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公開番号
2024174980
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2024155509,2023059527
出願日
2024-09-10,2023-03-31
発明の名称
光プリントヘッド及び光プリントヘッドを備える画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/447 20060101AFI20241210BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 従来、画像形成装置の制御部は、各発光チップに制御データを送信する場合、複数の発光チップの内の1つの発光チップを指定して、指定した発光チップに制御データを送信することを繰り返す。このような構成においては、基板に実装された全発光チップに制御データを送信するために要する時間が増大する虞がある。
【解決手段】 複数の発光チップのそれぞれは、複数の信号線のうち異なる一つを介してコントローラICに接続され、制御データは複数の信号線のうち異なる一つを介して送信された各発光チップに送信される。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
回転する感光体と、
前記感光体を露光する光を発する複数の発光部と、前記複数の発光部の点灯と消灯とを制御する画像データに基づいて前記複数の発光部の点灯及び消灯を行う回路部と、前記複数の発光部の目標光量を示す制御データを格納する記憶部と、が設けられ、前記感光体の回転軸線方向に沿って配列された複数の発光チップと、
前記制御データを出力するコントローラと、
を備え、
前記複数の発光チップのそれぞれは、複数の信号線のうち異なる一つを介して前記コントローラに接続され、
前記複数の信号線のうち異なる一つを介して送信された前記制御データは前記記憶部に格納される、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記複数の発光チップのそれぞれは前記制御データをアナログ信号に変換するD/Aコンバータを備え、
前記複数の発光部は前記アナログ信号に基づいた光量で発光する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記画像形成装置は、
前記複数のチップが設けられた第1の基板と、
前記コントローラが設けられた第2の基板と、
を備え、
前記複数の信号線は前記第1の基板と前記第2の基板とを接続する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記コントローラは、前記複数の発光チップに設けられた前記記憶部のそれぞれから前記複数の信号線のうち異なる一つを介して前記制御データを読み出し、読み出した前記制御データと、前記コントローラから前記複数の発光チップのそれぞれに前記複数の信号線のうち異なる一つを介して送信された前記制御データと、が一致したことに基づいて前記画像データを前記発光チップのそれぞれに前記複数の信号線のうち異なる一つを介して送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記複数の信号線は複数の第1の信号線であって、
前記複数の発光チップのそれぞれは、複数の第2の信号線のうち異なる一つを介して前記コントローラに接続され、
前記コントローラは、前記複数の発光チップに設けられた前記記憶部のそれぞれから前記複数の第2の信号線のうち異なる一つを介して前記制御データを読み出し、読み出した前記制御データと、前記コントローラから前記複数の第1の信号線の内異なる一つを介して前記複数の発光チップのそれぞれに送信された前記制御データと、が一致したことに基づいて前記複数の第2の信号線のうち異なる一つを介して前記画像データを前記発光チップのそれぞれに送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記複数の信号線は複数の第1の信号線であって、
前記複数の発光チップは前記複数の発光チップを複数含む発光チップ群を複数含み、
前記複数の発光チップ群のそれぞれは、複数の第2の信号線のうち異なる一つを介して前記画像コントローラと接続され、
前記コントローラは、前記複数の発光チップに設けられた前記記憶部のそれぞれから前記複数の第2の信号線のうち異なる一つを介して前記制御データを読み出し、読み出した前記制御データと、前記複数の第1の信号線のうち異なる一つを介して前記複数の発光チップのそれぞれに送信された前記制御データとが一致したことに基づいて、画像データを前記複数の発光チップのそれぞれに送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
回転する感光体と、
前記感光体を露光する光を発する複数の発光部と、前記複数の発光部の点灯と消灯とを制御する画像データに基づいて前記複数の発光部の点灯及び消灯を行う回路部と、前記複数の発光部の目標光量を示す制御データを格納する記憶部と、が設けられ、前記感光体の回転軸線方向に沿って配列された複数の発光チップであって、前記複数の発光チップを複数含む発光チップ群を複数含む複数の発光チップと、
前記制御データを出力するコントローラと、
を備え、
前記複数の発光チップ群のそれぞれは、前記複数の信号線のうち異なる一つを介して前記コントローラに接続され、
前記コントローラから前記複数の信号線のうち異なる一つを介して前記複数の発光チップ群のそれぞれに送信された前記制御データは前記記憶部に格納される、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
前記複数の発光チップのそれぞれは前記制御データをアナログ信号に変換するD/Aコンバータをそれぞれ備え、
前記複数の発光部は前記アナログ信号に基づいた光量で発光する、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記画像形成装置は、
