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公開番号
2025012796
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115906
出願日
2023-07-14
発明の名称
グリルバーナ及び加熱調理装置
出願人
株式会社パロマ
代理人
個人
,
個人
主分類
A47J
37/06 20060101AFI20250117BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】炎孔部に点火された直後に急激な温度上昇があっても熱変形を効果的に抑制できるグリルバーナ及び加熱調理装置を提供する。
【解決手段】上火バーナ30は、上側金属板と下側金属板32とを上下に重ね合わせて外周部を加締めることにより形成される。下側金属板32において本体部41を形成する部分には炎孔部50が設けられる。炎孔部50は、前側炎孔部501、右側炎孔部502、左側炎孔部503を備える。下側金属板32において、前側炎孔部501、右側炎孔部502、及び左側炎孔部503に囲まれる所定領域100には、ピラミッド状の中央絞り部60が形成される。中央絞り部60は下方に向けて突出する。そのような中央絞り部60には、さらに下方に向けて突出する補強絞り部71~73が形成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
上側金属板と下側金属板とを上下に重ね合わせて外周部を加締めることにより形成され、グリル庫の上側に設けられるプレート状のグリルバーナであって、
ガス流路を内側に備える本体部を備え、
前記下側金属板において前記本体部を形成する部分には、前記ガス流路と連通する複数の炎孔を配列してなる炎孔部が設けられ、
前記炎孔部は、
前記下側金属板の前端側にて左右方向に延設された前側炎孔部と、
前記前側炎孔部の右端部から後方に延設された右側炎孔部と、
前記前側炎孔部の左端部から後方に延設された左側炎孔部と
を備え、
前記下側金属板において、前記前側炎孔部、前記右側炎孔部、及び前記左側炎孔部に囲まれる所定領域には、下方に向けて突出するピラミッド状の中央絞り部が形成され、
前記中央絞り部には、さらに下方に向けて突出する補強絞り部が形成されたこと
を特徴とするグリルバーナ。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記本体部の後端側に設けられ、前記ガス流路に供給するガスと空気を外部から流入させる流入部と、
前記流入部と前記本体部の間に設けられ、前記流入部から流入したガスと空気を混合して前記ガス流路に供給する混合部と
を備え、
前記下側金属板において前記混合部を形成する部分には、下方に向けて突出し、前記流入部側から前記本体部側に向けて延びる混合絞り部が形成され、
前記補強絞り部は、少なくとも前記中央絞り部の頂点部よりも前側に設けられたこと
を特徴とする請求項1に記載のグリルバーナ。
【請求項3】
前記下側金属板において、
前記右側炎孔部の右側近傍には、下方に突出し且つ前記右側炎孔部と平行に前後方向に延びる略直線状の右側絞り部が設けられ、
前記左側炎孔部の左側近傍には、下方に突出し且つ前記左側炎孔部と平行に前後方向に延びる略直線状の左側絞り部が設けられたこと
を特徴とする請求項1に記載のグリルバーナ。
【請求項4】
前記補強絞り部は、前記所定領域の左右方向の中間位置を左右に跨ぐようにして設けられたこと
を特徴とする請求項1又は2に記載のグリルバーナ。
【請求項5】
前記補強絞り部は複数であって、前後方向に隙間を空けて並んで設けられたこと
を特徴とする請求項4に記載のグリルバーナ。
【請求項6】
前記補強絞り部は、左右方向に長い略矩形状に形成されたこと
を特徴とする請求項5に記載のグリルバーナ。
【請求項7】
グリル庫を備え、前記グリル庫の上側に請求項1に記載のグリルバーナを備えたこと
を特徴とする加熱調理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、グリルバーナ及び加熱調理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、グリル庫の上側にグリルバーナを備えたグリルが知られている。グリルバーナの下面である燃焼面には、バーナ炎孔群が底面視コの字型に配置される。その内側の領域には、点火直後における燃焼面の熱変形による歪みを防止する為、下方に向けて突出するピラミッド状の絞り部が形成されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-150884号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
バーナ炎孔群に対して点火電極は左右一方に設けられる。それ故、点火直後の燃焼面の温度上昇に伴い、左右方向において燃焼面の温度分布に偏りが生じる。これにより、絞り部に歪みが生じて予期しない熱変形が起きる可能性があった。熱変形が大きいと燃焼面に反転が起きて消火に至る可能性もあった。
【0005】
また、グリルバーナは2枚の金属板の外周部を加締めている。さらに空気とガスが混合される混合管の形状をガスが流れる上流側に設けている。このことから、熱変形は絞り部に集中し易い。また、金属板のプレス成形により、ピラミッドの稜線に撓みが生じる場合がある。この場合、温度上昇に伴い撓みが反転し、その際に生じる変形により異音が発生する可能性もあった。
【0006】
本発明の目的は、炎孔部に点火された直後に急激な温度上昇があっても熱変形を効果的に抑制できるグリルバーナ及び加熱調理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1のグリルバーナは、上側金属板と下側金属板とを上下に重ね合わせて外周部を加締めることにより形成され、グリル庫の上側に設けられるプレート状のグリルバーナであって、ガス流路を内側に備える本体部を備え、前記下側金属板において前記本体部を形成する部分には、前記ガス流路と連通する複数の炎孔を配列してなる炎孔部が設けられ、前記炎孔部は、前記下側金属板の前端側にて左右方向に延設された前側炎孔部と、前記前側炎孔部の右端部から後方に延設された右側炎孔部と、前記前側炎孔部の左端部から後方に延設された左側炎孔部と
を備え、前記下側金属板において、前記前側炎孔部、前記右側炎孔部、及び前記左側炎孔部に囲まれる所定領域には、下方に向けて突出するピラミッド状の中央絞り部が形成され、前記中央絞り部には、さらに下方に向けて突出する補強絞り部が形成されたことを特徴とする。
【0008】
請求項2のグリルバーナの前記本体部の後端側に設けられ、前記ガス流路に供給するガスと空気を外部から流入させる流入部と、前記流入部と前記本体部の間に設けられ、前記流入部から流入したガスと空気を混合して前記ガス流路に供給する混合部とを備え、前記下側金属板において前記混合部を形成する部分には、下方に向けて突出し、前記流入部側から前記本体部側に向けて延びる混合絞り部が形成され、前記補強絞り部は、少なくとも前記中央絞り部の頂点部よりも前側に設けられてもよい。
【0009】
請求項3のグリルバーナの前記下側金属板において、前記右側炎孔部の右側近傍には、下方に突出し且つ前記右側炎孔部と平行に前後方向に延びる略直線状の右側絞り部が設けられ、前記左側炎孔部の左側近傍には、下方に突出し且つ前記左側炎孔部と平行に前後方向に延びる略直線状の左側絞り部が設けられてもよい。
【0010】
請求項4のグリルバーナの前記補強絞り部は、前記所定領域の左右方向の中間位置を左右に跨ぐようにして設けられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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