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公開番号
2024177752
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-24
出願番号
2023096073
出願日
2023-06-12
発明の名称
厨房システム
出願人
株式会社ノーリツ
代理人
弁理士法人有古特許事務所
主分類
F24C
15/20 20060101AFI20241217BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】 遠隔操作に基づく換気装置の運転停止による人体への悪影響を回避できるとともに、換気装置の無駄な電力消費を抑えることができる厨房システムを提供する。
【解決手段】 屋内に設置された調理機器1に対応して屋内に設置され、携帯通信端末7からの通信によって遠隔操作が可能な電動式の換気装置2を備えた厨房システムであって、換気装置2は、所定の情報に基づいて調理機器1の運転状態が加熱運転状態であるか加熱運転停止状態であるかを判定する調理機器状態判定部20aを有し、換気運転中に携帯通信端末7から遠隔停止信号を受信したときに、調理機器状態判定部20aが調理機器1の運転状態が加熱運転状態であると判定している場合には、遠隔停止信号を一時保持し、この後、調理機器状態判定部20aが調理機器1の運転状態が加熱運転停止状態であると判定した場合に保持している遠隔停止信号に基づいて換気運転を停止する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
屋内に設置され加熱運転が行われる調理機器に対応して前記屋内に設置され、携帯通信端末からの外部通信網を介した通信によって遠隔操作が可能な電動式の換気装置を備えた厨房システムであって、
前記換気装置は、
所定の情報に基づいて前記調理機器の運転状態が加熱運転状態であるか加熱運転停止状態であるかを判定する調理機器状態判定部を有し、
換気運転中に前記携帯通信端末から換気運転を停止させるための遠隔停止信号を受信したときに、前記調理機器状態判定部が前記調理機器の運転状態が加熱運転状態であると判定している場合には、前記遠隔停止信号を一時保持し、この後、前記調理機器状態判定部が前記調理機器の運転状態が加熱運転停止状態であると判定した場合に前記保持している前記遠隔停止信号に基づいて換気運転を停止する、
厨房システム。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記換気装置は、前記遠隔停止信号に基づいて換気運転を停止する際に、予め設定されたタイマ時間の間、換気運転を継続し、前記タイマ時間経過後に換気運転を停止する、
請求項1に記載の厨房システム。
【請求項3】
前記換気装置は、前記調理機器と相互に近距離無線通信が可能に構成されており、
前記換気装置は、近距離無線通信によって前記調理機器から受信した前記調理機器の運転状態を示す情報を前記所定の情報とする、
請求項1に記載の厨房システム。
【請求項4】
前記調理機器は、燃焼加熱式のコンロである、
請求項1から3のいずれかに記載の厨房システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、調理機器に対応して設置された換気装置を備えた厨房システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、厨房システムは、コンロ等の調理機器に対応して換気装置であるレンジフードが設置されている。このような厨房システムにおいて、外出時にスマートフォン等の携帯通信端末からレンジフードを遠隔操作可能に構成されたものがある。
【0003】
例えば、特許文献1には、調理器具近傍に設置されるレンジフードと、調理器具における調理の状態を取得する調理状態取得部と、調理状態取得部が取得した調理状態に基づき、調理中か否かを判定する調理状態判定部と、遠隔操作端末からレンジフードに対する制御信号を受信する受信部と、受信部が受信した制御信号に基づきレンジフードを制御する制御部と、を備えた換気システムが記載されている。この換気システムでは、制御部は、受信部がレンジフードの運転状態を変更する制御信号を受信した場合であって、調理状態判定部が調理中であると判定した場合には、受信した制御信号で指示された内容を拒否して実行せず、制御信号を受信する前のレンジフードの運転状態を継続するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7219962号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1の構成の場合には、調理状態判定部が調理中であると判定した場合で、受信部が遠隔操作端末から受信したレンジフードの運転状態を変更する制御信号がレンジフードの運転を停止する内容であった場合にはこの内容を拒否して実行せず、上記制御信号を受信する前のレンジフードの運転状態が継続される。このように調理中には、レンジフードの運転状態を継続することにより、調理中に発生する一酸化炭素等の人体に悪影響を与えるガスを屋外へ排出することができ、人体への悪影響を回避できる。しかしながら、調理していた人が調理終了後にレンジフードの運転を停止し忘れた場合には、無駄な電力が消費されることになる。
【0006】
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、遠隔操作に基づく換気装置の運転停止による人体への悪影響を回避できるとともに、換気装置の無駄な電力消費を抑えることができる厨房システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明のある態様に係る厨房システムは、屋内に設置され加熱運転が行われる調理機器に対応して前記屋内に設置され、携帯通信端末からの外部通信網を介した通信によって遠隔操作が可能な電動式の換気装置を備えた厨房システムであって、前記換気装置は、所定の情報に基づいて前記調理機器の運転状態が加熱運転状態であるか加熱運転停止状態であるかを判定する調理機器状態判定部を有し、換気運転中に前記携帯通信端末から換気運転を停止させるための遠隔停止信号を受信したときに、前記調理機器状態判定部が前記調理機器の運転状態が加熱運転状態であると判定している場合には、前記遠隔停止信号を一時保持し、この後、前記調理機器状態判定部が前記調理機器の運転状態が加熱運転停止状態であると判定した場合に前記保持している前記遠隔停止信号に基づいて換気運転を停止する。
【0008】
この構成によれば、換気装置は、換気運転中に携帯通信端末からの遠隔停止信号を受信したときに、調理機器状態判定部が調理機器の運転状態が加熱運転状態であると判定している場合には、遠隔停止信号を一時保持し、この後、調理機器状態判定部が調理機器の運転状態が加熱運転停止状態であると判定した場合に保持している遠隔停止信号に基づいて換気運転を停止するようにしている。この場合、遠隔停止信号を一時保持した後、調理機器状態判定部が調理機器の運転状態が加熱運転停止状態であると判定するまでは換気運転を継続するので、調理機器の加熱運転によって発生する一酸化炭素等の有害ガスによる調理している人の人体への悪影響を回避できる。また、遠隔停止信号を一時保持した後、調理機器状態判定部が調理機器の運転状態が加熱運転停止状態であると判定した場合に、保持している遠隔停止信号に基づいて換気運転を停止するようにしているので、電動式の換気装置の無駄な電力消費を抑えることができる。
【0009】
前記換気装置は、前記遠隔停止信号に基づいて換気運転を停止する際に、予め設定されたタイマ時間の間、換気運転を継続し、前記タイマ時間経過後に換気運転を停止するようにしてもよい。これにより、調理機器が設置された部屋内の空気をよりきれいにできる。
【0010】
前記調理機器と前記換気装置とは、相互に近距離無線通信が可能に構成され、前記換気装置は、近距離無線通信によって前記調理機器から受信した前記調理機器の運転状態を示す情報を前記所定の情報とするようにしてもよい。これにより、調理機器状態判定部は調理機器の運転状態を正確に判定できる。
(【0011】以降は省略されています)
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