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公開番号
2024173734
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2024082908
出願日
2024-05-21
発明の名称
肌バリア機能改善方法及び肌バリア機能改善用装置
出願人
株式会社 資生堂
代理人
個人
,
個人
主分類
A61N
5/02 20060101AFI20241205BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】肌バリア機能を改善することができる肌バリア機能改善方法を提供すること。
【解決手段】本発明に係る肌バリア機能改善方法の一態様は、対象の肌に、100GHz以上550GHz以下の周波数のテラヘルツ波を照射する照射工程を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
対象の肌に、100GHz以上550GHz以下の周波数のテラヘルツ波を照射する照射工程を含むことを特徴とする肌バリア機能改善方法。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記照射工程において、100μW以下の出力で前記テラヘルツ波を照射する、請求項1に記載の肌バリア機能改善方法。
【請求項3】
前記照射工程における前記テラヘルツ波の照射時間が5分間以上30分間以下である、請求項1に記載の肌バリア機能改善方法。
【請求項4】
前記対象の経表皮水分蒸散量の低減、及び前記対象の経表皮水分蒸散量の上昇の抑制の少なくともいずれかにより肌バリア機能を改善する、請求項1に記載の肌バリア機能改善方法。
【請求項5】
対象の肌に100GHz以上550GHz以下の周波数のテラヘルツ波を照射する照射部を有することを特徴とする肌バリア機能改善用装置。
【請求項6】
前記対象の経表皮水分蒸散量を検出する検出部を更に有する、請求項5に記載の肌バリア機能改善用装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、肌バリア機能改善方法及び肌バリア機能改善用装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
100GHzから100THz程度の周波数を有するテラヘルツ波は、電波と光の特徴を併せ持つことが知られており、近年注目されている。
【0003】
テラヘルツ波を照射するための装置として、ケイ素からなるテラヘルツ鉱石やケイ酸塩鉱物である、テラヘルツ波放出成分を粘土に混錬して焼結してなる電磁波放出体を含む身体装着具(特許文献1)、テラヘルツ周波数振動で遠赤外線を放出するエネルギー放出プレートを有する治療装置(特許文献2)、及びテラヘルツ波を放出するテラヘルツ層を有する数珠(特許文献3)などが知られている。
【0004】
テラヘルツ波は、生体分子の同定、電子材料の物性評価、非破壊計測又は医療機器などの種々の技術分野に対する応用が進められている。皮膚に対するテラヘルツ波の作用としては、例えば、TGF-βの発現増加とその下流標的遺伝子の活性化を伴う皮膚における創傷様シグナルを開始し、生体内の創傷治癒プロセスを摂動することが知られている(非特許文献1参照)。
【0005】
一方、肌、特に表皮角質層は、外界から侵入する有害物質から皮膚を守る働き(肌バリア機能)を有している。表皮角質層は、表皮角化細胞の分化により角質細胞となり積み上げられ形成され、古くなった角質層が剥がれ落ちる。この一連のターンオーバーと呼ばれる過程は通常一定の周期で繰り返されるが、例えば、加齢、ストレス等の内的要因、及び乾燥、紫外線等の外的要因によって、表皮角化細胞の増殖が異常に亢進し、ターンオーバー機能に異常が発生する。正常なターンオーバーが行われていない皮膚では、ターンオーバー過程で起きるはずの表皮角化細胞の分化にも異常が発生しており、正常な分化によって産生される皮膚の保湿因子であるNMF(Natural Moisturizing Factor)やセラミド等の角質細胞間脂質の産生に異常をきたし、皮膚本来の働きが失われ、肌のかさつき、乾燥、肌荒れなどのトラブルを引き起こす。
【0006】
このような肌バリア機能は、肌の経表皮水分蒸散と密接に関係し、この経表皮水分蒸散を抑えることが、肌の柔軟性及び潤いを保つ上で重要である(例えば、非特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2021-137420号公報
特開2019-528979号公報
実用新案登録第3225003号公報
【非特許文献】
【0008】
Kyu-Tae Kim et al., Sci Rep, 2013, 3: 2296, doi: 10.1038/srep02296
勝田 雄治ら, J.Soc.Cosmet.Chem,Jpn., 2013, Vol.47, No.4, p.285-291
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上記に鑑みて、本発明の一態様は、肌バリア機能を改善することができる肌バリア機能改善方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明に係る肌バリア機能改善方法の一態様は、対象の肌に、100GHz以上550GHz以下の周波数のテラヘルツ波を照射する照射工程を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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