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公開番号
2024170773
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-11
出願番号
2023087482
出願日
2023-05-29
発明の名称
薬剤分包装置
出願人
株式会社タカゾノ
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
A61J
3/00 20060101AFI20241204BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】薬剤を分包するための所要時間を短縮する。
【解決手段】制御装置ユニットには、薬剤分包装置に分包動作を開始させる分包指示より前に、薬剤の分包情報を有する分包情報信号、および、薬剤補充部による薬剤の補充を開始させる補充指示が入力される。制御装置ユニットは、上記分包指示が入力される前に、上記補充指示に基づいて、上記分包情報に応じて薬剤を供給する薬剤供給装置の薬剤供給部に対する薬剤補充部による薬剤の補充を開始させ、かつ、薬剤補充部による薬剤の補充後に薬剤供給部を駆動させて薬剤受け位置から搬送されて先頭に位置する薬剤が排出部に到達する前に薬剤供給部の駆動を停止させる。
【選択図】図48
特許請求の範囲
【請求項1】
薬剤を分包する薬剤分包装置であって、
前記薬剤を供給する複数の薬剤供給装置を有し、前記複数の薬剤供給装置の中から選択された薬剤供給装置から前記薬剤を一包分ずつ供給する薬剤供給装置ユニットと、
前記薬剤供給装置ユニットから供給された前記薬剤を一包分ずつ包装する薬剤包装装置ユニットと、
前記薬剤供給装置ユニットおよび前記薬剤包装装置ユニットの各々を制御する制御装置ユニットとを備え、
前記複数の薬剤供給装置のうちの少なくとも1つの薬剤供給装置は、
補充された前記薬剤を受ける薬剤受け位置を有し、該薬剤受け位置から前記薬剤を整列させつつ搬送し、排出部から前記薬剤を先頭から順に1つずつ排出して供給する薬剤供給部と、
前記薬剤受け位置に前記薬剤を補充する薬剤補充部とを含み、
前記制御装置ユニットには、前記薬剤分包装置に分包動作を開始させる分包指示より前に、前記薬剤の分包情報を有する分包情報信号、および、前記薬剤補充部による前記薬剤の補充を開始させる補充指示が入力され、
前記制御装置ユニットは、前記分包指示が入力される前に、前記補充指示に基づいて、前記分包情報に応じて前記薬剤を供給する薬剤供給装置の前記薬剤供給部に対する前記薬剤補充部による前記薬剤の補充を開始させ、かつ、前記薬剤補充部による前記薬剤の補充後に前記薬剤供給部を駆動させて前記薬剤受け位置から搬送されて先頭に位置する薬剤が前記排出部に到達する前に前記薬剤供給部の駆動を停止させる、薬剤分包装置。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記制御装置ユニットは、前記薬剤供給部が前記薬剤を供給するために駆動開始した駆動開始時点からの経過時間を把握可能に構成されており、かつ、前記経過時間に応じて、前記薬剤供給部を駆動させるモータの回転速度を加速させる、請求項1に記載の薬剤分包装置。
【請求項3】
前記制御装置ユニットは、前記排出部から排出されて供給された薬剤の前記駆動開始時点から該薬剤が排出されて供給されるまでの所要時間を把握可能に構成されており、かつ、前記所要時間に応じて、次の薬剤を供給するために前記薬剤供給部を駆動させるときの前記モータの回転速度を段階的に変化させる、請求項2に記載の薬剤分包装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、薬剤分包装置に関する。
続きを表示(約 4,800 文字)
【背景技術】
【0002】
薬剤分包装置の構成を開示した先行文献として、国際公開第2016/013553号(特許文献1)がある。特許文献1に記載された薬剤分包装置は、自動薬剤供給部、手撒き薬剤供給部、薬剤分包部および制御装置を備える。自動薬剤供給部には、薬剤供給装置が取り外し可能に装着されている。薬剤供給装置は、第1回転体と第2回転体とガイド部材とを含む薬剤払出部を備える。第1回転体は、水平面に対して傾斜した状態で回転可能に配置される円形面を有する。第2回転体は、第1回転体の外周側に回転可能に配置され、上記水平面上に配置される環状面を有する。ガイド部材は、第1回転体の円形面の上方に配置され、上記円形面に対して径方向に延び、かつ、径方向外側に向かうに従って第1回転体の回転方向下流側に位置し、第1回転体の回転により第1回転体上に載置された薬剤が当接可能となるガイド面を有する。薬剤供給装置は、薬剤払出部に薬剤を補充する薬剤補充部をさらに備える。薬剤補充部は、薬剤払出部での薬剤の補充状況に基づいて薬剤を補充可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2016/013553号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
