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公開番号2024161049
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-15
出願番号2024140901,2023127670
出願日2024-08-22,2019-10-31
発明の名称芯体の再利用方法
出願人株式会社タカゾノ
代理人弁理士法人藤本パートナーズ
主分類B65H 75/18 20060101AFI20241108BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】包材を使い切った後の芯体の再利用方法を提供する。
【解決手段】回転可能に設けられた支持軸の外周に装着されたときには、第1凹部が、支持軸の基端部の位置に設けられた第1突起部に嵌合することで、支持軸と一体的に回転可能となり、支持軸の外周に装着される際には、第2凹部が、支持軸の先端部の位置に設けられた第2突起部に係合することで、第1突起部と第1凹部とが支持軸の周方向に位置合わせされる、芯体を用い、芯体に先に巻回されていた長尺のシートを使い切った後に、該芯体に、該芯体の外径寸法よりも大きな内径寸法を有する第2の芯体に新たな長尺のシートを巻回することによりあらかじめ製作された第2の巻回体を取り付ける。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
芯体であって、
円筒状に形成され、
外周に長尺のシートを巻回可能であり、
円筒状の内周部を備え、一端部および他端部を有し、
前記内周部には、
前記一端部の位置に設けられ、径方向外方に凹む第1凹部と、
前記一端部の位置から前記他端部の位置にわたって設けられ、径方向外方に凹み、前記第1凹部に比べて、前記内周部に対する径方向外方への凹み量が小さい第2凹部と、が形成されており、
回転可能に設けられた支持軸の外周に、前記一端部側から装着可能であり、
前記支持軸の外周に装着されたときには、前記第1凹部が、前記支持軸の基端部の位置に設けられた第1突起部に嵌合することで、前記支持軸と一体的に回転可能となり、
前記支持軸の外周に装着される際には、前記第2凹部が、前記支持軸の先端部の位置に設けられた第2突起部に係合することで、前記第1突起部と前記第1凹部とが前記支持軸の周方向に位置合わせされる、芯体を用い、
前記芯体に先に巻回されていた長尺のシートを使い切った後に、該芯体に、該芯体の外径寸法よりも大きな内径寸法を有する第2の芯体に新たな長尺のシートを巻回することによりあらかじめ製作された第2の巻回体を取り付けることを含む、芯体の再利用方法。
続きを表示(約 94 文字)【請求項2】
前記芯体に前記第2の巻回体を取り付けた状態において、前記芯体の外周面と前記第2の芯体の内周面との間にスペーサを介在させる、請求項1に記載の芯体の再利用方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、帯状のシートである包材を巻いた状態とした巻回体を構成する芯体の再利用方法に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
帯状のシートである包材を用いて薬剤を包装する薬剤包装装置が存在する。このような薬剤包装装置が備える包材の支持装置の一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の構成は、基台(特許文献1の記載では「機体」、以下のかっこ書きにつき同じ)から支持軸(給紙ドラム)が突出しており、基台により支持軸が回転可能に支持されている。支持軸の外周には芯体(芯筒)が装着される。芯体の外周には包材(包装用紙)が巻回されていてロール状の巻回体とされている。巻回体から順次引き出された包材に対して薬剤を包装することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公昭56-44757号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、昨今では例えば資源の節約が求められている。
【0005】
そこで本発明は、包材を使い切った後の芯体を再利用することで、芯体を繰り返して使用できる、芯体の再利用方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、芯体であって、円筒状に形成され、外周に長尺のシートを巻回可能であり、円筒状の内周部を備え、一端部および他端部を有し、前記内周部には、前記一端部の位置に設けられ、径方向外方に凹む第1凹部と、前記一端部の位置から前記他端部の位置にわたって設けられ、径方向外方に凹み、前記第1凹部に比べて、前記内周部に対する径方向外方への凹み量が小さい第2凹部と、が形成されており、回転可能に設けられた支持軸の外周に、前記一端部側から装着可能であり、前記支持軸の外周に装着されたときには、前記第1凹部が、前記支持軸の基端部の位置に設けられた第1突起部に嵌合することで、前記支持軸と一体的に回転可能となり、前記支持軸の外周に装着される際には、前記第2凹部が、前記支持軸の先端部の位置に設けられた第2突起部に係合することで、前記第1突起部と前記第1凹部とが前記支持軸の周方向に位置合わせされる、芯体を用い、前記芯体に先に巻回されていた長尺のシートを使い切った後に、該芯体に、該芯体の外径寸法よりも大きな内径寸法を有する第2の芯体に新たな長尺のシートを巻回することによりあらかじめ製作された第2の巻回体を取り付けることを含む、芯体の再利用方法である。
【0007】
また、前記芯体に前記第2の巻回体を取り付けた状態において、前記芯体の外周面と前記第2の芯体の内周面との間にスペーサを介在させることができる。
【0008】
これらによると、芯体を繰り返して使用できる。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、包材を使い切った後の芯体を再利用することで、芯体を繰り返して使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る薬剤包装装置における包装部の概略構成を示す斜視図である。
前記包装部のうち支持軸と巻回体における芯体とを示す斜視図である。
前記芯体の軸線に沿う半断面斜視図である。
前記包装部のうち支持軸と装着状態とした前記芯体を示す斜視図である。
前記支持軸に対して前記芯体の周方向の位置合わせが行われる様子を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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