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公開番号
2025005906
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106337
出願日
2023-06-28
発明の名称
給湯システム、及び給湯システムにおけるタンクユニット
出願人
株式会社パロマ
代理人
個人
,
個人
主分類
F24H
1/18 20220101AFI20250109BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】ユーザーの家族構成やライフスタイル等に応じてタンクユニットの容量を適切に調整可能である上、ユーザーの家族構成やライフスタイル等が変化した際にも柔軟に対応可能な給湯システムを提供する。
【解決手段】タンクユニット1は、ヒートポンプ2との間で湯水を循環させるための循環路9、タンクユニット1に水道水を供給するための給水管6、及びタンクユニット1に貯留されている湯水を給湯栓29や浴槽41へ供給するための中継管12が接続されたタンク本体1aを備えているとともに、タンク本体1aには、湯水を貯留可能な補助タンク1bを、タンク本体1aに対して通水可能に連結可能としており、タンク本体1aに補助タンク1bを連結するか否かによって、タンクユニット1の容量を調整可能とした。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
湯水を貯留するタンクユニットと、前記タンクユニットに貯留されている湯水を加熱するヒートポンプと、供給された湯水を燃料ガスの燃焼熱により加熱する給湯器と、前記タンクユニットに貯留されている湯水を所定の使用箇所側へ供給する第1供給路、及び前記タンクユニットを介さずに水道水を前記給湯器で加熱した後に前記使用箇所側へ供給する第2供給路を含む前記使用箇所への湯水の供給に係る複数の供給路を備えた給湯システムであって、
前記タンクユニットは、前記ヒートポンプとの間で湯水を循環させるための循環路、前記タンクユニットに水道水を供給するための給水管、及び前記第1供給路を構成する供給管が接続されたタンク本体を備えているとともに、
前記タンク本体には、湯水を貯留可能な補助タンクを、前記タンク本体に対して通水可能に連結可能としており、
前記タンク本体に前記補助タンクを連結するか否かによって、前記タンクユニットの容量を調整することができることを特徴とする給湯システム。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記タンク本体に連結された前記補助タンクに対して、別の前記補助タンクを更に連結可能であり、
連結する前記補助タンクの個数によって、前記タンクユニットの容量を調整することができることを特徴とする請求項1に記載の給湯システム。
【請求項3】
所定の使用箇所へ湯水を供給するための給湯システムにおいて湯水を貯留するタンクユニットであって、
前記タンクユニットに貯留されている湯水を加熱するヒートポンプとの間で湯水を循環させるための循環路、前記タンクユニットに水道水を供給するための給水管、及び前記使用箇所へ湯水を供給するための供給管が接続されたタンク本体を備えているとともに、
前記タンク本体には、湯水を貯留可能な補助タンクを、前記タンク本体に対して通水可能に連結可能としており、
前記タンク本体に前記補助タンクを連結するか否かによって、貯留可能な湯水の容量を調整することができることを特徴とするタンクユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バーナを備えて通水を加熱可能な給湯器と、ヒートポンプを備えて加熱された湯水を貯留するタンクユニットとが併設されてなるハイブリッド式の給湯システム、及び給湯システムにおけるタンクユニットに関するものである。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ヒートポンプと、ヒートポンプで加熱された湯水を貯留するタンクユニットとを備え、タンクユニットに貯留されている湯を台所や浴室等に供給するヒートポンプ式の給湯システムが実用に供されている。ただ、従来のヒートポンプ式の給湯システムでは、浴槽への湯張り時に必要とされる多量の湯水を貯留可能とするために、タンクユニットを非常に大型化しなければならないという問題があった。そこで、たとえば特許文献1に記載されているように、湯水が貯留されるタンクユニットの下流側の供給路に、給湯器であるバーナ加熱装置を設置したハイブリッド式の給湯システムが考案されている。この特許文献1に記載のハイブリッド式の給湯システムでは、湯張りの際にタンクユニットに貯留されている湯量が少ないと、ヒートポンプによる加熱に加えてバーナ加熱装置を作動させることで湯量の不足分を補うようになっており、結果としてタンクユニットの小型化を図ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-224762号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の給湯システムでは、湯水が貯留されるタンクユニットの小型化を図ることができる。しかしながら、タンクユニットの容量をどの程度とすれば良いのかということは、ユーザーの家族構成やライフスタイル等に応じて違ってくる。また、転居や家族が増える等して、ユーザーの家族構成やライフスタイル等が変わるという状況も十分に考えられる。