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公開番号
2024172893
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090933
出願日
2023-06-01
発明の名称
食器洗い機用洗浄剤組成物
出願人
ライオン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C11D
1/37 20060101AFI20241205BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約
【課題】抑泡性、酸性汚れ共存下での脂質・タンパク質複合汚れの洗浄力に優れ、汚れ共存下での繰り返し洗浄時のガラス食器への汚れや洗浄成分の蓄積を抑制できる食器洗い機用洗浄剤組成物を提供する。
【解決手段】(a1)成分:下記式(a1)で表される化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種と、(a2)成分:炭素数8~18のアルキル基又は炭素数8~18のアルケニル基を有するアルキル又はアルケニル硫酸エステル及びその塩等からなる群から選ばれる少なくとも1種と、(b)成分:分子量800以下のキレート剤と、(c)成分:シリカ及びシリコーン化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種と、を含む食器洗い機用洗浄剤組成物。
[化1]
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2024172893000010.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">29</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">170</com:WidthMeasure> </com:Image> 【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(a1)成分:下記式(a1)で表される化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種と、
(a2)成分:炭素数8~18のアルキル基又は炭素数8~18のアルケニル基を有するアルキル又はアルケニル硫酸エステル及びその塩、炭素数8~18のアルキル基又は炭素数8~18のアルケニル基を有するポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテル硫酸エステル及びその塩、並びに炭素数16~24の内部オレフィンスルホン酸及びその塩からなる群から選ばれる少なくとも1種と、
(b)成分:分子量800以下のキレート剤と、
(c)成分:シリカ及びシリコーン化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種と、
を含む食器洗い機用洗浄剤組成物。
TIFF
2024172893000009.tif
29
170
式中、R
1
は炭素数8~18の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基又は炭素数8~18の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルケニル基であり、AOはオキシアルキレン基であり、mはAOの平均繰り返し数を示す0~10の数であり、Ma及びMbはそれぞれ独立して対イオンである。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
(d)成分:ポリオールをさらに含む請求項1に記載の食器洗い機用洗浄剤組成物。
【請求項3】
前記(a1)成分と前記(a2)成分との合計/前記(c)成分で表される質量比が、1~1000である請求項1又は2に記載の食器洗い機用洗浄剤組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、食器洗い機用洗浄剤組成物に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
食器洗い機による洗浄には一般に、専用の洗浄剤(食器洗い機用洗浄剤組成物)が用いられる。食器洗い機用洗浄剤組成物には、泡立ちの少なさ(抑泡性)と洗浄力との両立が求められる。特許文献1には、α-スルホ脂肪酸アルキルエステル塩と、アミドアミンとを含有する、抑泡性、低温洗浄での油汚れの洗浄力に優れた食器洗い機用洗浄剤組成物が開示されている。特許文献2には、炭素数10のアルキル基又はアルケニル基を有する陰イオン性界面活性剤と、(メタ)アクリル酸と(メタ)アクリル酸エステルとの共重合体と、水とを含有する、抑泡性、複合汚れの洗浄力に優れた食器洗い機用液体洗浄剤組成物が開示されている。特許文献3には、界面活性剤と、キレート剤と、炭酸塩及び炭酸水素塩からなる群から選ばれる少なくとも1種と、水とを含有し、pHが7.5~10である、抑泡性、複合汚れの洗浄力に優れた食器洗い機用液体洗浄剤組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-184554号公報
特開2018-83862号公報
特開2021-91837号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1~2の食器洗い機用洗浄剤組成物は、ドレッシング汚れ、トマトジュース汚れ等の酸性汚れが多量に共存する過酷条件下において、食器に強固に付着した脂質・タンパク質複合汚れ(例えば卵汚れ)の洗浄力が十分ではない。
特許文献3の食器洗い機用洗浄剤組成物は、汚れ共存下で繰り返し洗浄を行ったときに、次第に汚れや洗浄成分(例えばシリコーン系消泡剤)がガラス食器の表面に蓄積することがある。例えば、このような洗浄を行った後のグラスにビールを注ぐと、蓄積した汚れや洗浄成分によって、ビールの泡が直ぐに消えてしまうことがある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、抑泡性、酸性汚れ共存下での脂質・タンパク質複合汚れの洗浄力に優れ、汚れ共存下での繰り返し洗浄時のガラス食器への汚れや洗浄成分の蓄積を抑制できる食器洗い機用洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下の態様を有する。
[1](a1)成分:下記式(a1)で表される化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種と、
(a2)成分:炭素数8~18のアルキル基又は炭素数8~18のアルケニル基を有するアルキル又はアルケニル硫酸エステル及びその塩、炭素数8~18のアルキル基又は炭素数8~18のアルケニル基を有するポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテル硫酸エステル及びその塩、並びに炭素数16~24の内部オレフィンスルホン酸及びその塩からなる群から選ばれる少なくとも1種と、
(b)成分:分子量800以下のキレート剤と、
(c)成分:シリカ及びシリコーン化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種と、
を含む食器洗い機用洗浄剤組成物。
TIFF
2024172893000001.tif
29
170
式中、R
1
は炭素数8~18の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基又は炭素数8~18の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルケニル基であり、AOはオキシアルキレン基であり、mはAOの平均繰り返し数を示す0~10の数であり、Ma及びMbはそれぞれ独立して対イオンである。
[2](d)成分:ポリオールをさらに含む[1]に記載の食器洗い機用洗浄剤組成物。
[3]前記(a1)成分と前記(a2)成分との合計/前記(c)成分で表される質量比が、1~1000である[1]又は[2]に記載の食器洗い機用洗浄剤組成物。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、抑泡性、酸性汚れ共存下での脂質・タンパク質複合汚れの洗浄力に優れ、汚れ共存下での繰り返し洗浄時のガラス食器への汚れや洗浄成分の蓄積を抑制できる食器洗い機用洗浄剤組成物を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の食器洗い機用洗浄剤組成物(以下、単に「洗浄剤組成物」とも記す。)は、(a1)成分と(a2)成分と(b)成分と(c)成分とを含む。
洗浄剤組成物は、(d)成分をさらに含んでいてもよい。
洗浄剤組成物は、(a1)成分、(a2)成分、(b)成分、(c)成分及び(d)成分以外の他の成分をさらに含んでいてもよい。
【0009】
<(a1)成分>
(a1)成分は、下記式(a1)で表される化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種である。(a1)成分は、10モル以下のアルキレンオキサイドが付加していてもよい、炭素数8~18の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基を有するモノアルキルスルホコハク酸及びその塩、並びに10モル以下のアルキレンオキサイドが付加していてもよい、炭素数8~18の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルケニル基を有するモノアルケニルスルホコハク酸及びその塩からなる群から選ばれる少なくとも1種ともいえる。
【0010】
TIFF
2024172893000002.tif
29
170
式中、R
1
は炭素数8~18の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基又は炭素数8~18の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルケニル基であり、AOはオキシアルキレン基であり、mはAOの平均繰り返し数を示す0~10の数であり、Ma及びMbはそれぞれ独立して対イオンである。
(【0011】以降は省略されています)
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