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公開番号2025007066
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023108225
出願日2023-06-30
発明の名称多孔体
出願人日本特殊陶業株式会社
代理人弁理士法人真明センチュリー
主分類C01G 25/02 20060101AFI20250109BHJP(無機化学)
要約【課題】機械的強度を確保しつつ細孔内のガスの拡散性を向上できる多孔体を提供する。
【解決手段】多孔体は、Cuを含み細孔を有し直径が0.5mmから10mmの球状であり、水銀圧入法を用いて測定した、細孔直径が3.6nmから5000nmの範囲の細孔容積分布において、平均細孔径は39nmから299nmの間にあり、細孔容積分布の最頻値は133nmから389nmの間に存在する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
Cuを含み細孔を有し直径が0.5mmから10mmの球状の多孔体であって、
水銀圧入法を用いて測定した、細孔直径が3.6nmから5000nmの範囲の細孔容積分布において、平均細孔直径は39nmから299nmの間にあり、
細孔容積分布の最頻値は、細孔直径が133nmから389nmの間に存在する多孔体。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
三次元網目構造の骨格を含み、
前記Cuは前記骨格の一部を構成する請求項1記載の多孔体。
【請求項3】
炭素含有率は1wt%以下である請求項1又は2に記載の多孔体。
【請求項4】
水銀気孔率法により、細孔直径が3.6nmから5000nmの範囲で算出した開気孔率は40%から70%の間にある請求項1又は2に記載の多孔体。
【請求項5】
Ca,Na,Zn,Alのうち少なくとも2種をさらに含む請求項1又は2に記載の多孔体。
【請求項6】
オキソカーボンを原料とする水素の付加に利用される請求項1又は2に記載の多孔体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は細孔を有する多孔体に関する。
続きを表示(約 850 文字)【背景技術】
【0002】
Cuを含み細孔を有し直径が0.5mmから10mmの球状の多孔体に係る先行技術は特許文献1に開示されている。多孔体の細孔は、触媒反応、吸着、燃焼、還元などに影響を及ぼすガスの拡散や多孔体の機械的強度に関係する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2014-533230号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
先行技術は機械的強度やガスの拡散に影響を及ぼす細孔の設計が十分ではない。
【0005】
本発明はこの問題点を解決するためになされたものであり、機械的強度を確保しつつ細孔内のガスの拡散性を向上できる多孔体の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するための第1の態様は、Cuを含み細孔を有し直径が0.5mmから10mmの球状の多孔体であって、水銀圧入法を用いて測定した、細孔直径が3.6nmから5000nmの範囲の細孔容積分布において、平均細孔直径は39nmから299nmの間にあり、細孔容積分布の最頻値は、細孔直径が133nmから389nmの間に存在する。
【0007】
第2の態様は、第1の態様において、三次元網目構造の骨格を含み、Cuは骨格の一部を構成する。
【0008】
第3の態様は、第1又は第2の態様において、炭素含有率は1wt%以下である。
【0009】
第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかにおいて、水銀気孔率法により、細孔直径が3.6nmから5000nmの範囲で算出した開気孔率は40%から70%の間にある。
【0010】
第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、Ca,Na,Zn,Alのうち少なくとも2種をさらに含む。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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