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公開番号
2024174973
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2024154495,2020560637
出願日
2024-09-09,2019-12-10
発明の名称
半導体装置
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
H03K
19/094 20060101AFI20241210BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】単極性トランジスタを用いるが定常電流を流さずにハイ、ローレベルを表す半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置10において、第4トランジスタ14はソース又はドレインの一方が第1配線VSS_INと接続し、他方は第2トランジスタ12のソース又はドレインの一方、第2容量素子C12の一方の端子及び第3トランジスタ13のゲートと接続し、ゲートが第1入力端子SI_IN、第1容量素子C11の一方の端子及び第1トランジスタ11のゲートと接続する。第2トランジスタはゲートが第2入力端子SIB_INと接続する。第1トランジスタはソース又はドレインの一方が第1配線と接続し、他方が第1容量素子の他方の端子、第2容量素子の他方の端子、第3トランジスタのソース又はドレインの一方及び出力端子SO_OUTと接続し、第2、第3トランジスタの夫々ソース又はドレインの他方が第2配線VDD_INと接続する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
nチャネル型である第1のトランジスタ乃至第7のトランジスタと、
第1の容量素子乃至第3の容量素子と、
第1の配線及び第2の配線と、
第1の入力端子乃至第4の入力端子と、
出力端子と、を有し、
NOR回路としての機能を有する半導体装置であって、
前記第1のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第1の配線と常に導通しており、
前記第1のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記出力端子と常に導通しており、
前記第1のトランジスタのゲートは、前記第1の入力端子と常に導通しており、
前記第2のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第1の配線と常に導通しており、
前記第2のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記出力端子と常に導通しており、
前記第2のトランジスタのゲートは、前記第2の入力端子と常に導通しており、
前記第3のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第5のトランジスタのゲートと常に導通しており、
前記第3のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記第4のトランジスタのソース又はドレインの一方と常に導通しており、
前記第3のトランジスタのゲートは、前記第3の入力端子と常に導通しており、
前記第4のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記第2の配線と常に導通しており、
前記第4のトランジスタのゲートは、前記第4の入力端子と常に導通しており、
前記第5のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記出力端子と常に導通しており、
前記第5のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記第2の配線と常に導通しており、
前記第6のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第1の配線と常に導通しており、
前記第6のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記第5のトランジスタのゲートと常に導通しており、
前記第6のトランジスタのゲートは、前記第1の入力端子と常に導通しており、
前記第7のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第1の配線と常に導通しており、
前記第7のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記第5のトランジスタのゲートと常に導通しており、
前記第7のトランジスタのゲートは、前記第2の入力端子と常に導通しており、
前記第1の容量素子の第1の電極は、前記第1の入力端子と常に導通しており、
前記第1の容量素子の第2の電極は、前記出力端子と常に導通しており、
前記第2の容量素子の第1の電極は、前記第2の入力端子と常に導通しており、
前記第2の容量素子の第2の電極は、前記出力端子と常に導通しており、
前記第3の容量素子の第1の電極は、前記第5のトランジスタのゲートと常に導通しており、
前記第3の容量素子の第2の電極は、前記出力端子と常に導通している、
