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公開番号2024172544
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023090331
出願日2023-05-31
発明の名称噴出器及び噴出容器
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 47/34 20060101AFI20241205BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】樹脂部品を用いつつ、操作性を損なうことなく、耐久性が向上した、噴出器及び噴出容器を提供する。
【解決手段】噴出容器100は、噴出器1と、容器本体20と、を備える。噴出器1は、容器本体20に装着可能な装着キャップ2と、装着キャップ2の下側に配置されたポンプPと、ポンプPのステム8を動作させるとともに噴出口A4を備える噴出ヘッド9と、装着キャップ2の仕切壁2bの上面と噴出ヘッド9の下面とを弾性的に支持するとともに装着キャップ2から上側に延在するカバー筒2cの内側に形成された収容空間15に配置されており、さらに、ステム8が貫通する貫通空間10Sが形成された筒状のジャバラ10と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
容器本体の口部に装着可能な装着キャップと、前記装着キャップの下側に配置されたポンプと、前記ポンプのステムを動作させるとともに噴出口を備える噴出ヘッドと、前記装着キャップの仕切壁の上面と前記噴出ヘッドの下面とを弾性的に支持するとともに前記装着キャップから上側に延在するカバー筒の内側に形成された収容空間に配置されており、さらに、前記ステムが貫通する貫通空間が形成された筒状のジャバラと、を備える、噴出器。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記ジャバラは、0.4mm以上、0.6mm以下の肉厚を有している、請求項1に記載された噴出器。
【請求項3】
前記ジャバラは、65°以上、75°以下のジャバラ角度を有している、請求項1に記載された噴出器。
【請求項4】
前記ジャバラは、1.5mm以上、3.0mm以下のジャバラ幅を有している、請求項1に記載された噴出器。
【請求項5】
前記ジャバラは、押出しブロー成形品である、請求項1に記載された噴出器。
【請求項6】
前記ジャバラは、ポリエチレンによって形成されている、請求項1に記載された噴出器。
【請求項7】
前記ポンプは、シリンダと、吸入弁と、ピストンと、ピストンガイドと、排出弁と、前記ステムと、を備えており、前記装着キャップと、前記シリンダと、前記吸入弁と、前記ピストンと、前記ピストンガイドと、前記排出弁と、前記ステムと、前記噴出ヘッドと、前記ジャバラとは、それぞれ、オレフィン系樹脂によって形成されている、請求項1に記載された噴出器。
【請求項8】
前記噴出ヘッドは、前記ジャバラの貫通空間を当該ジャバラの外部に通じさせる連通部を備えている、請求項1に記載された噴出器。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1項に記載された噴出器と、前記容器本体と、を備える、噴出容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、噴出器及び噴出容器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来の噴出容器には、装着キャップ(取付けキャップ)と噴出ヘッド(ノズルヘッド)との間に配設した復帰ばねとしてのコイルばねによって、噴出ヘッドを上方に付勢させた注出容器が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-333337号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
その一方で、近年、環境問題を考慮して、リサイクル性に優れた樹脂を使用することによって金属の使用を削減する取り組みが進められている。さらに、こうした噴出容器に採用される噴出器の分野では近年、部品の素材を単一の樹脂に統一化させる取り組みも進められている。
【0005】
しかしながら、上記従来の噴出容器において、噴出ヘッドを装着キャップに対して弾性的に支持するのにあたって、コイルばねを金属製のコイルばね(以下、単に、「金属ばね」ともいう。)から樹脂コイルばね(以下、単に、「樹脂ばね」ともいう。)に変更した場合、樹脂ばねは、金属ばねに比べて、へたり(永久変形)を生じ易い。そのため、樹脂ばねを採用した場合、復元性を維持しつつ耐久性を持たせるために樹脂ばねを厚くする必要がある。ところが、樹脂ばねの厚さを厚くした場合、当該樹脂ばねの剛性が高くなるため、噴出ヘッドの押し込みが重くなる。したがって、樹脂ばねを用いた噴出器、ひいては、噴出容器の場合、操作性を損なうことなく、耐久性を向上させることが困難であった。
【0006】
本発明の目的は、樹脂部品を用いつつ、操作性を損なうことなく、耐久性が向上した、噴出器及び噴出容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明に係る、噴出器は、容器本体の口部に装着可能な装着キャップと、前記装着キャップの下側に配置されたポンプと、前記ポンプのステムを動作させるとともに噴出口を備える噴出ヘッドと、前記装着キャップの仕切壁の上面と前記噴出ヘッドの下面とを弾性的に支持するとともに前記装着キャップから上側に延在するカバー筒の内側に形成された収容空間に配置されており、さらに、前記ステムが貫通する貫通空間が形成された筒状のジャバラと、を備える。
【0008】
(2)上記(1)の噴出器において、前記ジャバラは、0.4mm以上、0.6mm以下の肉厚を有していることが好ましい。
【0009】
(3)上記(1)又は(2)の噴出器において、前記ジャバラは、65°以上、75°以下のジャバラ角度を有していることが好ましい。
【0010】
(4)上記(1)~(3)のいずれか1つの噴出器において、前記ジャバラは、1.5mm以上、3.0mm以下のジャバラ幅を有していることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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