薬剤分包装置には、薬剤を分包するための所要時間を短縮することが求められている。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、薬剤を分包するための所要時間を短縮することができる、薬剤分包装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に基づく薬剤分包装置は、薬剤を分包する薬剤分包装置である。薬剤分包装置は、薬剤供給装置ユニットと、薬剤包装装置ユニットと、制御装置ユニットとを備える。薬剤供給装置ユニットは、薬剤を供給する複数の薬剤供給装置を有し、複数の薬剤供給装置の中から選択された薬剤供給装置から薬剤を一包分ずつ供給する。薬剤包装装置ユニットは、薬剤供給装置ユニットから供給された薬剤を一包分ずつ包装する。制御装置ユニットは、薬剤供給装置ユニットおよび薬剤包装装置ユニットの各々を制御する。複数の薬剤供給装置のうちの少なくとも1つの薬剤供給装置は、薬剤供給部と薬剤補充部とを含む。薬剤供給部は、補充された薬剤を受ける薬剤受け位置を有し、薬剤受け位置から薬剤を整列させつつ搬送し、排出部から薬剤を先頭から順に1つずつ排出して供給する。薬剤補充部は、薬剤受け位置に薬剤を補充する。制御装置ユニットには、薬剤分包装置に分包動作を開始させる分包指示より前に、薬剤の分包情報を有する分包情報信号、および、薬剤補充部による薬剤の補充を開始させる補充指示が入力される。制御装置ユニットは、上記分包指示が入力される前に、上記補充指示に基づいて、上記分包情報に応じて薬剤を供給する薬剤供給装置の薬剤供給部に対する薬剤補充部による薬剤の補充を開始させ、かつ、薬剤補充部による薬剤の補充後に薬剤供給部を駆動させて薬剤受け位置から搬送されて先頭に位置する薬剤が排出部に到達する前に薬剤供給部の駆動を停止させる。
【0006】
本発明の一形態においては、制御装置ユニットは、薬剤供給部が薬剤を供給するために駆動開始した駆動開始時点からの経過時間を把握可能に構成されており、かつ、上記経過時間に応じて、薬剤供給部を駆動させるモータの回転速度を加速させる。
【0007】
本発明の一形態においては、制御装置ユニットは、排出部から排出されて供給された薬剤の駆動開始時点からこの薬剤が排出されて供給されるまでの所要時間を把握可能に構成されており、かつ、上記所要時間に応じて、次の薬剤を供給するために薬剤供給部を駆動させるときのモータの回転速度を段階的に変化させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、薬剤を分包するための所要時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る薬剤分包装置の外観を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤分包装置の構成を示す縦断面図である。
図2の薬剤分包装置を矢印III方向から見た平面図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置の構成を示す正面図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置が備える薬剤供給部の構成を示す斜視図である。
図5の薬剤供給部を矢印VI方向から見た平面図である。
図5の薬剤供給部を矢印VII方向から見た斜視図である。
図5の薬剤供給部を矢印VIII方向から見た図である。
図5の薬剤供給部を矢印IX方向から見た図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置が備える薬剤供給部が含む回転体の構成を示す側面図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置が備える薬剤供給部に含まれる蓋部材の外観を示す斜視図である。
図11の蓋部材を矢印XII方向から見た図である。
図12の蓋部材を矢印XIII方向から見た図である。
図13の蓋部材を矢印XIV方向から見た図である。
図13の蓋部材を矢印XV方向から見た図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置が備える薬剤供給部に含まれる開閉部材の外観を示す斜視図である。
図16の開閉部材を矢印XVII方向から見た図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置が備える薬剤供給部において、開閉部が上方に回動して排出部が開いた状態を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置が備える薬剤補充部の薬剤収容容器の構成を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置が備える薬剤補充部の薬剤収容容器において、外蓋を取り外した状態を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置が備える薬剤補充部の薬剤収容容器において、蓋部を取り外した状態を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置が備える薬剤補充部の薬剤収容容器において、蓋部を取り外した状態を示す側面図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置が備える薬剤補充部の薬剤収容容器において、蓋部を取り外した状態を示す平面図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置が備える薬剤補充部の薬剤収容容器において、蓋部を取り外した状態を示す底面図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