半導体装置。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記第1の配線には、第1の電位が供給され、
前記第2の配線には、第2の電位が供給され、
前記第2の電位は、前記第1の電位より、高い電位であり、
前記第1の入力端子には、第1の信号が入力され、
前記第2の入力端子には、第2の信号が入力され、
前記第3の入力端子には、第3の信号が入力され、
前記第4の入力端子には、第4の信号が入力され、
前記第3の信号は、前記第1の信号の論理が反転された信号であり、
前記第4の信号は、前記第2の信号の論理が反転された信号である、
半導体装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2において、
前記第1のトランジスタ乃至前記第7のトランジスタは、チャネル形成領域に金属酸化物を有する、
半導体装置。
【請求項4】
請求項3において、
前記金属酸化物は、インジウム及び亜鉛の少なくとも一方を含む、
半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一形態は、単極性トランジスタを用いて構成された論理回路に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【0002】
また、本発明の一形態は、半導体装置に関する。本明細書等において、半導体装置とは、半導体特性を利用することで機能しうる装置全般を指す。例えば、集積回路、集積回路を備えたチップや、パッケージにチップを収納した電子部品、集積回路を備えた電子機器は、半導体装置の一例である。
【0003】
なお、本発明の一形態は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する発明の技術分野は、物、方法、または、製造方法に関するものである。または、本発明の一形態は、プロセス、マシン、マニュファクチャ、または、組成物(コンポジション・オブ・マター)に関するものである。
【背景技術】
【0004】
ハイレベルまたはローレベル(HighまたはLow、HまたはL、1または0、等と表される場合がある)で表されるデジタル信号を扱う回路(デジタル回路、論理回路、ともいう)として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)回路が広く使われている。
【0005】
多くの場合、論理回路には高電源電位と低電源電位が供給され、ハイレベルは高電源電位を用いて表され、ローレベルは低電源電位を用いて表される。また、CMOS回路は、例えば、単結晶シリコン基板に形成された、nチャネル型トランジスタとpチャネル型トランジスタを用いて構成される。
【0006】
CMOS回路は、高電源電位と低電源電位との間に、nチャネル型トランジスタとpチャネル型トランジスタが直列接続された回路構成を有し、nチャネル型トランジスタが導通状態のときpチャネル型トランジスタは非導通状態であり、nチャネル型トランジスタが非導通状態のときpチャネル型トランジスタは導通状態である。すなわち、ハイレベルまたはローレベルが決定した後は、高電源電位から低電源電位に貫通電流が流れない(トランジスタのオフ電流等を除く)特徴を有する。
【0007】
ここで、nチャネル型トランジスタとpチャネル型トランジスタの双方を作製できない場合、または、コスト削減などのためにトランジスタ作製工程を削減したい場合等において、nチャネル型トランジスタまたはpチャネル型トランジスタの一方のみ(単極性トランジスタ、単チャネルトランジスタ、ともいう)を用いて、論理回路が構成される場合がある。
【0008】
例えば、特許文献1および特許文献2には、単極性トランジスタを用いて構成された半導体装置や表示装置の駆動回路の例が開示されている。特許文献1および特許文献2では、高電源電位と低電源電位との間に単極性トランジスタ2個を直列接続し、第1信号と、第1信号の論理(ハイレベルまたはローレベル)が反転された第2信号が、それぞれトランジスタのゲートに入力され、高電源電位から低電源電位に貫通電流が流れない回路構成を有している。第1信号と、第1信号の論理が反転された第2信号を用いる方法は、デュアルレール(dual rail)と呼ばれる場合がある。
【0009】
また、特許文献1および特許文献2では、出力信号のハイレベルまたはローレベルの一方が、高電源電位または低電源電位に達しない問題を、出力端子と一方のトランジスタのゲートとの間に、容量を設けることで解決している。出力端子と一方のトランジスタのゲートとの間に容量を設ける方法は、ブートストラップ(bootstrap)と呼ばれる場合がある。
【0010】
一方、チャネル形成領域に金属酸化物を有するトランジスタ(酸化物半導体トランジスタ、OSトランジスタ、ともいう)が近年注目されている。OSトランジスタとしては、nチャネル型トランジスタが実用化されており、オフ電流が非常に小さい、ソースとドレインとの間に高い電圧を印加できる(耐圧が高い、ともいう)、薄膜トランジスタであり積層して設けることができる、等の特徴を有する。また、OSトランジスタは、高温環境下でもオフ電流が増加しにくい、高温環境下でもオン電流とオフ電流の比が大きい、という特徴を有し、OSトランジスタを用いて構成された半導体装置は信頼性が高い。
(【0011】以降は省略されています)
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