そして、従来の給湯システムでは、そのような違いや変化に柔軟に対応することができないという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、ユーザーの家族構成やライフスタイル等に応じてタンクユニットの容量を適切に調整可能である上、ユーザーの家族構成やライフスタイル等が変化した際にも柔軟に対応可能な給湯システム、及び給湯システムにおけるタンクユニットを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、湯水を貯留するタンクユニットと、タンクユニットに貯留されている湯水を加熱するヒートポンプと、供給された湯水を燃料ガスの燃焼熱により加熱する給湯器と、タンクユニットに貯留されている湯水を所定の使用箇所側へ供給する第1供給路、及びタンクユニットを介さずに水道水を給湯器で加熱した後に使用箇所側へ供給する第2供給路を含む使用箇所への湯水の供給に係る複数の供給路を備えた給湯システムであって、タンクユニットは、ヒートポンプとの間で湯水を循環させるための循環路、タンクユニットに水道水を供給するための給水管、及び第1供給路を構成する供給管が接続されたタンク本体を備えているとともに、タンク本体には、湯水を貯留可能な補助タンクを、タンク本体に対して通水可能に連結可能としており、タンク本体に補助タンクを連結するか否かによって、タンクユニットの容量を調整することができることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、タンク本体に連結された補助タンクに対して、別の補助タンクを更に連結可能であり、連結する補助タンクの個数によって、タンクユニットの容量を調整することができることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明のうち請求項3に記載の発明は、所定の使用箇所へ湯水を供給するための給湯システムにおいて湯水を貯留するタンクユニットであって、タンクユニットに貯留されている湯水を加熱するヒートポンプとの間で湯水を循環させるための循環路、タンクユニットに水道水を供給するための給水管、及び使用箇所へ湯水を供給するための供給管が接続されたタンク本体を備えているとともに、タンク本体には、湯水を貯留可能な補助タンクを、タンク本体に対して通水可能に連結可能としており、タンク本体に補助タンクを連結するか否かによって、貯留可能な湯水の容量を調整することができることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、タンクユニットは、ヒートポンプとの間で湯水を循環させるための循環路、タンクユニットに水道水を供給するための給水管、及び第1供給路を構成する供給管が接続されたタンク本体を備えているとともに、タンク本体には、湯水を貯留可能な補助タンクを、タンク本体に対して通水可能に連結可能としており、タンク本体に補助タンクを連結するか否かによって、タンクユニットの容量を調整することができるようにした。したがって、ユーザーの家族構成やライフスタイル等に応じてタンクユニットの容量を適切に調整可能である上、ユーザーの家族構成やライフスタイル等が変化した際にも柔軟に対応可能な給湯システムとすることができる。さらに、循環路、給水管、及び供給管が接続されているタンク本体に補助タンクを連結する/しないだけでタンクユニットの容量を調整することができるため、ヒートポンプによる保温に係る配管やタンクユニットへの水道水の供給に係る配管、使用箇所側へ湯水を供給するための配管等を変更することなく、タンクユニットの容量を調整することができ、タンクユニットの容量調整に係る作業を容易に行うことができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、タンク本体に連結された補助タンクに対して、別の補助タンクを更に連結可能であり、連結する補助タンクの個数によって、タンクユニットの容量を調整することができるようにした。したがって、タンクユニットの容量をより細かく調整することができ、極めて使い勝手の良い給湯システムとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
給湯システムの概略を示した説明図である。
補助タンクが連結された給湯システムの概略を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態である給湯システムについて、図面にもとづき詳細に説明する。
図1は、給湯システムS1の概略を示した説明図である。
給湯システムS1は、湯水を貯留するタンクユニット1と、タンクユニット1に貯留されている湯水を加熱するヒートポンプ2と、供給された湯水を燃料ガスの燃焼により加熱する給湯器3と、コントローラ4と、リモコン5とを備えてなる。タンクユニット1は、1つのタンク本体1aから構成されており、該タンク本体1aの容量は、一般的な浴槽41よりも十分に容量の少ない20Lとなっている。また、タンク本体1aには、外部の水道管に接続された給水管6が接続されている。ヒートポンプ2は、蒸発器、圧縮器、及び熱交換器等を備え、熱媒体と通水との熱交換で通水を加熱する公知の装置で、出力は2.0kWとなっている。
【0010】
また、タンク本体1aの上部とヒートポンプ2の出口との間にはタンク往き管7が、タンク本体1aの下部とヒートポンプ2の入り口との間にはタンク戻り管8が夫々接続されている。そして、タンク往き管7とタンク戻り管8とにより、タンクユニット1(ここではタンク本体1aのみ)とヒートポンプ2との間を湯水が循環する循環路9が形成されている。また、タンク戻り管8には、湯水を循環させるためのポンプ10と、タンク戻り管8内の湯水の温度を検出するための戻り温度サーミスタ11とが設けられている。さらに、タンク本体1aの上部には、後述する給湯器3の給湯熱交換器23に接続される中継管12が接続されている。中継管12には、中継管12内を流れる湯水の温度を検出するための中継温度サーミスタ13と、中継管12内を流れる湯水の流量を検出するための中継流量センサ14とが設けられている。また、中継管12における給湯器3よりも上流側となる箇所と給水管6との間には、タンクユニット1をバイパスして給水管6内の水を給湯器3側に直接給水するための直接給水管15が接続されている。さらに、中継管12と直接給水管15との接続部には、タンクユニット1に貯留されている湯水を給湯熱交換器23側へ供給するか、それとも直接給水管15から水道水を給湯熱交換器23側へ供給するかで切り替え可能な切替電磁弁16が設けられている。なお、切替電磁弁16は、通常、タンクユニット1に貯留されている湯水が給湯熱交換器23側へ供給されるような切替状態となっている。
(【0011】以降は省略されています)
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