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公開番号2024166307
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2024156514,2023121547
出願日2024-09-10,2020-03-24
発明の名称薬剤払出装置
出願人株式会社タカゾノ
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類A61J 3/00 20060101AFI20241121BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】薬剤の払い出しの所要時間をさらに短縮する。
【解決手段】搬送装置70は、各々が薬剤を収容する複数の薬剤収容部1を保管する保管位置10から、薬剤収容部1に収容されている薬剤が薬剤収容部1から取り出される受渡位置30へ、薬剤収容部1を搬送し、収容されている薬剤の一部が取り出された薬剤収容部1を、受渡位置30から保管位置10へ戻す。保管位置10と受渡位置30との間に、保管位置10から搬出され受渡位置30へ向かう薬剤収容部1を待機させる待機位置20が設けられる。次回の調剤で用いられないと判断された薬剤を収容する薬剤収容部1は、待機位置20から保管位置10へ戻される。次回の調剤でも用いられると判断された薬剤を収容する薬剤収容部1は、保管位置10へ戻されず、次回の調剤まで待機位置20で待機する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
各々が薬剤を収容する複数の薬剤収容部を保管する保管位置から、前記薬剤収容部に収容されている前記薬剤が前記薬剤収容部から取り出される受渡位置へ、前記薬剤収容部を搬送し、収容されている前記薬剤の一部が取り出された前記薬剤収容部を前記受渡位置から前記保管位置へ戻す、搬送装置と、
前記搬送装置による前記薬剤収容部の搬送を制御する搬送制御部とを備え、
前記保管位置と前記受渡位置との間に、前記保管位置から搬出され前記受渡位置へ向かう前記薬剤収容部を待機させる待機位置が設けられ、
調剤のために前記受渡位置へ搬送される前記薬剤収容部に収容されている薬剤が、次回の調剤でも用いられるか否かを判断する判断部をさらに備え、
前記搬送制御部は、
前記判断部が次回の調剤で用いられないと判断した薬剤を収容する前記薬剤収容部を前記待機位置から前記保管位置へ戻し、
前記判断部が次回の調剤でも用いられると判断した薬剤を収容する前記薬剤収容部を前記保管位置へ戻さず、次回の調剤まで前記待機位置で待機させる、薬剤払出装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記搬送制御部は、調剤中に、次回の調剤に用いられる薬剤を収容する前記薬剤収容部を、前記保管位置から前記待機位置へ搬送させる、請求項1に記載の薬剤払出装置。
【請求項3】
前記搬送制御部は、前記受渡位置で前記薬剤が取り出された前記薬剤収容部を、前記待機位置を経由して、前記保管位置へ搬送させる、請求項1または請求項2に記載の薬剤払出装置。
【請求項4】
前記保管位置と前記受渡位置との間に、前記受渡位置から前記保管位置へ戻される前記薬剤収容部を待機させる第2待機位置が設けられ、
前記搬送制御部は、前記受渡位置で前記薬剤が取り出された前記薬剤収容部を、前記第2待機位置を経由して、前記保管位置へ搬送させる、請求項1または請求項2に記載の薬剤払出装置。
【請求項5】
前記保管位置は、前記薬剤収容部の搬出入ポートを有し、
前記保管位置における前記薬剤収容部の配置を決定する配置決定部をさらに備え、
前記配置決定部は、過去の履歴で前記受渡位置へ搬送される頻度がより高い前記薬剤を収容する前記薬剤収容部を、前記保管位置のうち、前記搬出入ポートのより近くに配置する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の薬剤払出装置。
【請求項6】
前記薬剤払出装置を使用する使用者に前記保管位置における前記薬剤収容部の配置を案内する案内部をさらに備える、請求項5に記載の薬剤払出装置。
【請求項7】
前記保管位置における前記薬剤収容部の位置を変更する位置変更部をさらに備える、請求項5に記載の薬剤払出装置。
【請求項8】
前記薬剤収容部を前記保管位置に戻すときに、前記保管位置における前記薬剤収容部の配置が変更される、請求項6または請求項7に記載の薬剤払出装置。
【請求項9】
前記保管位置から前記薬剤収容部が搬出されない間に、前記保管位置における前記薬剤収容部の配置が変更される、請求項6または請求項7に記載の薬剤払出装置。
【請求項10】
前記受渡位置において、前記薬剤払出装置を使用する使用者が前記薬剤収容部から前記薬剤を取り出す、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の薬剤払出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、薬剤払出装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
国際公開2016/047487号(特許文献1)には、薬剤シートを収容する薬剤収容カセットをカセット棚から取り出して受渡部へ渡す搬送を順次に繰り返した後に、薬剤シートの払出しが完了した薬剤収容カセットを受渡部からカセット棚へ戻す搬送を順次に繰り返すことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2016/047487号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
薬剤払出装置においては、薬剤を払い出すために必要な時間を短縮することが望まれる。上記文献には、薬剤収容カセットの移動速度を高速化する、薬剤収容カセットの移動と薬剤収容カセットからの薬剤シートの払い出しを並行して行なう、などの処理により、薬剤シートを払い出すのに必要とされる時間を短縮することが記載されているが、未だ改善の余地がある。
【0005】
本開示では、薬剤の払い出しの所要時間をさらに短縮できる、薬剤払出装置が提案される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に従うと、薬剤収容部を搬送する搬送装置と、搬送装置による薬剤収容部の搬送を制御する搬送制御部とを備える、薬剤払出装置が提案される。搬送装置は、各々が薬剤を収容する複数の薬剤収容部を保管する保管位置から、薬剤収容部に収容されている薬剤が薬剤収容部から取り出される受渡位置へ、薬剤収容部を搬送する。搬送装置は、収容されている薬剤の一部が取り出された薬剤収容部を、受渡位置から保管位置へ戻す。保管位置と受渡位置との間に、保管位置から搬出され受渡位置へ向かう薬剤収容部を待機させる待機位置が設けられる。薬剤払出装置は、調剤のために受渡位置へ搬送される薬剤収容部に収容されている薬剤が、次回の調剤でも用いられるか否かを判断する判断部をさらに備えている。搬送制御部は、判断部が次回の調剤で用いられないと判断した薬剤を収容する薬剤収容部を、待機位置から保管位置へ戻す。搬送制御部は、判断部が次回の調剤でも用いられると判断した薬剤を収容する薬剤収容部を、保管位置へ戻さず、次回の調剤まで待機位置で待機させる。
【0007】
上記の薬剤払出装置において、搬送制御部は、調剤中に、次回の調剤に用いられる薬剤を収容する薬剤収容部を、保管位置から待機位置へ搬送させてもよい。
【0008】
上記の薬剤払出装置において、搬送制御部は、受渡位置で薬剤が取り出された薬剤収容部を、待機位置を経由して、保管位置へ搬送させてもよい。
【0009】
上記の薬剤払出装置において、保管位置と受渡位置との間に、受渡位置から保管位置へ戻される薬剤収容部を待機させる第2待機位置が設けられ、搬送制御部は、受渡位置で薬剤が取り出された薬剤収容部を、第2待機位置を経由して、保管位置へ搬送させてもよい。
【0010】
上記の薬剤払出装置において、保管位置は、薬剤収容部の搬出入ポートを有し、薬剤払出装置は保管位置における薬剤収容部の配置を決定する配置決定部をさらに備え、配置決定部は、過去の履歴で受渡位置へ搬送される頻度がより高い薬剤を収容する薬剤収容部を、保管位置のうち、搬出入ポートのより近くに配置してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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