置が備える薬剤補充部の薬剤収容容器において、蓋部を取り外した状態を示す縦断面図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置が備える薬剤補充部の薬剤収容容器の開口部側の形状を示す部分斜視図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置が備えるベース部の構成を示す部分斜視図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置が備えるベース部の構成を示す部分背面図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置が備える薬剤供給部が、ベース部に装着された状態を示す部分斜視図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置が備えるベース部に薬剤供給部および薬剤収容容器の各々が取り付けられた状態において、ベース部の一部のカバーを取り外した状態を示す正面図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置から、薬剤収容容器およびベース部の一部のカバーを取り外した状態を示す正面側斜視図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置からベース部の他の一部のカバーを取り外した状態を示す背面側斜視図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤分包装置の接続系統を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置の接続系統を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤分包装置が処方情報に応じて動作する際のタイムチャートである。
処方情報および分包情報を説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤分包装置が備える操作パネルに表示される処方画面の初期画面を示す図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤分包装置が備える操作パネルに処方情報および分包情報が入力された際に表示される処方画面を示す図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤分包装置が備える操作パネルに表示される選択画面の初期画面を示す図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤分包装置が備える操作パネルに表示される充填指示画面を示す図である。
第1薬剤供給装置Aへの薬剤M1の割り当てが完了した状態において操作パネルに表示される選択画面を示す図である。
本発明の一実施形態に係る薬剤分包装置が備える操作パネルに表示される配分画面を示す図面である。
第1薬剤供給装置Aから薬剤M4の供給が完了した後に、処方情報および分包情報が入力された操作パネルに表示される選択画面の初期画面を示す図である。
第1薬剤供給装置Aから薬剤M1の供給が完了した後に、処方情報および分包情報が入力された操作パネルに表示される選択画面の初期画面を示す図である。
清掃待ち選択領域R2を選択する選択操作がされた際に操作パネルに表示される充填指示画面を示す図である。
読取部によって識別コードが読み取られる前の状態において操作パネルに表示される充填指示画面を示す図である。
本発明の一実施形態の第1変形例に係る薬剤分包装置が処方情報に応じて動作する際のタイムチャートである。
本発明の一実施形態の第1変形例に係る薬剤分包装置において、主制御部から補充指示が入力された薬剤供給装置の制御部における動作を説明するフローチャートである。
主制御部から一処方における薬剤の必要数を入力された薬剤供給装置の制御部における動作を説明するフローチャートである。
主制御部から一包における薬剤の必要数および供給指示を入力された薬剤供給装置の制御部における動作を説明するフローチャートである。
薬剤供給部によって薬剤を供給する際の制御部における動作を説明するフローチャートである。
薬剤供給部によって薬剤を供給する際の制御部における動作の図51の参照1から参照3までの工程を説明するフローチャートである。
薬剤供給部によって薬剤を供給する際の制御部における動作の図51の参照2から参照3までの工程を説明するフローチャートである。
薬剤供給部によって薬剤を供給する際の制御部における動作の図53の参照4から参照3までの工程を説明するフローチャートである。
薬剤供給部によって供給された薬剤を計数する際の制御部における動作を説明するフローチャートである。
本発明の一実施形態の第2変形例に係る薬剤分包装置が処方情報に応じて動作する際のタイムチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態に係る薬剤分包装置について図を参照して説明する。以下の実施形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰返さない。
(【0011】以降は省略されています)
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