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公開番号
2024176873
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023095717
出願日
2023-06-09
発明の名称
連結部材
出願人
日本特殊陶業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60D
1/32 20060101AFI20241212BHJP(車両一般)
要約
【課題】牽引装置の搬送に応じて発生する慣性力および遠心力が被牽引物に及ぼす影響を抑制する。
【解決手段】牽引装置と、牽引装置に牽引される被牽引物と、を接続する連結部材は、牽引装置に取り付けられる支柱部材と、一方の側が被牽引物に接続され、他方の側に被牽引物の進行方向に沿って伸びる長孔を備える長尺部材であって、長孔に支柱部材が挿入されており、長孔の内側において支柱部材が進行方向に沿って相対移動可能な長尺部材と、支柱部材および長尺部材の少なくとも一方に形成され、支柱部材が長尺部材に対して相対移動したときに、自身の状態が変化することで、長尺部材が支柱部材から受ける衝撃を吸収する衝撃吸収部材と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
牽引装置と、前記牽引装置に牽引される被牽引物と、を接続する連結部材であって、
前記牽引装置に取り付けられる支柱部材と、
一方の側が前記被牽引物に接続され、他方の側に前記被牽引物の進行方向に沿って伸びる長孔を備える長尺部材であって、前記長孔に前記支柱部材が挿入されており、前記長孔の内側において前記支柱部材が前記進行方向に沿って相対移動可能な前記長尺部材と、
前記支柱部材および前記長尺部材の少なくとも一方に形成され、前記支柱部材が前記長尺部材に対して相対移動したときに、自身の状態が変化することで、前記長尺部材が前記支柱部材から受ける衝撃を吸収する衝撃吸収部材と、
を備えることを特徴とする連結部材。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の連結部材であって、
前記衝撃吸収部材は、前記支柱部材および前記長尺部材の少なくとも一方に固定されることを特徴とする連結部材。
【請求項3】
請求項2に記載の連結部材であって、
前記衝撃吸収部材は、
前記長尺部材に固定される本体部と、前記本体部から前記進行方向に沿った方向に伸びる先端部と、を有し、
前記支柱部材が前記長尺部材に対して相対移動したときに、前記本体部と前記先端部との相対距離が変化することにより前記衝撃を吸収することを特徴とする連結部材。
【請求項4】
請求項1に記載の連結部材であって、
前記衝撃吸収部材は、
前記支柱部材が前記長尺部材に対して前記進行方向に沿った第1の方向に相対移動したときに、自身の状態が変化することで、前記衝撃を吸収する第1衝撃吸収部材と、
前記支柱部材が前記長尺部材に対して前記第1の方向と反対の第2の方向に相対移動したときに、自身の状態が変化することで、前記衝撃を吸収する第2衝撃吸収部材と、
を有することを特徴とする連結部材。
【請求項5】
請求項2に記載の連結部材であって、
前記衝撃吸収部材は、
前記長尺部材に固定され、前記支柱部材が前記長尺部材に対して相対移動したときに前記支柱部材と接触することにより、前記進行方向に沿った衝撃を吸収するショックアブソーバー、ダンパー、スプリング、又はゴム材と、
前記支柱部材に固定され、前記支柱部材が前記長尺部材に対して相対移動したときに前記長尺部材と接触することにより、前記進行方向に沿った衝撃を吸収するゴム材と、
の少なくとも一方であることを特徴とする連結部材。
【請求項6】
請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の連結部材であって、
前記牽引装置は、人が運転する搬送車両、無人搬送車(AGV:Automatic Guided Vehicle)、又は自律走行搬送ロボット(AMR:Autonomous Mobile Robot)であることを特徴とする連結部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、連結部材に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
被牽引物を牽引する無人搬送車が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された無人搬送車では、車両部に対して、被牽引物に接続されたアーム部の回転角度が制御されることにより、車両部の回転による被牽引物への影響が抑制されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-015414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
被牽引物を牽引する牽引装置が発進または停止をするときに、被牽引物に慣性力が発生する。また、牽引装置の進行方向が変化すると、変化に伴う遠心力が被牽引物に発生する。これらの慣性力および遠心力は、被牽引物に搭載されている製品に影響を及ぼす。製品に対するこれらの影響を抑制するためには、被牽引物における製品の固定方法を変更するなどの設計が必要になるおそれがある。設計変更で対応できない場合には、被牽引物の大幅な改造が必要になるおそれや、牽引装置の搬送条件(走行速度や加減速度)を調整するおそれがある。搬送条件を調整するためには、新たな試験が必要になる。また、搬送速度を低下させると、搬送効率が悪化する。被牽引物が搬送する製品の種類に伴い、製品の固定方法や固定のための治具が変わると、作業者への負荷が増加し、牽引装置の完全自動化の障壁となる。
【0005】
本発明は、上述した課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、牽引装置の搬送に応じて発生する慣性力および遠心力が被牽引物に及ぼす影響を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上述した課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現できる。
【0007】
(1)本発明の一形態によれば、牽引装置と、前記牽引装置に牽引される被牽引物と、を接続する連結部材が提供される。この連結部材において、前記牽引装置に取り付けられる支柱部材と、一方の側が前記被牽引物に接続され、他方の側に前記被牽引物の進行方向に沿って伸びる長孔を備える長尺部材であって、前記長孔に前記支柱部材が挿入されており、前記長孔の内側において前記支柱部材が前記進行方向に沿って相対移動可能な前記長尺部材と、前記支柱部材および前記長尺部材の少なくとも一方に形成され、前記支柱部材が前記長尺部材に対して相対移動したときに、自身の状態が変化することで、前記長尺部材が前記支柱部材から受ける衝撃を吸収する衝撃吸収部材と、を備える。
【0008】
この構成によれば、連結部材は、牽引装置と被牽引物とを接続する。支柱部材は、長尺部材に形成された長孔内を、被牽引物の進行方向に沿って揺動可能に支持されている。牽引装置の発進、停止、加速、および減速等が行われると、支柱部材は長孔内を移動して長孔を形成する内周面の端面に衝突する。衝撃吸収部材は、衝突時に自身の状態を変化させることにより、長尺部材が支柱部材から受ける衝撃を吸収する。衝撃吸収により、牽引装置の搬送に応じて発生した慣性力が被牽引物に及ぼす影響が抑制される。すなわち、本構成の連結部材を用いることにより、被牽引物に搭載される製品の固定方法や牽引装置の搬送条件を再設計せずに済み、搬送効率を向上させることができる。また、本構成の連結部材を用いることにより、既存の被牽引物および牽引装置を活用できる。
【0009】
(2)上記形態(1)に記載の連結部材において、衝撃吸収部材は、前記支柱部材および前記長尺部材の少なくとも一方に固定されてもよい。
この構成によれば、衝撃吸収部材は、支柱部材および長尺部材の少なくとも一方に固定されるため、より効率的に衝撃を吸収できる。
【0010】
(3)上記形態(1)または形態(2)に記載の連結部材において、前記衝撃吸収部材は、前記長尺部材に固定される本体部と、前記本体部から前記進行方向に沿った方向に伸びる先端部と、を有し、前記支柱部材が前記長尺部材に対して相対移動したときに、前記本体部と前記先端部との相対距離が変化することにより前記衝撃を吸収してもよい。
この構成によれば、衝撃吸収部材は、本体部と、先端部との相対距離の変化により衝撃を吸収する機構を有している。本構成によれば、例えばスプリングなどにより実現でき、より多くの衝撃を吸収できる。
(【0011】以降は省略されています)
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