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公開番号2024173353
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023091714
出願日2023-06-02
発明の名称燃料電池モジュール
出願人愛三工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類H01M 8/04 20160101AFI20241205BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 燃料電池モジュールにおいて、ユーザの要求に応じて、柔軟に構成をカスタマイズすることができる技術を提供する。
【解決手段】 本明細書は、ハウジングを備える燃料電池モジュールを開示する。前記ハウジングは、燃料電池スタック又は前記燃料電池スタックを駆動させる補機を挿入可能に構成されている複数の挿入口を備える、燃料電池モジュール。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ハウジングを備える燃料電池モジュールであって、
前記ハウジングは、燃料電池スタック又は前記燃料電池スタックを駆動させる補機を挿入可能に構成されている複数の挿入口を備える、
燃料電池モジュール。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
請求項1に記載の燃料電池モジュールであって、
前記補機は、第1の補機と、前記第1の補機とは異なる第2の補機を含み、
前記複数の挿入口は、前記燃料電池スタックを挿入可能であるとともに前記補機を挿入不能に構成されている第1の挿入口と、前記第1の補機を挿入可能であるとともに前記燃料電池スタック及び前記第2の補機を挿入不能に構成されている第2の挿入口と、前記第2の補機を挿入可能であるとともに前記燃料電池スタック及び前記第1の補機を挿入不能に構成されている第3の挿入口と、を有する、
燃料電池モジュール。
【請求項3】
請求項1に記載の燃料電池モジュールであって、
前記補機は、前記燃料電池スタックに空気を供給するコンプレッサと、前記燃料電池スタックに水素を供給する水素タンクと、前記燃料電池スタックが発電する電力を変圧するコンバータと、前記燃料電池スタックを冷却する冷却装置と、のうちの少なくとも1つを含み、
前記燃料電池スタック及び前記補機を前記挿入口に挿入したときに、前記燃料電池スタックと前記補機が接続される、
燃料電池モジュール。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載の燃料電池モジュールであって、
前記ハウジングには、前記燃料電池スタックにより発電した電力を外部へ供給するための外部端子が設けられている、
燃料電池モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する技術は、燃料電池モジュールに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、燃料電池スタックと、燃料電池スタックを駆動させる複数の補機と、点検又はメンテナンスされる複数のメンテナンス部品と、を備える燃料電池モジュールが開示されている。この燃料電池モジュールでは、フレーム内の空間に燃料電池スタック及び補機が収納され、フレーム外の空間にメンテナンス部品が配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-86272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の燃料電池モジュールでは、燃料電池スタックや補機のそれぞれが、フレーム内の予め定められた空間に配置される。このため、燃料電池モジュールの機能や能力が予め決まっており、例えば、燃料電池の出力の変更や補機の変更等、ユーザの要求に対して柔軟に対応することができない。本明細書では、燃料電池モジュールにおいて、ユーザの要求に応じて、柔軟に構成をカスタマイズすることができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、第1の態様として、ハウジングを備える燃料電池モジュールを開示する。前記ハウジングは、燃料電池スタック又は前記燃料電池スタックを駆動させる補機を挿入可能に構成されている複数の挿入口を備える。
【0006】
上記の燃料電池モジュールでは、ハウジングが複数の挿入口を備えており、この挿入口は、燃料電池スタック又は補機を挿入可能に構成されている。このため、用途や機能に応じて、燃料電池スタックや補機の種類や数を自由に変更することができる。すなわち、この燃料電池モジュールは、ユーザの要求に応じて、構成をカスタマイズすることができ、利便性が高い。
【0007】
第2の態様では、上記第1の態様において、前記補機は、第1の補機と、前記第1の補機とは異なる第2の補機を含んでもよい。前記複数の挿入口は、前記燃料電池スタックを挿入可能であるとともに前記補機を挿入不能に構成されている第1の挿入口と、前記第1の補機を挿入可能であるとともに前記燃料電池スタック及び前記第2の補機を挿入不能に構成されている第2の挿入口と、前記第2の補機を挿入可能であるとともに前記燃料電池スタック及び前記第1の補機を挿入不能に構成されている第3の挿入口と、を有してもよい。
【0008】
このような構成では、燃料電池スタック、第1の補機、及び第2の補機が、それぞれに対応する挿入口にのみ挿入可能に構成されている。このため、各部材の挿入口への誤挿入を抑制することができる。
【0009】
第3の態様では、上記第1又は第2の態様において、前記補機は、前記燃料電池スタックに空気を供給するコンプレッサと、前記燃料電池スタックに水素を供給する水素タンクと、前記燃料電池スタックが発電する電力を変圧するコンバータと、前記燃料電池スタックを冷却する冷却装置と、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。前記燃料電池スタック及び前記補機を前記挿入口に挿入したときに、前記燃料電池スタックと前記補機が接続されてもよい。
【0010】
このような構成では、燃料電池スタック及び各補機を挿入口に挿入することにより、各部材間を容易に接続することができる。このため、燃料電池モジュールの機能を容易に発揮することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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