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公開番号2024176036
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023094233
出願日2023-06-07
発明の名称音声対話装置及び音声対話装置の制御方法
出願人日産自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60W 50/08 20200101AFI20241212BHJP(車両一般)
要約【課題】車両のドライバが音声対話装置と対話するときに、ドライバと音声対話装置の一体感を高めることが可能な音声対話装置を提供する。
【解決手段】音声対話装置(1)は、車両の制御状態に関する情報を取得する車両制御状態取得部(111)と、取得した車両の制御状態に関する情報に基づいて車両のドライバの気分を推定する推定部(113)と、推定したドライバの気分に応じて、ドライバに対する返答の仕方を設定する対話返答方法設定部(114)とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の制御状態に関する情報を取得する車両制御状態取得部と、
取得した前記車両の制御状態に関する情報に基づいて前記車両のドライバの気分を推定する推定部と、
推定した前記ドライバの気分に応じて、前記ドライバに対する返答の仕方を設定する対話返答方法設定部と、
を備える音声対話装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記車両制御状態取得部は、前記ドライバの操作により設定可能な前記車両の制御状態に関する情報を取得する
請求項1に記載の音声対話装置。
【請求項3】
前記車両制御状態取得部は、前記車両の要求駆動力に対する駆動アクチュエータの応答性を決定する走行モードを示す情報を取得する
請求項2に記載の音声対話装置。
【請求項4】
前記車両制御状態取得部は、前記車両の自動運転制御時の車間距離、加速度、速度、車線変更の頻度、または走行モードのうち少なくとも1つを示す自動運転制御情報を取得する
請求項2に記載の音声対話装置。
【請求項5】
前記車両制御状態取得部は、前記車両の自動運転制御に対する前記ドライバのオーバーライドに関する情報を取得する
請求項2に記載の音声対話装置。
【請求項6】
前記車両制御状態取得部は、前記車両の車高の状態を示す情報を取得する
請求項2に記載の音声対話装置。
【請求項7】
前記推定部は、取得した前記車両の制御状態に関する情報に基づいて前記車両のドライバの気分が第1の気分か、前記第1の気分よりも落ち着いた気分である第2の気分かを推定し、
前記対話返答方法設定部は、推定した前記ドライバの気分が前記第1の気分である場合に、推定した前記ドライバの気分が前記第2の気分である場合よりも前記ドライバに対して返答する間が短くなるように、前記返答の仕方を設定する
請求項1~6のいずれか1項に記載の音声対話装置。
【請求項8】
前記対話返答方法設定部は、推定した前記ドライバの気分が前記第1の気分である場合に、前記返答の開始時に第1の所定の言葉を追加して返答するように前記返答の仕方を設定する
請求項7に記載の音声対話装置。
【請求項9】
前記対話返答方法設定部は、推定した前記ドライバの気分が前記第2の気分である場合に、前記返答の開始時に第2の所定の言葉を追加して返答するように前記返答の仕方を設定する
請求項7に記載の音声対話装置。
【請求項10】
前記対話返答方法設定部は、推定した前記ドライバの気分が前記第2の気分である場合に、単語毎に区切りながら返答するように前記返答の仕方を設定する
請求項7に記載の音声対話装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、音声対話装置及び音声対話装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、運転者の現在の負荷状態及び将来の負荷状態に基づいて、案内地点を案内する案内情報を出力するタイミング、出力回数または出力内容のうちすくなくとも1つを制御する車載経路案内装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/085833号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の発明によれば、運転者の運転中の負荷の観点から、運転者にとってより適切な案内情報を出力することができる。しかしながら、特許文献1に記載の発明は、運転者の負荷状態に基づいて案内情報を出力するタイミング、出力回数または出力内容を変更するだけあり、車載経路案内装置が運転者と対話を行うような場合に、運転者との対話の一体感を高めることはできない。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両のドライバが音声対話装置と対話するときに、ドライバと音声対話装置の一体感を高めることが可能な音声対話装置及び音声対話装置の制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る音声対話装置及び音声対話装置の制御方法は、車両の制御状態に関する情報を取得し、取得した車両の制御状態に関する情報に基づいて車両のドライバの気分を推定し、推定したドライバの気分に応じて、ドライバに対する返答の仕方を設定する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車両のドライバが音声対話装置と対話するときに、ドライバと音声対話装置の一体感を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係る音声対話装置の構成例を示すブロック図である。
図2は、ドライバ気分推定部が車両の制御状態に関する情報に基づいてドライバの気分を推定する具体例を示した表である。
図3は、対話返答方法設定部114がドライバの気分に基づいて返答の仕方を設定する具体例を示した表である。
図4は、一実施形態に係る音声対話装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[音声対話装置の構成]
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、一実施形態に係る音声対話装置1の構成例を示す。本実施形態に係る音声対話装置1は、車両内に設置される。音声対話装置1は、対話生成装置10、車両制御状態入力部20、音声入力部30、音声出力部40を備える。
【0010】
車両制御状態入力部20は、車両に搭載された各種のセンサ、スイッチまたは装置であり、ドライバの操作により設定可能な車両の制御状態に関する情報を対話生成装置10に入力する。
(【0011】以降は省略されています)

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