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公開番号2024171891
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023089168
出願日2023-05-30
発明の名称画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06T 7/90 20170101AFI20241205BHJP(計算;計数)
要約【課題】 色変換の対象となる画像において重要な色を高精度に変換するための処理を提供することを目的とする。
【解決手段】 複数の撮像手段が複数のカラーパッチを含むカラーチャートを撮像して得られる画像における各カラーパッチに対応する色情報の組を取得し、複数の撮像手段が被写体を撮像して得られる画像において指定された色を表す色情報の組を取得し、取得した色情報の組に基づいて撮像手段間の色合わせのためのカラープロファイルを生成する。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
第1の撮像手段が複数のカラーパッチを含むカラーチャートを撮像して得られる画像における各カラーパッチに対応する色情報と、第2の撮像手段が前記カラーチャートを撮像して得られる画像における各カラーパッチに対応する色情報との組である第1の色情報の組を取得する第1取得手段と、
前記第1の撮像手段が被写体を撮像して得られる画像において指定された色を表す色情報と、前記第2の撮像手段が前記被写体を撮像して得られる画像において指定された色を表す色情報との組である第2の色情報の組を取得する第2取得手段と、
前記第1の色情報の組と前記第2の色情報の組とに基づいて、前記第1の撮像手段が前記被写体を撮像して得られる画像の色と前記第2の撮像手段が前記被写体を撮像して得られる画像の色とを合わせるためのカラープロファイルを生成する生成手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記カラープロファイルは、ルックアップテーブルであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記生成されたカラープロファイルを他の装置に出力する出力手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記第1の色情報の組に含まれる色情報の組ごとに重要度を設定し、前記第2の色情報の組に含まれる色情報の組ごとに重要度を設定する設定手段を更に有し、
前記生成手段は、前記設定された重要度に基づいて、前記カラープロファイルを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記生成手段は、前記重要度が高い色情報の組については同じ値の色情報の組を複数用いて前記カラープロファイルを生成することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記生成されたカラープロファイルが所定の基準を満たすか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記生成されたカラープロファイルが所定の基準を満たさないと判定された場合に、前記設定された重要度を変更する変更手段と、
を更に有することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記判定手段は、前記第1の撮像手段の撮像により得られる画像の色と、前記生成されたカラープロファイルを用いて変換された、前記第2の撮像手段の撮像により得られる画像の色との色差が閾値以下であるか否かを判定することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項8】
コンピュータを請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の画像処理装置として機能させるためのプログラム。
【請求項9】
第1の撮像手段が複数のカラーパッチを含むカラーチャートを撮像して得られる画像における各カラーパッチに対応する色情報と、第2の撮像手段が前記カラーチャートを撮像して得られる画像における各カラーパッチに対応する色情報との組である第1の色情報の組を取得し、
前記第1の撮像手段が被写体を撮像して得られる画像において指定された色を表す色情報と、前記第2の撮像手段が前記被写体を撮像して得られる画像において指定された色を表す色情報との組である第2の色情報の組を取得し、
前記第1の色情報の組と前記第2の色情報の組とに基づいて、前記第1の撮像手段が前記被写体を撮像して得られる画像の色と前記第2の撮像手段が前記被写体を撮像して得られる画像の色とを合わせるためのカラープロファイルを生成する、
ことを特徴とする画像処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、色変換技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、テレビ番組の放送や、スポーツ中継などのライブ放送のために、複数の撮像装置(カメラ)を用いて撮像を行い、撮像により得られた映像を合成して放送するシステムが知られている。例えばスポーツ中継では、あるカメラで試合会場全体を俯瞰する映像を撮像し、他のカメラで選手をさまざまな位置から撮像することで、試合の様子を中継している。このとき、複数の機種のカメラを用いて撮像を行うことが一般的となっている。
【0003】
ところが、カメラ間でメーカーやグレードが異なる場合、映像の品質も異なることになる。この結果、同じ被写体を映すカメラ間での切り替えを行った場合に、放送されている映像における被写体の色が変わってしまうことがあった。このため、カメラ間で表現される色が同じになるように、カメラマンやビデオエンジニア(VE)が放送前にカメラ調整を行う必要があった。カメラ間色合わせのためのカラープロファイルを生成する技術として特許文献1がある。特許文献1は、カラープロファイルを生成するために用いるパッチ画像のうちの信頼度の低いパッチ画像の重みを調整することが可能なユーザインタフェースを表示することを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-81725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、重要な色をパッチ画像において指定することはできるが、色変換の対象となる画像において重要な色(被写体の色など)がパッチ画像に含まれていないこともあるため、重要な色を高精度に変換できない場合があった。
【0006】
そこで本発明は、色変換の対象となる画像において重要な色を高精度に変換するための処理を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、第1の撮像手段が複数のカラーパッチを含むカラーチャートを撮像して得られる画像における各カラーパッチに対応する色情報と、第2の撮像手段が前記カラーチャートを撮像して得られる画像における各カラーパッチに対応する色情報との組である第1の色情報の組を取得する第1取得手段と、前記第1の撮像手段が被写体を撮像して得られる画像において指定された色を表す色情報と、前記第2の撮像手段が前記被写体を撮像して得られる画像において指定された色を表す色情報との組である第2の色情報の組を取得する第2取得手段と、前記第1の色情報の組と前記第2の色情報の組とに基づいて、前記第1の撮像手段が前記被写体を撮像して得られる画像の色と前記第2の撮像手段が前記被写体を撮像して得られる画像の色とを合わせるためのカラープロファイルを生成する生成手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、色変換の対象となる画像において重要な色を高精度に変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
撮像システムの構成例を示す図
画像処理装置のハードウェア構成例を示す図
画像処理装置の機能構成例を示す図
画像処理装置が実行する処理を示すフローチャート
ユーザインタフェースの例を示す図
画像処理装置の機能構成例を示す図
画像処理装置が実行する処理を示すフローチャート
ユーザインタフェースの例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、各実施形態について、図面を参照して説明する。尚、以下の実施形態は本発明を必ずしも限定するものではない。また、各実施形態において説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)

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