TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025007038
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108172
出願日
2023-06-30
発明の名称
スパークプラグ
出願人
日本特殊陶業株式会社
代理人
弁理士法人真明センチュリー
主分類
H01T
13/20 20060101AFI20250109BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】絶縁体に設けたマークの視認性の向上と絶縁体の破壊の低減とを両立できるスパークプラグを提供する。
【解決手段】スパークプラグは、セラミック製の絶縁体を備え、絶縁体は、母材の表面が溶融した溶融部を含む。絶縁体の断面において、母材と溶融部との界面の長さを、界面の両端を結ぶ線分の長さで除した値は、1.1以上1.5以下である。絶縁体の断面において、母材と溶融部との界面が、溶融部の表面から離れる方向へ向かって突出する凸部を2つ以上含むものであると好ましい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
セラミック製の絶縁体を備え、
前記絶縁体は、母材の表面が溶融した溶融部を含むスパークプラグであって、
前記絶縁体の断面において、
前記母材と前記溶融部との界面の長さを、前記界面の両端を結ぶ線分の長さで除した値は、1.1以上1.5以下であるスパークプラグ。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記絶縁体の断面において、前記界面は、前記溶融部の表面から離れる方向へ向かって突出する凸部を2つ以上含み、
前記凸部は、隣り合う前記凸部の谷を通る前記線分に平行な直線が前記界面を切り取る部分である請求項1記載のスパークプラグ。
【請求項3】
前記絶縁体の断面において、前記凸部の少なくとも1つは、前記線分の中点を通る前記線分に垂直な直線から離れた位置に存在する請求項2記載のスパークプラグ。
【請求項4】
前記絶縁体の断面において、前記凸部の少なくとも1つは、前記線分の長さの1/5の長さだけ前記界面の両端から前記線分に沿ってそれぞれ内側に入った部分を除く範囲に存在する請求項2又は3に記載のスパークプラグ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はスパークプラグに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
スパークプラグにマークを設ける技術として、セラミック製の絶縁体の外周に配置された主体金具にマークを付す代わりに、絶縁体にレーザビームを照射して絶縁体の表面にマークを付す先行技術が特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-252441号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
先行技術においてレーザビームのビーム強度を小さくするとマークの視認性が低下する傾向があり、ビーム強度を大きくすると絶縁体が破壊し易くなる傾向がある。先行技術はマークの視認性の向上と絶縁体の破壊の低減とを両立する点に改善の余地がある。
【0005】
本発明はこの要求に応えるためになされたものであり、マークの視認性の向上と絶縁体の破壊の低減とを両立できるスパークプラグの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するために本発明のスパークプラグは、セラミック製の絶縁体を備え、絶縁体は、母材の表面が溶融した溶融部を含む。絶縁体の断面において、母材と溶融部との界面の長さを、界面の両端を結ぶ線分の長さで除した値は1.1以上1.5以下である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、母材の表面が溶融した溶融部を含む絶縁体の断面において、母材と溶融部との界面の長さを、界面の両端を結ぶ線分の長さで除した値が1.1以上1.5以下であるため、マークとしての溶融部の視認性の向上と絶縁体の破壊の低減とを両立できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施の形態におけるスパークプラグの片側断面図である。
図1の矢印II-II線における絶縁体の断面図である。
第2実施の形態におけるスパークプラグの絶縁体の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は第1実施の形態におけるスパークプラグ10の軸線Oを境にした片側断面図である。図1の紙面下側をスパークプラグ10の先端側、紙面上側をスパークプラグ10の後端側という。スパークプラグ10は絶縁体11を備えている。
【0010】
絶縁体11は、軸線Oに沿って延びる軸孔12が設けられた円筒状の部材であり、高温下の絶縁性や機械的特性に優れるアルミナ等のセラミック製である。絶縁体11は、軸方向の先端を含む第1端部13、軸方向の後端を含む第2端部14が設けられており、径方向の外側に張り出す円環状の張出部15が、軸方向の中央の、第1端部13と第2端部14との間に設けられている。絶縁体11は、張出部15よりも第2端部14側(後端側)の外周面の、第2端部14を含む部分にガラス層16及びマーク17が設けられている。ガラス層16の表面には汚れが付き難くなり、また付いた汚れが落ち易くなる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
テーブルタップ
10日前
キヤノン株式会社
電子機器
10日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
10日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
10日前
古河電池株式会社
制御弁式鉛蓄電池
6日前
株式会社ヨコオ
同軸コネクタ
6日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
10日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
10日前
個人
六角形パネル展開アレーアンテナ
10日前
TDK株式会社
コイル部品
6日前
住友電装株式会社
コネクタ
6日前
ローム株式会社
半導体装置
10日前
日産自動車株式会社
電子機器
13日前
オムロン株式会社
リード線整列治具
10日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
6日前
大和電器株式会社
コンセント
6日前
富士電機株式会社
半導体装置
10日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
10日前
株式会社デンソー
半導体装置
10日前
株式会社デンソー
半導体装置
10日前
ローム株式会社
半導体発光装置
6日前
TDK株式会社
電子部品
6日前
河村電器産業株式会社
速結端子
13日前
個人
ユニバーサルデザインコンセントプラグ
10日前
トヨタ自動車株式会社
非水系二次電池
13日前
マクセル株式会社
電気化学素子
10日前
日本無線株式会社
モノポールアンテナ
10日前
キヤノン株式会社
操作装置
7日前
シャープ株式会社
電子機器
7日前
富士電機機器制御株式会社
開閉器
7日前
日産自動車株式会社
電子機器構造
13日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
6日前
矢崎総業株式会社
端子金具
6日前
株式会社デンソー
半導体装置
10日前
株式会社デンソー
半導体装置
10日前
株式会社デンソー
半導体装置
10日前
続きを見る
他の特許を見る