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公開番号2024172120
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023089645
出願日2023-05-31
発明の名称給湯暖房機
出願人株式会社パロマ
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類F24H 9/02 20060101AFI20241205BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】給湯暖房機において筐体の底板に設けられるビス孔を判別する。
【解決手段】給湯暖房機1は、底板71Bを備える筐体70を備え、底板71Bには往きヘッダーを接続可能な暖房往き口と戻りヘッダーを接続可能な暖房戻り口とが形成されている給湯暖房機1であって、底板71Bは、往きヘッダー及び戻りヘッダーを底板71Bに固定するために使用可能な第1ビス孔FH1,FH2,FH3,FH4と、第1ビス孔FH1,FH2,FH3,FH4の近傍に形成される第1マークFM1,FM2,FM3,FM4と、を有する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
底板を備える筐体を備え、前記底板には往きヘッダーを接続可能な暖房往き口と戻りヘッダーを接続可能な暖房戻り口とが形成されている給湯暖房機であって、
前記底板は、前記往きヘッダー及び前記戻りヘッダーを前記底板に固定するために使用可能な第1ビス孔と、前記第1ビス孔の近傍に形成される第1マークと、を有する、給湯暖房機。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記第1マークは前記底板から上方に凹んでいるか、または下方に突出している、請求項1に記載の給湯暖房機。
【請求項3】
前記第1ビス孔に締結されたビスをさらに備える、請求項1または請求項2に記載の給湯暖房機。
【請求項4】
前記底板に取り付けられる熱動弁をさらに備え、
前記底板は、前記熱動弁を前記底板に固定するために使用される第2ビス孔と、前記第2ビス孔の近傍に形成され、前記第1マークとは異なっている第2マークと、を有する、請求項1または請求項2に記載の給湯暖房機。
【請求項5】
前記第2マークは前記底板から上方に凹んでいるか、または下方に突出している、請求項4に記載の給湯暖房機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、給湯暖房機に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特開2006-342578号公報(下記特許文献1)に記載の融雪装置が知られている。特許文献1に記載の融雪装置は、不凍液を熱媒体として、バーナを熱源とする給湯装置と、融雪対象領域に埋設され、給湯装置から供給される加熱された不凍液を循環させるヒーティングパイプと、ヒーティングパイプと給湯装置との間を連結して不凍液を交互に循環させる一対のヘッダーセットと、を備えている。一対のヘッダーセットはそれぞれ給湯装置から導出される温水往き管及び温水戻り管を分岐させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-342578号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような構成において、ヘッダーセットを給湯装置の筐体の底面にビス止めにより固定することを考える。通常、給湯装置の筐体の底面には配管等が密集しており、多くのビス孔が設けられている。このため、融雪装置を設置する作業者がヘッダーセットの取り付けに使用可能なビス孔を判別することが困難な場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の給湯暖房機は、底板を備える筐体を備え、前記底板には往きヘッダーを接続可能な暖房往き口と戻りヘッダーを接続可能な暖房戻り口とが形成されている給湯暖房機であって、前記底板は、前記往きヘッダー及び前記戻りヘッダーを前記底板に固定するために使用可能な第1ビス孔と、前記第1ビス孔の近傍に形成される第1マークと、を有する、給湯暖房機である。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、給湯暖房機において筐体の底板に設けられるビス孔を判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態にかかる給湯暖房機の正面図である。
図2は、フロントカバーを除いた給湯暖房機の正面図である。
図3は、給湯暖房機の概略回路図である。
図4は、往きヘッダーと戻りヘッダーとが接続された給湯暖房機の拡大正面図である。
図5は、往きヘッダーと戻りヘッダーとが接続された給湯暖房機の拡大斜視図である。
図6は、往きヘッダーと戻りヘッダーとが接続された給湯暖房機の底面図である。
図7は、熱動弁の周辺を示す給湯暖房機の拡大斜視図である。
図8は、往きヘッダーと戻りヘッダーとが接続されていない給湯暖房機の底面図である。
図9は、図8の一点鎖線で囲まれた領域を拡大して示す図である。
図10は、図9のA-A断面図である。
図11は、図8の一点鎖線で囲まれた領域を拡大して示す図であって、第1ビス孔に挿通されるビスを省略した図である。
図12は、図8の一点鎖線で囲まれた領域を拡大して示す図であって、往きヘッダーと戻りヘッダーとが底板に固定された状態を示す図である。
図13は、往きヘッダーと戻りヘッダーとが接続された給湯暖房機の底面図であって、図6とサイズの異なる戻りヘッダーが適用された状態を示す図である。
図14は、図8の二点鎖線で囲まれた領域を拡大して示す図である。
図15は、図14のB-B断面図である。
図16は、図15の拡大図であって、第2マークの断面形状について示す図である。
図17は、図8の二点鎖線で囲まれた領域を拡大して示す図であって、熱動弁を取り外した状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
【0009】
(1)本開示の給湯暖房機は、底板を備える筐体を備え、前記底板には往きヘッダーを接続可能な暖房往き口と戻りヘッダーを接続可能な暖房戻り口とが形成されている給湯暖房機であって、前記底板は、前記往きヘッダー及び前記戻りヘッダーを前記底板に固定するために使用可能な第1ビス孔と、前記第1ビス孔の近傍に形成される第1マークと、を有する。
【0010】
このような構成によると、作業者が往きヘッダー及び戻りヘッダーの固定に使用可能な第1ビス孔を第1マークにより認識することができるから、誤取り付けを防止することができる。また、往きヘッダー及び戻りヘッダーの取り付けの作業性を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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