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公開番号2024173852
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-13
出願番号2023089348
出願日2023-05-31
発明の名称クレンジングオイル
出願人クラシエ株式会社
代理人
主分類A61K 8/34 20060101AFI20241205BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】
クレンジング力の高いオイル剤型でありながらも殺菌効果を有し、低温安定性に優れたクレンジングオイルを提供することを課題とする。
【解決手段】
下記(A)が溶解された下記(B)と、下記(C)を含有することを特徴とするクレンジングオイルにより上記課題を解決する。好ましくは、さらに下記(D)成分を含有するクレンジオイルである。
(A)イソプロピルメチルフェノール
(B)トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル
(C)25℃において液状の油分
(D)酒石酸
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記(A)が溶解された下記(B)と、下記(C)を含有することを特徴とするクレンジングオイル。
(A)イソプロピルメチルフェノール
(B)トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル
(C)25℃において液状の油分
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
さらに下記(D)を含有する請求項1記載のクレンジングオイル。
(D)酒石酸
【請求項3】
下記(A)を下記(B)に溶解したのちに、前記(B)と下記(C)を混合させることを特徴とするクレンジングオイルの製造方法。
(A)イソプロピルメチルフェノール
(B)トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル
(C)25℃において液状の油分

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クレンジングオイルに関する。更に詳しくは、優れた殺菌効果を有し、低温安定性に優れるクレンジングオイルに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、いわゆる新型コロナウイルスによる感染症の拡大が深刻になっている中で、感染対策の一環でマスクの常用が推奨されている。マスクを着用することにより、マスク内の湿気や蒸れ、マスクと皮膚の摩擦などにより、化粧崩れが生じたりメイクアップ化粧料がマスクに付着しやすくなったりするため、メイク落ちしにくく長時間持続するメイクアップ化粧料が選ばれている。一方で、マスク常用による蒸れや摩擦はニキビや肌荒れの原因ともなり、スキントラブルに悩む生活者も多くいる。
【0003】
また、毛穴の黒ずみや開きといった毛穴に対する悩みは、若年層を中心に恒久的に挙げられている。毛穴の目立ちは毛穴に角栓が詰まることにより起こるため、毛穴ケアを怠るとアクネ菌が繁殖し、ニキビの原因となる。角栓除去は美容上好ましい行為ではあるが、通常の洗浄料による洗顔では除去効果は十分に得られない。また、シート剤やパックによる角栓の除去方法が提案されているが、粘着性により肌に負担がかかったり、剥離する前に乾燥させるための放置時間が必要であったりするなどの使用方法が煩雑であるため、簡便な角栓除去方法が望まれていた。
【0004】
殺菌剤を配合した皮膚洗浄料はニキビを防ぐ効能を有し、様々なものが市販されている。特許文献1では、ピロクトンオラミン、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール、塩化ベンザルコニウム及びトリクロロカルバニドから選ばれる殺菌成分を含む洗浄剤組成物が、特許文献2では、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール、パラクロロメタキシレノールから選ばれる殺菌成分を含む洗浄剤組成物が、特許文献3では、ミコナゾール、イソプロピルメチルフェノール、サリチル酸を含む洗浄剤組成物が提案されている。しかしながら、これらはいずれも殺菌効果は高いものの、クレンジング効果は不十分であった。
【0005】
また、クレンジング化粧料の形態としては、クレンジング力の高いオイル剤型が主流である。特許文献4では、特定のノニオン界面活性剤と液状油を必須成分として含有する非水クレンジング料が、特許文献5では、特定の非イオン界面活性剤と液状油と水とを必須成分として含有するクレンジング料が開示され、これらは油を含む汚れに対し液状の油をベースとしているため相溶性に優れクレンジング効果が高いが、殺菌効果は有していなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2007-146030公報
特開2010-168555号公報
特開2022-164779号公報
特開昭62-108806号公報
特開平03-161428号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、クレンジング力の高いオイル
剤型でありながらも殺菌効果を有し、低温安定性に優れたクレンジングオイルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため鋭意研究を行った結果、殺菌成分としてイソプロピルメチルフェノールを配合し、当該イソプロピルメチルフェノールが溶解されたトリイソステアリン酸PEG-20グリセリと液状油を混合したクレンジングオイルにより上記課題を解決することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
すなわち、本発明は、
[1]
下記(A)が溶解された下記(B)と、下記(C)を含有することを特徴とするクレンジングオイルである。好ましくは、さらに下記(D)を含有するクレンジオイルである。
(A)イソプロピルメチルフェノール
(B)トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル
(C)25℃において液状の油分
[2]
さらに下記(D)を含有する[1]に記載のクレンジングオイルである。
(D)酒石酸
【0010】
[3]
下記(A)を下記(B)に溶解したのちに、前記(B)と下記(C)を混合させることを特徴とするクレンジングオイルの製造方法である。
(A)イソプロピルメチルフェノール
(B)トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル
(C)25℃において液状の油分
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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