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公開番号2024177451
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2024174822,2023087519
出願日2024-10-04,2018-05-17
発明の名称測定装置、測定方法およびプログラム
出願人パイオニア株式会社
代理人個人
主分類G01C 21/30 20060101AFI20241212BHJP(測定;試験)
要約【課題】状況に応じて白線を検出する範囲を適切に調整し、自車位置推定の精度低下を防止する。
【解決手段】測定装置は、周囲の路面線を検出するためのセンサ部からの出力データを取得し、自己位置と、破線型の路面線の位置情報とに基づいて、所定範囲を決定する。そして、前記出力データのうち、前記所定範囲の検出結果に相当するデータを抽出し、抽出されたデータに基づいて所定の処理を行う。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
周囲の路面線を検出するためのセンサ部からの出力データを取得する取得部と、
自己位置と、破線型の路面線の位置情報とに基づいて、所定範囲を決定する決定部と、
前記出力データのうち、前記所定範囲の検出結果に相当するデータを抽出する抽出部と、
抽出されたデータに基づいて所定の処理を行う処理部と、
を備えることを特徴とする測定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、地物の位置に基づいて移動体の位置を推定する技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
自動運転車両では、LiDAR(Light Detection and Ranging)などのセンサで計測した地物位置と、自動運転用の地図情報の地物位置をマッチングして高精度に自車位置を推定する必要がある。ここで利用する地物としては、白線、標識、看板などが挙げられる。特許文献1は、LiDARを用いて検出した地物位置と、地図情報の地物位置とを用いて自車位置を推定する手法の一例を記載している。また、特許文献2は、道路面に電磁波を送信し、その反射率に基づいて白線を検出する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-72422号公報
特開2015-222223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
白線を用いて自車位置を推定する場合、白線の種類(連続線、破線など)や塗装の劣化などによって、LiDARにより計測できるデータ数に差が生じる。このため、白線を用いて自車位置推定を行う際、白線の検出に使用するLiDARのデータ数が少ない場合と多い場合とでは白線の検出精度が変わり、その結果自車位置推定の精度が変わってくる。
【0005】
本発明が解決しようとする課題としては、上記のものが例として挙げられる。本発明は、状況に応じて白線を検出する範囲を適切に調整し、自車位置推定の精度低下を防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、測定装置であって、周囲の路面線を検出するためのセンサ部からの出力データを取得する取得部と、自己位置と、破線型の路面線の位置情報とに基づいて、所定範囲を決定する決定部と、前記出力データのうち、前記所定範囲の検出結果に相当するデータを抽出する抽出部と、抽出されたデータに基づいて所定の処理を行う処理部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
請求項5に記載の発明は、測定装置であって、周囲の路面線を検出するためのセンサ部からの出力データを取得する取得部と、自己位置と、前記路面線の位置情報と、前記路面線の曲率とに基づいて、所定範囲を決定する決定部と、前記出力データのうち、前記所定範囲の検出結果に相当するデータを抽出する抽出部と、抽出されたデータに基づいて所定の処理を行う処理部と、を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項8に記載の発明は、測定装置により実行される測定方法であって、周囲の路面線を検出するためのセンサ部からの出力データを取得する取得工程と、自己位置と、破線型の路面線の位置情報とに基づいて、所定範囲を決定する決定工程と、前記出力データのうち、前記所定範囲の検出結果に相当するデータを抽出する抽出工程と、抽出されたデータに基づいて所定の処理を行う処理工程と、を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項9に記載の発明は、測定装置により実行される測定方法であって、周囲の路面線を検出するためのセンサ部からの出力データを取得する取得工程と、自己位置と、前記路面線の位置情報と、前記路面線の曲率とに基づいて、所定範囲を決定する決定工程と、前記出力データのうち、前記所定範囲の検出結果に相当するデータを抽出する抽出工程と、抽出されたデータに基づいて所定の処理を行う処理工程と、を備えることを特徴とする。
【0010】
請求項10に記載の発明は、コンピュータを備える測定装置により実行されるプログラムであって、周囲の路面線を検出するためのセンサ部からの出力データを取得する取得部、自己位置と、破線型の路面線の位置情報とに基づいて、所定範囲を決定する決定部、前記出力データのうち、前記所定範囲の検出結果に相当するデータを抽出する抽出部、抽出されたデータに基づいて所定の処理を行う処理部、として前記コンピュータを機能させることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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