに受け渡す装置が知られている(特許文献1)。また、ホッパから部品を旋回ステージ上に落下させ、移送ロボットにより旋回ステージ上の部品をピックアップする装置において、旋回ステージの表面に、部品に傾斜を与えない大きさや密度に設定された、溝、突起、起毛の植設による粗面処理を施す構成が提案されている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6921673号公報
特許第6453980号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
物品搬送装置は、異なるワーク(物品)のロットを取り扱えることが好ましく、この場合ワークの特性に合わせた搬送をすることが望ましい。しかし、特許文献1、2の構成では、物品を回転搬送体の上に落下させているため、処理能力は高いものの表面が鏡面仕上げされた物品など美観が重視される物品を取り扱うことができない。
【0005】
本発明は、物品の特性に応じて回転搬送体への物品の供給方式を切り替えられる物品搬送装置を提供することを目的とします。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の物品搬送装置は、円板状の回転搬送体と、回転搬送体上に物品を供給する供給手段と、回転搬送体上を搬送される物品を撮像する撮像手段と、当該回転搬送体に隣接して配置された排出手段と、回転搬送体上を搬送される物品を取り上げて上記排出手段に移載する移載手段と、上記撮像手段の撮像結果に基づいて上記移載手段を制御する制御手段とを備えた物品搬送装置において、上記回転搬送体が、中心部側に位置し、上記物品の転動を防止する転動防止部材が設けられた第1搬送面と、外周部側に位置し、上記転動防止部材が設けられていない平板状の第2搬送面とから構成され、上記供給手段が、上記第1搬送面上方の所定位置に配置した落下供給部を介して物品を当該回転搬送体上に落下させる第1供給部と、物品を水平方向に移動させて上記第2搬送面上に移乗させる第2供給部とから構成されることを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、物品の特性に応じて回転搬送体への物品の供給方式を切り替えられる物品搬送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態である物品搬送装置の配置を第1運転モードにおいて示す平面図である。
本発明の一実施形態である物品搬送装置の配置を第2運転モードにおいて示す平面図である。
回転搬送体の第2供給部周辺の拡大平面図である。
第1搬送面に設けられる複数種類の転動防止部材の態様を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1、図2は、本発明の一実施形態である物品搬送装置の配置を示す平面図であり、図1は第1種類の物品を取り扱う第1運転モードにおける物品搬送の様子を示し、図2は第2種類の物品を取り扱う第2運転モードにおける物品搬送の様子を示す。
【0010】
本実施形態の物品搬送装置10は、鉛直軸周りに一定速度で回転される円板状の回転搬送体12上に供給された物品を、スカラロボットなどのロボット(移載手段)14により順次ピックアップし、回転搬送体12に隣接する排出コンベヤ(排出手段)16へと移載する。物品搬送装置10では、例えば特性の異なる第1種類の物品M1と第2種類の物品M2が取り扱われる。第1種類の物品M1は、例えば比較的衝撃に強い、あるいは多少の傷等が発生しても問題とはならない物品であり、第2種類の物品M2は、例えば比較的衝撃に弱い、あるいは表面が鏡面仕上げされた物品など美観が重視される物品である。なお、図1~図3では、物品M1、M2として容器を想定して描かれている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
澁谷工業株式会社
キャッパ
1日前
澁谷工業株式会社
物品搬送装置
24日前
澁谷工業株式会社
物品集合装置
1か月前
澁谷工業株式会社
清浄度監視装置
1か月前
澁谷工業株式会社
ボンディング装置
1か月前
澁谷工業株式会社
容器処理システム
1か月前
個人
箱
3か月前
個人
包装体
3か月前
個人
ゴミ箱
3か月前
個人
構造体
10か月前
個人
収納用具
7か月前
個人
物品収納具
7か月前
個人
容器
1日前
個人
折り畳み水槽
3か月前
個人
パウチ補助具
2か月前
個人
ダンボール宝箱
3か月前
個人
閉塞装置
23日前
個人
掃除楽々ゴミ箱
8か月前
個人
開封用カッター
9か月前
個人
パウチ容器
10か月前
個人
チャック付き袋体
9か月前
個人
圧縮収納袋
4か月前
個人
折りたたみコップ
9か月前
個人
穿孔紐通し結束器具
11か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
2か月前
個人
塗料容器用蓋
3か月前
個人
プラスチックバッグ
11か月前
個人
包装箱
22日前
株式会社新弘
容器
3か月前
三甲株式会社
容器
5か月前
三甲株式会社
蓋体
3日前
株式会社新弘
容器
3か月前
個人
粘着テープ切断装置
5か月前
個人
伸縮するゴミ収納器
10か月前
個人
チャック付き保存袋
9か月前
個人
開口しやすいレジ袋
11か月前
続きを見る
他の特許を見る