前記複数の発光チップが設けられた第1の基板と、
前記コントローラが設けられた第2の基板と、
を備え、
前記信号線は前記第1の基板と前記第2の基板とを接続する、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記コントローラは、前記複数の発光チップに設けられた前記記憶部のそれぞれから前記複数の信号線のうち異なる一つを介して前記制御データを読み出し、読み出した前記制御データと、前記コントローラから前記複数の信号線のうち異なる一つを介して前記複数の発光チップのそれぞれに送信した前記制御データと、が一致したことに基づいて前記画像データを前記複数の発光チップのそれぞれに送信する、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の発光部を有する露光部を使用して画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置は、回転駆動される感光体を露光することで感光体に静電潜像を形成し、当該静電潜像をトナーで現像することにより画像を形成する。なお、感光体の回転軸に平行な方向は主走査方向として参照される。特許文献1は、複数の発光部を主走査方向に複数個配列した露光部を用いる画像形成装置を開示している。特許文献1では、電極、有機EL(Electro-Luminescence)膜及び有機EL膜を発光させるための回路部がシリコンウエハ上に形成された発光チップが基板上に複数実装されている。各発光チップの回路部には、例えば、電極に印可すべき電圧(有機EL膜に供給すべき電流)の大きさに関する制御データが画像形成装置の制御部から送信される。
当該制御データは、回路部に設けられたレジスタに格納される。回路部は、画像形成装置の制御部から送信されてくる画像データ及びレジスタに格納されている電圧の大きさに関する制御データに基づいて電極に電圧を印可する。この結果、有機EL膜が発光する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021―35765号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では画像形成装置の制御部から各発光チップに制御データを送信するため、画像形成装置の制御部と各発光チップとを信号線によりバス状に接続している。
【0005】
したがって、画像形成装置の制御部は、各発光チップに制御データを送信する場合、複数の発光チップの内の1つの発光チップを指定して、指定した発光チップに制御データを送信することを繰り返す。このような構成においては、基板に実装された全発光チップに制御データを送信するために要する時間が増大する虞がある。
【0006】
上記課題に鑑み、本発明では、複数の発光チップへの制御データの送信時間を短縮することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る画像形成装置は、
回転する感光体と、
前記感光体を露光する光を発する複数の発光部と、前記複数の発光部の点灯と消灯とを制御する画像データに基づいて前記複数の発光部の点灯及び消灯を行う回路部と、前記複数の発光部の目標光量を示す制御データを格納する記憶部と、が設けられ、前記感光体の回転軸線方向に沿って配列された複数の発光チップと、
前記制御データを出力するコントローラと、
を備え、
前記複数の発光チップのそれぞれは、複数の信号線のうち異なる一つを介して前記コントローラに接続され、
前記複数の信号線のうち異なる一つを介して送信された前記制御データは前記記憶部に格納される、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、数の発光チップへの制御データの送信時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置の概略的な構成図。
露光ヘッド及び感光体を示す図。
露光ヘッドのプリント基板を示す図。
発光チップ内における発光素子の配置の説明図。
発光チップの平面図。
発光チップの断面図。
発光チップの制御構成図。
発光チップに画像データを送信する際の各信号線の信号例を示す図。
発光チップのレジスタに制御データを書き込む際の各信号線の信号例を示す図。
発光チップのレジスタから制御データを読み出す際の各信号線の信号例を示す図。
発光チップの機能ブロック図。
電流駆動部の構成図。
電流設定用DACの回路図の一例。
印刷時の各種信号のタイミングチャート。
印刷時の各種信号のタイミングチャート。
画像コントローラが実行する処理のフローチャート。
画像コントローラが実行する処理のフローチャート。
階調補正制御のためのテストパターンを示す図。
画像コントローラが実行する処理のフローチャート。
発光チップの制御構成図。
発光チップのレジスタから制御データを読み出す際の各信号線の信号例を示す図。
発光チップの機能ブロック図。
画像データを送信する際の各信号線の信号例を示す図。
レジスタにアクセスする際の各信号線の信号例を示す図。
種別“無効”を示す識別ビットを送信する際の各信号線の信号例を示す図。
発光チップの機能ブロック図。
インターフェース回路の状態遷移図。
画像形成装置の概略的な構成図。
露光ヘッドのプリント基板を示す図。
発光部の温度と当該発光部に所定の電流が供給された際の光量との関係を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に本発明を実施するにあたり好ましい実施の形態を、添付の図面を参照しながら説明する。ただし、本説明に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明を本説明に記載した実施の形態だけに限るものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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