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公開番号2024172860
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023090865
出願日2023-06-01
発明の名称装置、装置の制御方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類G06Q 10/20 20230101AFI20241205BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザ要望を消耗品の発注タイミングに反映できない。
【解決手段】自装置に関する消耗品の使用状況に応じて消耗品の使用可能期間を推定し、前記消耗品の発注タイミングを取得し、前記消耗品の発注タイミングに関する調整期間をユーザ入力に基づき設定し、前記消耗品を管理する外部装置に対して、前記消耗品の使用可能期間が前記発注タイミングと前記調整期間とから求められるリードタイムを下回ったときに前記消耗品の発注情報を送信する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
自装置に関する消耗品の使用状況に応じて前記消耗品の使用可能期間を推定する推定手段と、
前記消耗品の発注タイミングを取得する取得手段と、
前記消耗品の発注タイミングに関する調整期間をユーザ入力に基づき設定する設定手段と、
前記消耗品を管理する外部装置に対して、前記消耗品の使用可能期間が前記発注タイミングと前記調整期間とから求められるリードタイムを下回ったときに前記消耗品の発注情報を送信する送信手段と、
を有することを特徴とする装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記発注タイミングは、前記消耗品の取り寄せ期間と前記消耗品の輸送期間とを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記外部装置は、前記取り寄せ期間と前記輸送期間を管理する物流情報データベースを有する、ことを特徴とする請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記外部装置は、前記装置と前記消耗品との関連情報を管理する機器情報データベースを有する、ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記発注情報の送信要否を、前記消耗品の発注の可否を示す発注可否情報に基づき判断する判断手段を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記発注情報を送信したことによって前記発注可否情報を発注不可に書き換え、新品の前記消耗品に交換されたことによって前記発注可否情報を発注可能に書き換える更新手段を有する
ことを特徴とする請求項5に記載の装置。
【請求項7】
ユーザによる前記発注可否情報の書き換えを受け付ける入力手段と、
前記入力手段が前記発注可否情報の書き換えを受け付けたときに前記発注可否情報を書き換える更新手段と、
を有する、ことを特徴とする請求項5に記載の装置。
【請求項8】
前記使用可能期間を、前記消耗品の利用状況に応じて調整する調整手段を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項9】
前記外部装置は、前記物流情報データベースが管理する前記取り寄せ期間が更新された場合、前記取り寄せ期間が更新された前記消耗品を有する前記装置に対し、消耗品取り寄せ期間の変化を通知する通知手段を有する
ことを特徴とする請求項3に記載の装置。
【請求項10】
前記外部装置は、前記物流情報データベースが管理する前記輸送期間が更新された場合、前記輸送期間が更新された前記消耗品を有する前記装置に対し、消耗品輸送期間の変化を通知する通知手段を有する
ことを特徴とする請求項3に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像処理装置などの装置における消耗品の発注技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
画像処理装置に搭載されたインクタンクにおいてインク残量が既定値より少なくなったとき、サービスセンタに対して、該当インクタンクを発注するシステムがある。特許文献1は、インクボトルに充填されていたインクの消費が完了するタイミングを推測し、推測したタイミングよりもインクボトルの配送期間だけ前までに、インクボトルを発注する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-30459号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、例えば、消耗品の生産に影響する原材料の仕入れ等を含めた取り寄せ期間、消耗品発送に影響する輸送期間への追従や、使い切りタイミングから少しずらして受け取りたい等の細かなユーザ要望を消耗品の発注タイミングに反映できなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係る装置は、自装置に関する消耗品の使用状況に応じて前記消耗品の使用可能期間を推定する推定手段と、前記消耗品の発注タイミングを取得する取得手段と、前記消耗品の発注タイミングに関する調整期間をユーザ入力に基づき設定する設定手段と、前記消耗品を管理する外部装置に対して、前記消耗品の使用可能期間が前記発注タイミングと前記調整期間とから求められるリードタイムを下回ったときに前記消耗品の発注情報を送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本開示の技術によれば、ユーザ意図を反映したタイミングで消耗品を発注することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
画像処理装置の概略構成例を示す図である。
消耗品の発注システムの概略構成図である。
画像処理装置の入出力装置における調整期間(簡易設定)を示す図である。
画像処理装置の入出力装置における調整期間(個別設定)を示す図である。
管理サーバに登録される管理情報例を示す図である。
物流サーバに登録される管理情報例を示す図である。
画像処理装置情報のサーバ登録手順を示すフローチャートを示す図である。
物流・仕入れ状況が変化した場合の処理手順を示すフローチャートを示す図である。
新品の消耗品を取り付けたときの処理手順を示すフローチャートを示す図である。
画像処理装置の消耗品交換手順を示すフローチャートを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。なお、実施形態に記載されている構成要素は、本開示例としての形態を示すものであり、特許請求の範囲に係る発明をそれらのみに限定するものではない。また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。また、フローチャートにおける各工程(ステップ)について先頭に「S」付けて表記する。
【0009】
<実施形態1>
(画像処理装置)
図1は、本実施形態に係る画像処理装置の概略構成を示す図である。なお、本実施形態では、画像処理装置として、印刷機能のみを有するものを示すが、これに限定されない。例えば、画像処理装置は、原稿上の画像を読取る読取装置をさらに備えて複写機として機能するものや他の機能を加えた複合機(MFP:Multi-Function Peripheral)としてもよい。
【0010】
画像処理装置201は、プリンタコントローラ120、プリンタエンジン150、HDD(Hard Disk Drive)161、入出力装置162を有する。画像処理装置201は、ネットワーク192を介して管理サーバ190に接続可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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