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公開番号2024171160
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-11
出願番号2023088081
出願日2023-05-29
発明の名称薬剤供給装置
出願人株式会社タカゾノ
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類A61J 3/00 20060101AFI20241204BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】薬剤を収容する収容部をメンテナンスするときの待ち時間を減らす。
【解決手段】薬剤供給装置は、回動部と、制御部とを備えている。回動部は、薬剤を収容する複数の収容部を備えている。複数の収容部が、軸線を中心とする円筒面に沿って配置されている。回動部は、軸線を中心として回動可能である。制御部は、収容部からの薬剤の供給、および回動部の回動を制御する。制御部は、収容部から薬剤を供給する処理中に、供給対象の薬剤を収容する収容部をメンテナンス位置へ移動させるための回動部の回動を実行する。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
薬剤を収容する複数の収容部を備え、前記複数の収容部が軸線を中心とする円筒面に沿って配置され、前記軸線を中心として回動可能な回動部と、
前記収容部からの前記薬剤の供給、および前記回動部の回動を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記収容部から前記薬剤を供給する処理中に、供給対象の前記薬剤を収容する前記収容部をメンテナンス位置へ移動させるための前記回動部の回動を実行する、薬剤供給装置。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記収容部から前記薬剤を供給できるか否かを判断し、
前記制御部は、前記収容部から前記薬剤が供給できないと判断される前に、前記回動部の回動を実行する、請求項1に記載の薬剤供給装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記収容部から前記薬剤を供給するための所定の動作を実行しても前記収容部から前記薬剤が供給されなかったとき、前記収容部から前記薬剤が供給できないと判断する、請求項2に記載の薬剤供給装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記収容部に収容されている前記薬剤の残量を記憶し、前記薬剤ごとに残量の閾値を設定可能であり、供給対象の前記薬剤を収容する前記収容部のうち、前記薬剤の残量が前記残量の閾値よりも少ない前記収容部を、前記メンテナンス位置へ移動させる、請求項1に記載の薬剤供給装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記収容部に収容されている前記薬剤の残量を記憶し、供給対象の前記薬剤を収容する前記収容部のうち、前記薬剤の残量が少ない前記収容部を、前記メンテナンス位置へ移動させる、請求項1に記載の薬剤供給装置。
【請求項6】
前記制御部は、複数の前記収容部の各々からの薬剤供給履歴に基づいて、ひとまとまりとして供給される複数種類の前記薬剤を収容する前記収容部が近くに配置されるように、前記収容部の配置を決定する、請求項1に記載の薬剤供給装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記回動部の回動範囲の中間位置を前記メンテナンス位置へ移動させる、請求項1に記載の薬剤供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、薬剤供給装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特開平9-216601号公報(特許文献1)には、薬剤収納取出装置が開示されている。薬剤収納取出装置は、ドラムを備えている。ドラムの外周には、周方向と上下方向とに複数の薬剤フィーダが設けられている。薬剤の取り出しによって薬剤フィーダが空になり、あるいは薬剤の収納量が少量になると、ドラムの周囲から薬剤フィーダの薬剤収納ケースを取外して内部に薬剤を補給する。この場合、駆動装置の作動によりドラムを回転して所定位置で停止し、ドラムの周囲1箇所より薬剤収納ケースの着脱を行なう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-216601号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
薬剤を収容する収容部が空になる、収容部の内部で薬剤の詰まりが発生する、収容部から薬剤を排出するための駆動力を発生する駆動機構に不具合が発生する、などの理由により、収容部から薬剤が取り出せなくなることがある。その場合、収容部をドラムから取り外して、薬剤を補充したり、薬剤の詰まりを解消したり、収容部を交換したりする、収容部のメンテナンスが行なわれる。メンテナンス対象の収容部は、ドラムを回転させることにより、所定のメンテナンス位置に移動する。収容部がメンテナンス位置に到達するまで、待ち時間が発生することがある。
【0005】
本開示では、収容部をメンテナンスするときの待ち時間を減らすことができる、薬剤供給装置が提案される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る薬剤供給装置は、回動部と、制御部とを備えている。回動部は、薬剤を収容する複数の収容部を備えている。複数の収容部が、軸線を中心とする円筒面に沿って配置されている。回動部は、軸線を中心として回動可能である。制御部は、収容部からの薬剤の供給、および回動部の回動を制御する。制御部は、収容部から薬剤を供給する処理中に、供給対象の薬剤を収容する収容部をメンテナンス位置へ移動させるための回動部の回動を実行する。
【0007】
上記の薬剤供給装置において、制御部は、収容部から薬剤を供給できるか否かを判断し、制御部は、収容部から薬剤が供給できないと判断される前に、回動部の回動を実行してもよい。
【0008】
上記の薬剤供給装置において、制御部は、収容部から薬剤を供給するための所定の動作を実行しても収容部から薬剤が供給されなかったとき、収容部から薬剤が供給できないと判断してもよい。
【0009】
上記の薬剤供給装置において、制御部は、収容部に収容されている薬剤の残量を記憶し、薬剤ごとに残量の閾値を設定可能であり、供給対象の薬剤を収容する収容部のうち、薬剤の残量が残量の閾値よりも少ない収容部を、メンテナンス位置へ移動させてもよい。
【0010】
上記の薬剤供給装置において、制御部は、収容部に収容されている薬剤の残量を記憶し、供給対象の薬剤を収容する収容部のうち、薬剤の残量が少ない収容部を、メンテナンス位置へ移動させてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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