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公開番号2025034732
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141304
出願日2023-08-31
発明の名称胡麻油
出願人かどや製油株式会社
代理人個人,個人
主分類C11B 1/06 20060101AFI20250306BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約【課題】本発明は、新規な胡麻油を提供することを目的とする。また、本発明は、原料が皮むき胡麻であって、前記皮むき胡麻から得られる、皮むき胡麻油の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、原料である皮むき胡麻から得られた皮むき胡麻油に関する。また、前記皮むき胡麻油が、L*a*b*表色系における、L*値が、85~98であり、a*値が、-6~-2であり、及び、b*値が、22~30である、皮むき胡麻油に関する。
【選択図】なし

特許請求の範囲【請求項1】
原料である皮むき胡麻から得られた皮むき胡麻油。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記皮むき胡麻油が、L





表色系における、


値が、85~98であり、


値が、-6~-2であり、及び、


値が、22~30である、請求項1に記載の皮むき胡麻油。
【請求項3】
前記皮むき胡麻油が、エピセサミンを実質的に含まない、請求項1に記載の皮むき胡麻油。
【請求項4】
原料である前記皮むき胡麻が、L





表色系における、


値が、54~72であり、


値が、2~11であり、及び、


値が、19~23である、請求項1に記載の皮むき胡麻油。
【請求項5】
原料が皮むき胡麻であり、前記原料を圧搾する工程を備える、皮むき胡麻油の製造方法。
【請求項6】
前記皮むき胡麻油が、L





表色系における、


値が、85~98であり、


値が、-6~-2であり、及び、


値が、22~30である、請求項5に記載の皮むき胡麻油の製造方法。
【請求項7】
前記皮むき胡麻油が、エピセサミンを実質的に含まない、請求項5に記載の皮むき胡麻油の製造方法。
【請求項8】
原料である前記皮むき胡麻が、L





表色系における、


値が、54~72であり、


値が、2~11であり、及び、


値が、19~23である、請求項5に記載の皮むき胡麻油の製造方法。
【請求項9】
さらに焙煎工程を備える、請求項5に記載の皮むき胡麻油の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、胡麻油に関し、具体的には、皮むき胡麻から得られた胡麻油に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
胡麻油は、一般に、(1)皮つきの胡麻種子を焙煎し、圧搾及び/又は抽出することによって得られた焙煎胡麻油と、(2)皮つきの胡麻種子を焙煎せず、その他の植物油の製造方法と同様に、原料である皮つき胡麻種子そのものを搾油した後、精製されて得られる精製胡麻油との2つに大別される。
上記(1)の焙煎胡麻油は、和食又は中華料理を代表とする幅広い料理において、胡麻の風味を付与するために利用されている。例えば、この焙煎胡麻油は、天ぷら、炒め物等の加熱料理で、天ぷら油又は炒め油に用いられている。
これに対して、上記(2)の精製胡麻油は、天ぷら油に利用されるだけでなく、サラダ、刺身等の料理に直接かけるドレッシング等に利用されている。また、この精製胡麻油は、焙煎していないことから、焙煎胡麻油のような焙煎臭がなく、無色透明、かつ、無味無臭であるため、近年では、食品以外の分野、例えば、化粧品、化学品の原材料等にも活用されてきている。
【0003】
ところで、これら胡麻油には、セサミン等のリグナン類と呼ばれる機能性成分が含まれていることが知られている。焙煎胡麻油は、通常、精製を行わないことから、リグナン類が多く含まれるが、前述のように調理シーン(用途)が限定されている。一方、精製胡麻油は汎用的ではあるが、精製工程を経ることから、焙煎胡麻油に比べて総リグナン含量、セサミン含量等が少ない傾向にあるという問題がある。
【0004】
例えば、特許文献1には、総リグナン類含量等が高い精製胡麻油の製造方法が記載されている。
しかしながら、この特許文献1で得られた精製胡麻油は、精製されているので無色透明、かつ、無味無臭の油であり、サラダ等にかけても、胡麻特有の色及び香りがなく、特に焙煎していないことから、焙煎して生じる胡麻の香ばしい風味等もなく、特徴となる風味に乏しいといえる。
一方、焙煎胡麻油は、特有の風味によって使用される調理シーン(用途)が限定的であるといえる。
また、上述するとおり、これまでの胡麻油といえば、焙煎胡麻油及び精製胡麻油のいずれも、原料に皮つき胡麻種子を用いたものである。
そこで、胡麻油を幅広い用途へ拡大するためにも、新しいタイプの胡麻油の開発が熱望されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-325838号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、新規な胡麻油を提供することを目的とする。
また、本発明は、原料が皮むき胡麻であって、前記皮むき胡麻から得られる、皮むき胡麻油の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、原料に皮むき胡麻を用いて胡麻油を製造すると、特徴ある色調を有する胡麻油が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明は、以下のとおりである。
項1.
原料である皮むき胡麻から得られた皮むき胡麻油。
項2.
前記皮むき胡麻油が、L





表色系における、


値が、85~98であり、


値が、-6~-2であり、及び、


値が、22~30である、項1に記載の皮むき胡麻油。
項3.
前記皮むき胡麻油が、エピセサミンを実質的に含まない、項1に記載の皮むき胡麻油。
項4.
原料である前記皮むき胡麻が、L





表色系における、


値が、54~72であり、


値が、2~11であり、及び、


値が、19~23である、項1に記載の皮むき胡麻油。
項5.
原料が皮むき胡麻であり、前記原料を圧搾する工程を備える、皮むき胡麻油の製造方法。
項6.
前記皮むき胡麻油が、L





表色系における、


値が、85~98であり、


値が、-6~-2であり、及び、


値が、22~30である、項5に記載の皮むき胡麻油の製造方法。
項7.
前記皮むき胡麻油が、エピセサミンを実質的に含まない、項5に記載の皮むき胡麻油の製造方法。
項8.
原料である前記皮むき胡麻が、L





表色系における、


値が、54~72であり、


【0009】
なお、本発明のうち、製造工程で規定された物の発明は、現時点で、どのような成分までが含まれているか、又は、その構造がどのようなものであるか、その全てを特定することが不可能又はおよそ実際的ではない程度に困難であるため、プロダクトバイプロセスクレームによって記載している。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、新規な胡麻油が得られる。また、本発明によれば、皮むき胡麻から得られる、皮むき胡麻油であって、前記皮むき胡麻油が、L





表色系における、L

値が、85~98であり、a

値が、-6~-2であり、及び、b

値が、22~30である、皮むき胡麻油が提供される。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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