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公開番号
2024174059
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-13
出願番号
2024167099,2023087664
出願日
2024-09-26,2011-07-12
発明の名称
車両用灯具の制御装置
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60Q
1/115 20060101AFI20241206BHJP(車両一般)
要約
【課題】加速度センサを用いた車両用灯具のオートレベリング制御において、加速度センサの検出値から路面に対する車両の傾斜角度についての情報を抽出する新たな技術を提供する。
【解決手段】車両用灯具の制御装置は、加速度センサで検出される、車両前後方向および車両上下方向の加速度を導出可能な加速度を受信するための受信部と、車両の加速時および減速時の少なくとも一方における、車両前後方向の加速度の時間変化量と車両上下方向の加速度の時間変化量との比率の変化に基づいて車両用灯具の光軸調節を指示する制御信号を生成するための制御部と、制御信号を車両用灯具の光軸調節部に送信するための送信部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両走行中に加速度センサで検出される車両前後方向の加速度の変化量と車両上下方向の加速度の変化量との比率が変化した場合に、車両用灯具の車両上下方向の照射方向を変更するための制御信号を出力する、
車両用灯具の制御装置。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
車両姿勢角度に関する情報を保持し、
車両走行中に加速度センサで検出される車両前後方向の加速度の変化量と車両上下方向の加速度の変化量との比率が変化した場合に、保持している前記情報が前記比率の変化の前後で変化する、
車両用灯具の制御装置。
【請求項3】
車両姿勢角度に関する情報を保持し、
車両走行中に加速度センサで検出される車両前後方向の加速度の変化量と車両上下方向の加速度の変化量との比率が変化した場合に、保持している前記情報を更新する、
車両用灯具の制御装置。
【請求項4】
車両走行中に加速度センサで検出される車両前後方向の加速度の変化量と車両上下方向の加速度の変化量との比率が変化した場合に、当該変化後の比率に応じた車両姿勢角度に関する情報を保持する、
車両用灯具の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具の制御装置、車両用灯具システム、および車両用灯具の制御方法に関し、特に自動車などに用いられる車両用灯具の制御装置、車両用灯具システム、および車両用灯具の制御方法に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両のピッチ方向の傾斜角度に応じて車両用前照灯の光軸位置を自動的に調節して照射方向を変化させるオートレベリング制御が知られている。一般にオートレベリング制御では、車両の傾斜検出装置として車高センサが用いられ、車高センサにより検出される車両のピッチ角度に基づいて前照灯の光軸位置が調節される。これに対し、特許文献1には、傾斜検出装置として重力センサを用いた構成が開示されている。また、特許文献2には、傾斜検出装置として水平面に対する傾斜角度を検出する三次元ジャイロセンサを用いた構成が開示されている。また、特許文献3には、傾斜検出装置として車両の重力方向に対する傾斜角を検出する傾斜計を用いた構成が開示されている。また、特許文献4には、傾斜検出装置として重力加速度を検出する加速度センサを用いた構成が開示されている。
【0003】
車両の傾斜検出装置として重力センサや三次元ジャイロセンサなどを含む加速度センサを用いた場合、車高センサを用いた場合に比べてオートレベリングシステムをより安価にすることができ、また軽量化を図ることもできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-085459号公報
特開2004-314856号公報
特開2001-341578号公報
特開2009-126268号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
加速度センサを用いたオートレベリング制御において、加速度センサによって検出される傾斜角度は、水平面に対する路面の傾斜角度と路面に対する車両の傾斜角度とを含む、水平面に対する車両の傾斜角度である。一方、オートレベリング制御に必要な車両の傾斜角度は、路面に対する車両の傾斜角度である。そのため、加速度センサを用いたオートレベリング制御では、加速度センサによって得られた水平面に対する車両の傾斜角度から路面に対する車両の傾斜角度についての情報を抽出する必要がある。これに対し、本発明者らは、加速度センサの検出値から得られる水平面に対する車両の傾斜角度から、路面に対する車両の傾斜角度についての情報を抽出する新たな方法を想到するに至った。
【0006】
本発明は、発明者らによるこうした認識に基づいてなされたものであり、その目的は、加速度センサを用いた車両用灯具のオートレベリング制御において、加速度センサの検出値から路面に対する車両の傾斜角度についての情報を抽出する新たな技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある態様は車両用灯具の制御装置であり、当該制御装置は、加速度センサで検出される、車両前後方向および車両上下方向の加速度を導出可能な加速度を受信するための受信部と、車両の加速時および減速時の少なくとも一方における、車両前後方向の加速度の時間変化量と車両上下方向の加速度の時間変化量との比率の変化に基づいて車両用灯具の光軸調節を指示する制御信号を生成するための制御部と、制御信号を車両用灯具の光軸調節部に送信するための送信部と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
この態様によれば、加速度センサを用いた車両用灯具のオートレベリング制御において、加速度センサの検出値から路面に対する車両の傾斜角度についての情報を抽出する新たな技術を提供することができる。
【0009】
上記態様において、制御部は、車両前後方向の加速度を第1軸に設定し車両上下方向の加速度を第2軸に設定した座標に、車両の加速時および減速時の少なくとも一方における加速度センサの検出値を経時的にプロットし、少なくとも2点から得られる直線またはベクトルの傾きを比率としてもよい。
【0010】
上記態様において、制御部は、車両の加速度が予め定められた範囲内にあるときの加速度センサの検出値と、車両の減速度が予め定められた範囲内にあるときの加速度センサの検出値とから得られる直線またはベクトルの傾きを前記比率としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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